昨日の『ジャパンオープン』会場にて、
奥村健プロ(元JPBA、現JPBF)の
『日本撞球殿堂』入りの表彰が行われました。
この日本撞球殿堂は、
BCJ(日本ビリヤード商工連合会)が、
「日本のビリヤード界の発展に大きな貢献を
された方々の功績を永久に讃えるため」に
2004年に創設したもので、今までに
計9名の方々が殿堂入りを果たしていました
(奥村プロが10人目)。
その中には、
日本女子選手のパイオニア、
原田美恵子さん(元JPBA)や、
スリークッションで初の
日本人世界チャンピオンになった
小林伸明プロ(JPBF)、
「曲球の神様」として世界中から
敬愛された木村義一プロ(JPBA。故人)と
いったプレイヤーの名も見られます。
※歴代表彰者一覧はこちら
奥村健プロは1994年の
『9ボール世界選手権』で日本人初の
世界チャンピオンになった他、
『全日本選手権』で通算7度の優勝を飾るなど、
プール(ポケットビリヤード)界で
数々の金字塔を打ち立て、
国内競技ビリヤード界の発展に貢献しました。
その功績を讃えての殿堂入りとなります。
奥村プロは2007年をもってJPBA
(日本プロポケットビリヤード連盟)を退会し、
2008年からはJPBF
(日本プロビリヤード連盟)のプロ、
すなわちキャロムビリヤードのプロプレイヤーとして
競技活動に打ち込んでいます。
現在も、『全日本14-1』や
『ジャパンオープン』といったいくつかの
プール公式戦にも参戦し、
後輩・若手とキューを交えています。
表彰式では、BCJ会長の土井堅介氏から
奥村プロに感謝状(盾)と
記念パネル(CUE’S誌による特別製作)が
贈られました。
以下、表彰式の模様とショートインタビューの動画↓
奥村プロの登壇は1分50秒頃から。
(撮影:On the hill ! )
…………
BD個人的には、
奥村プロが2005年の全日本選手権で、
10年ぶり7度目の優勝を決めたシーンを
今もよく思い出します。
まさにその時のプレー写真が、
記念パネルで使われていました。
奥村プロ、おめでとうございます。