2017年3Cポイントランキング2位。
日本キャロム界の若きトッププロ、森雄介。
その森プロの使用キューが7月末より
新しくなりました。
MUSASHI(ADAM JAPAN)です。
この前も同じくMUSASHIで、
ブラウン基調の渋いデザインでした。
一転して、新しいMUSASHIは、
ご覧のようにハギが大きく入れられていて、
かなりビビッドで目を引くカラーです。
剣ハギとタケノコハギ(バタフライ)を
組み合わせた
『4剣・バタフライ』というデザイン。
これは世界でも指折りの
ハギ職人として知られる
ADAM JAPANの粕谷氏の手によるもの。
バットにはE. Kasuyaの銘も見られます。
バットのベース材はバーズアイメイプルと
ココボロ。
森プロはグリップゴムを巻く派ですが、
キューデザインが見えるように、
透明なグリップゴムをチョイス。
タップは『KEN』(ADAM JAPAN)。
ジョイントは10山で
シャフトは『Solid 8 VI』。
ADAM JAPANによると、
「『4剣・バタフライ』MUSASHIを
少量は一般販売する予定があります。
しかし、これを作るのには、
長ハギMUSASHI4本分の材料と、
それ相応の時間と労力がかかるので、
たくさんは作れません」
とのこと。
そんな特別なモデルを手にした3日目で、
いきなり『全関東3C選手権』3位と
結果を残した森プロ。
ご本人に、新モデルの使用感を聞いてみます。
森雄介・談:
「これは僕にとって生涯7本目のキャロムキュー。
そのうち『ロンゴーニ』が3本で、
『MUSASHI』がこの新モデルを入れて4本。
ポケットキューも別に1本あります。
今回の新モデルのデザインや仕様は、
完全に粕谷さんにお任せです。
非常に良いものを作ってくださって、
しかも初めから相性が良いので、
気持ち良く使わせていただいています。
見た目も最高ですよね。
今までのはだいぶ渋い、
おじさんっぽいデザインだったので(笑)、
新作を初めて見た時には驚きましたけど、
鮮やかで、かなり好みです。
一つ前のキューとは、
バランスもシャフトの性質も
全然違っています。
以前はノーマルシャフトで
今回はハイテクシャフト。
もちろん球の動きは違うんですけど、
そんなに予想と違う動きをすることはないし、
初めからしっくり来ていて
違和感はありません。
バットが結構柔らかいので、
それが自分に合っているんでしょうね。
もともとキューのことは結構気になるタイプで、
バランスや打感など、
最初の感覚が合わないなと感じたキューとは
お別れするのも早いんですけど、
これは相性バッチリです。
試合でもちゃんと当てられましたし、
長い付き合いになると思います」
(了)