プレイヤーとショットは以下の通り。
10位:K・ジャスチセン(ポーランド)
10番キスインからの3クッション回し出し
9位:N・メレジ(ギリシャ)
9番カット→8番キスイン
8位:C・メリング(イングランド)
空クッションで3番イン
7位:W・シェフチェク(ポーランド)
8番バンクイン
6位:C・メリング(イングランド)
空クッションで7番イン
5位:J・ショウ(スコットランド)
空クッションで14番イン
4位:D・メシオル(ポーランド)
空クッションで8番イン
3位:J・ショウ(スコットランド)
15番空クッションイン
2位:(たぶん)W・シェフチェク(ポーランド)
空クッションで8番イン
1位:J・ショウ(スコットランド)
4番カット→空クッションで8番イン
…………
この大会で準優勝だった
J・ショウのショットが
3つ収録されていますが、
中でも3位と1位がミラクル。
ともに準決勝の
E・カチ(アルバニア)戦からの選出。
(恐らく解説の音声はD・アプルトン)
3位の空クッションは、
キューを立てて、
撞点右でハーフマッセ気味にショット。
トリックショットと言っても良い領域。
8番へのポジションも含めて
あまりにも出来すぎだったため、
カチがショウに笑顔で中指を立てています。
スコア差がだいぶあったからこその
選択だったのかもしれませんが、
世界の三指に入る人にこれを
試合終盤で決められてしまうと、
10代にして十指にいるであろうカチも
さすがにお手上げでしょう。
しかし、手の付けようがないように
見えるショウも、決勝戦はブレイクが不発で、
メリングの後塵を拝してしまう訳ですが……。
また、この動画にポーランドの若手3名が
入っていることにも注目です。
昨年の『ワールドゲームズ』の開催国でも
あったポーランド。
以前からジュニア育成に力を入れていて、
近年は国際トーナメントに10代~20代の
若手選手がよく出ており、
優勝・入賞することもしばしば。
層の厚さを考えると、
すでにヨーロッパ屈指の
プール(ポケットビリヤード)強国と
言っても良いと思いますし、
2020年代にはヨーロッパNo.1に
なっていてもおかしくない国だと思います。