日曜日(8/12)に
池袋『ロサ』で行われた、
『PREMIER SEVEN-プレミアセブン-vol.0-2』
(主催は株式会社ジャストドゥイット)
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結果はこちらの記事の通りですが、
写真をざざざっと並べつつ、
会場の雰囲気をより詳しくお伝えします。
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朝9:30。
Just Do it谷崎社長の開会の挨拶や、
契約プロ達の挨拶、ルール説明などなど。
この場で、次回はロサにて
12月23日(日)開催であること。
そして、2019年春より
「特設会場での開催を予定」という
プランが明かされました。
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午前10時、試合開始。
VIPルームも使って、
一斉に予選ラウンドスタート。
広いロサと言えど、
約180人がテーブルを取り囲む様は
熱気いっぱいで壮観の一言。
緊張感はあるものの、殺伐とした空気ではなく、
和やかな良い雰囲気です。
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こっそり? リラックスモードで
出ているプロの姿も。
上の画像は井澤勝幸プロ、
下は水下広之プロです。
「こっそりしっかり勝ちに来ました(笑)」
(水下)
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会場にはこれまで同様、
飲食エリア、
物販ブース(キューショップジャパン)、
プロチャレンジマッチテーブル
(土方隼斗プロは42戦したとか)、
福田豊レッスンテーブル(19名受講)
……という各種イベントがありました。
新たな試みとして、
「1Shotチャレンジ」が登場。
これは文字通り、
ある特定の配置に1回(1ショット)だけ
挑戦する、腕試し系イベント。
配置は、トランプ状のショットカードを
チャレンジャー自らが無作為に引いて決定。
易しいシュートの配置から、
プロでも厳しい空クッションや
ポジションが求められる配置まで、
難易度は様々です。
どんな配置を引こうとも、
1回しか撞けないというのがミソ。
「わ~、行き過ぎた~」(画像)などと、
常時盛り上がっていました。
「も、もう一回……」という人も多く、
累計164回のチャレンジがあったとか。
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『プレミア大抽選会』は今回も注目度高し。
大型TVを始めとする
数々の豪華賞品が当たる抽選会が、
1時間に1度のペースで行われます。
抽選券は受け付け時にもらえるだけでなく、
様々なサブイベントでゲット出来たり、
飲食物を買うともらえます。
どの商品の抽選に参加するかは参加者の自由。
中には、「当たりますように……」
「引っ掛りますように……」と
念を込めて抽選券を紙ヒコーキ状に
折って投入している人も(笑)。
余談ですが、
抽選のプレゼンターを数回務めた
キューショップジャパンのマスコットガール(!?)、
藤井寛美プロのスマイル、とってもステキです。
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「スマイル」と言えば……、
プレミアセブンはいつもスマイルの撮れ高いっぱい。
プロもアマも、
ジュニアもシニアも、
遠方から来た人も東京の人も、
お酒を飲んでいても飲まなくても、
初めてペアを組んだ仲間とも、
ラックを組む時も、
ボールを入れても外しても、
作戦会議中も、
記念写真の時も……
皆、笑顔なのであります。
最後の画像のペアは、
ダブルス準優勝の外山&榎本ペア。
この2人、最後まで
楽しそうに試合をしてました。
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ここで参加者にいきなりインタビュー。
「プレミアセブン、どうですか?」。
神奈川『ガイル』から参戦のこちらのご夫婦は、
「夫婦で出てもケンカにならなさそうな(笑)、
そこまでガチじゃないビリヤードイベントが
いいなと思って。来てみたらやっぱり
楽しい雰囲気だったので良かったです」
と答えてくれました。
東京『コウホアロハ』から出ていた
こちらの4名(2ペア)のうち、
中央のお二人はリピーター。
「前回出てみて楽しかったので今回も。
予選リーグで負けちゃったけど、
やっぱり楽しかったです!」
初参加の両サイドのお二人は、
「負けたけど、お酒飲んで気分は最高ッス!(笑)」
とのこと(笑)。
また、他にも様々な方から、
「普段の競技ビリヤードの大会では
見掛けないような、イベントそのものを
楽しみに来ている人が多い印象です」
「このルール(ミスをしたら相手フリーボール)で
撞くことは普段はないけど、
今回は事前に練習をしてきました(笑)。
そのおかげなのか決勝ラウンドに行けました」
「初めて出ましたけど、楽しいですね。
このルールは上級者にとっては
だいぶ簡単ではありますけど、
初心者・下級者と一緒に出るなら
このぐらいの方が楽しいと思います。
アシスト役・ガイド役に徹する感じで(笑)」
「3回連続で出てますけど、
毎回フォーマットや運営面が色々と
改善されている感じがします。
主催者側が参加者の意見や感想を吸い上げて
柔軟にそれを反映させているなと思います」
といった声を聞かせてもらうことが出来ました。
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そうこうしているうちにトーナメントは佳境へ。
シングルスは、
羅立文プロとロサの田村昌之アマの対決に。
羅プロが2-0とリーチをかけて
そのままスピード決着か……と思いきや、
田村選手が驚異のシュート力で2-2の同点へ。
しかし、最後は羅プロが
本領発揮のマスワリフィニッシュ。
3–2で勝利し、互いの健闘を讃える
ハグで熱戦に幕。
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ダブルスは、東京『バロン』の
谷合&原沢ペアが、
決勝戦で、東京『Berry』の
外山&榎本ペアに勝利。
両ペアとも笑顔を絶やさず、
清々しい雰囲気のまま試合は進み、
どちらが勝ってもおかしくない大接戦に。
互いにマッチポイントまで1モアとなったところで、
最後のブレイク権は谷合&原沢ペア。
震える手で慎重にラックを組み、
見事にブレイクイン。
SL5とSL2のペアが破竹の快進撃で
頂上まで登りつめました。
「めちゃめちゃ嬉しいです!
谷合はまだビリヤードを始めて2ヶ月。
まさか優勝出来るとは思っていなかったし、
ホントに出来すぎです(笑)。
優勝のご褒美は前から決めていた通り、
谷合のマイキューにします」
(原沢)
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前回から参加者が倍増し、
シングルス、ダブルスともに
イベント史上に残るような
屈指の好ゲームで幕を下ろした、
3回目のプレミアセブン。
勝負の緊迫感も、ペアで戦う面白さも
ビリヤード愛がくすぐられるような
レジャー感もたっぷり味わえる
懐の広いイベントと言えるでしょう。
最後に栗林達プロのこんな一言を。
「僕らもアメリカとかヨーロッパとか
海外に行った時は
見たり参加したりするんですけど、
試合ならではの緊張感もありつつ、でも、
声を掛け合いながらチームで楽しめる。
そんなビリヤードイベントって
海外では結構多いです。
その場にいる人が皆ギャラリーであり
プレイヤーでもあり。
スポーツでもありレジャーでもある。
皆がリラックスして思い思いに
楽しんでいる光景に出会うたびに、
『ビリヤードっていいなぁ』と感じます。
そういうビリヤードイベントは
まだ国内では少ないですが、
プレミアセブンがまさにそれ。
この楽しさをもっと多くの人に
味わってもらいたいです」
次回は12/23(日)。
そして、来春は特設会場で開催予定!
最新情報はプレミアセブン公式サイトにて。