日曜(8/19)に京都で行われた
『第58期名人戦 A級戦』に勝利し、
2014年(第54期)以来となる
名人位復位を果たした喜島安広選手
(埼玉。SPA)。
試合翌日の談話を、
BDのインタビューコーナーでまとめました。
ぜひこちらへどうぞ→ 喜島安広インタビュー
※大会フォトギャラリーはこちら
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以下、取材後記として。
BDは弾丸京都取材を敢行。
『A級戦』を生で見たのは初めてでした。
各地区の予選(B級戦)を通過してきた
16名のトップアマ達によるローテーションゲームは、
朝イチから緊迫感が漂っていて
見どころも多く、非常に面白かったです。
会場の『ピカソ』では、
至近距離で試合が見られるので、
ボールの色・番号、コースなどが認識しやすく、
プレイヤーの意図する取り方、戦術、
駆け引きもわかりやすく、
飽きずに見ていられました。
全試合に、KRC(京都ローテーションクラブ)の
クラブ員の方々がレフェリーとして入り、
選手との「コール&復唱」があるのも理解の一助に。
決定戦では、京都が生んだトッププロであり、
第39期の名人でもある田中雅明プロが
レフェリーとして登場
(自ら進んでの登場だったとのこと)。
伝統の一戦に華を添えました。
大会後、BDは大会2位の
林武志選手とともに新幹線に乗り、
その日のうちに神奈川へ。
高3の林選手は車中ずっと
受験勉強をしていました。
タフです。素晴らしいです。
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今回のインタビューでは、喜島選手は
自らのプレーを「あまり良くなかった」と
語っていますが、
たしかに爆発的なランこそあまりなかったものの、
クッションとセーフティの精度は
苦しい展開にあっても落ちることがなく、
ローテーションのゲームメイクも含めて
総合的な技術力の高さを感じました。
言い換えると、最もリスク管理に長けた、
負けにくい戦い方が出来ていた
選手だったのではないかという印象です。
これで球聖・名人、同時在位。
どちらのタイトルにしても、
一対一のロングマッチで競う「決定戦」で、
今の喜島選手から奪うのは
至難の業だと思いますが、
来年以降、果たして誰がそれを叶えるのでしょうか。
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最後に……。
以前、電話インタビューをさせて
いただいたことのある某選手のプレーを、
今回初めて生で見ることが出来ました。
さて、誰でしょう。
本人から撮っておいてくれと言われた
(ような気がする)ので、
後ろからのグリップアップで。↓
京都でお会いした皆様、プレイヤーの方々、
KRC、JAPAの皆様、お世話になりました!