国内ビリヤード用品取り扱い大手の
NEW ARTより、
「珍しい場所へのテーブル設置の
案件がありますので、ご覧になりませんか？」
と連絡をいただき、
ある晴れた日に行って参りました。
向かった先は……。
…………
埼玉の『アトレ川越』。
今回の現場はアパレルショップや
催事場ではありません。
業務用エレベーターで、
一気に屋上へと上がって行きます。
…………
アトレ川越の屋上と言えば、
毎年4月下旬～9月末は
ビヤガーデンの季節。
正式名称を、
『アトレマルヒロ屋上ビヤガーデン』
と言い、近隣の人たちに愛されています。
当然ながら、BDが訪れたのは
営業時間前なので飲めませんが……。
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詳しい経緯はわかりませんが、
「今年はビリヤードを置こう！」と
ビヤガーデン側から依頼があり、
世にも珍しい、
“ビリヤードテーブル at ビヤガーデン”が
実現することに。
NEW ARTテーブルメンテナンススタッフも、
「ビヤガーデンは初めてです。
そもそも屋外に設置するというのは
我々も数えるほどしかなく、
しかも常設となるとほとんど例がありません」
と語ります。
BDが訪れた時はちょうど、
スレート（石板）にラシャを張り、
クッションレールを取り付けようか
という段階でした。
…………
アトレ川越の屋上はなかなかに広く、
ビヤガーデンの営業時間は
さぞや賑わいを見せるのだろうなと
想像できます。
頭上には青い空が広がりますが、
四方には壁があり、
川越の街を眼下に望みながら一杯……
という訳にはいきません。
しかし、小窓から街の様子を
眺めることは出来ます。
川越は埼玉西部を代表する都市の一つ。
近年は、城下町の面影を色濃く残す
『小江戸』と呼ばれる町並みを目当てに
多くの観光客が訪れています。
小江戸観光からのビヤガーデン、
なんてのもオツかもしれません。
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上半身裸で開店準備にいそしむ、
陽に焼けたビヤガーデンのスタッフたちが
興味津々でこちらの様子を見に来る中、
着々とテーブルの組み立ては進んでいきます。
今回のテーブルはいわゆる
「ブランズウィックタイプモデル」。
9フィート台です。
ビヤガーデンに来たお客さんが
支障なく普通にプレー出来るように、
きっちり丁寧に組み上げて行きます。
設置日はまだ梅雨入り前でしたが、
川越市の最高気温は約30度。
アトレ川越の屋上は、
たまに風が吹き抜けていくとはいえ、
直射日光でかなり暑く・眩しく、
スタッフさんたちも文字通り
額に汗する現場となりました。
…………
設置完了！
ここまで読んでくださった方の頭には
大きな疑問が浮かんでいると思います。
「雨の日は……どうするの!?」と。
ビヤガーデン側から聞いたところによると、
「テーブルカバーをかける」
「テーブルの足元に台車をセットして
屋根のある所に移動する」
という対策を講じるとのことでした。
（※天候不順時はビヤガーデン自体が
閉店になる場合もあるようです）
もちろんこれは、
コンディション&水平の維持
という観点からすると、
誰にでも勧められるやり方では
ありませんが、そこはそれ。
ここはビリヤード場ではありません。
ビアガーデンに来てくれたお客さんが、
「ノリで」でも「ついでに」でも構わないので、
ビリヤードに触れて、楽しんでくれたらと
願わずにはいられません。
……以上、現場より、
ビールを飲まずに帰って来たBDでした。
川越在住あるいは近隣の、
ビリヤード好きでビール好きの方、
アトレ川越ビヤガーデンに
ぜひ行ってみてください。
※現在、「バーベキュー&ビリヤードプラン」
という形で、1日1組様限定（1人5,000円）で
受け付けているとのこと。
予約や問い合わせは049-225-3182
（ビアガーデン直通）まで。
営業時間は17時～22時30分
（土日祝は16時～）。
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