Lee Van Corteza and Kuo Szu Ting
won 31st Japan open.
July 16th 2018. Tokyo, Japan.
東京・竹芝『ニューピアホール』特設会場で
行われていた、
ポケットビリヤード国内最大級のオープン戦、
東京『ニューピアホール』特設会場で行われていた
『ジャパンオープン』が先ほど閉幕しました。
男子は3日間・10ボールで405名が、
女子は2日間・9ボールで91名が競いました。
※ジャパンオープンの経過や結果は公式サイトにて
https://billi-walker.jp/jpba/japanopen/2018
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男子の部は、
フィリピントッププロの
リー・バン・コルテッザがベスト16から、
杉原匡、鄭喻軒、呉坤霖を倒して、
ファイナルへと進み、
最後は日本No.1、大井直幸に8-7で勝利。
初優勝を飾りました。
優勝:L・V・コルテッザ(フィリピン) ……左2
2位:大井直幸 ……右2
3位:北谷好宏 ……左
呉坤霖(台湾) ……右
大井プロは、まさにワールドクラスの
プレー内容で大会初日から駆け抜け、
ファイナルも中盤までは
コルテッザを圧倒していたかに見えました。
しかし、コルテッザも
ランアウトの山を築いて反撃開始。
ヒルヒル7-7に追い付いて、最後は、
大井プロの1番縦バンク&セーフの
ほころびを、ジャンプショットで粉砕。
そこから取り切って勝利しました。
2013年大会、土方隼斗に敗れて準優勝だった
コルテッザ。5年越しの初Vです。
…………
一方、女子の部は
台湾若手トップクラスの郭思廷が、
ベスト8で谷山和子、
セミファイナルでは
本大会優勝2度の
河原千尋を倒してファイナルへ。
最後は、6度目の優勝を目指す
日本の女王、梶谷景美を7-5で抑え、
初優勝を飾りました。
優勝:郭思廷(台湾) ……右2
2位:梶谷景美 ……左2
3位:河原千尋 ……右
陳佳樺(台湾) ……左
ファイナルは見応えある接戦に。
中盤、梶谷プロが抜け出したかに見えましたが、
郭が再び集中モードに入って、
4-5から3連取で逆転優勝。
プレー中も普段もクールな郭ですが、
ゲームボールを入れた直後に咆哮。
全身で喜びを表していました。
大井プロはあと1点、
そして梶谷プロはあと2点。
優勝まであとわずかのところでの敗戦。
国際オープンで勝ち切ることの難しさを
感じさせられた今年のジャパンオープン。
しかし、両プロの戦いを含め、好ゲームが多く、
見る側としては最後まで観戦と応援を楽しめた
1日だったのではないでしょうか。