昨秋の『全日本選手権』のMEZZブースに
デモキューが登場して以来、
正式発売の時が待たれていた、
カーボンシャフト採用の新ジャンプキュー、
MEZZ『AIRDRIVE 2』
(メッヅ エアードライブ 2)。
発売日が9/1に決定しました。
BDも改めてMIKI(株式会社三木)より
商品をお借りして撮影を敢行。
そして、すでに実戦投入をしている
土方隼斗プロからコメントをいただきました。
…………
まず、AIRDRIVE 2のスペックは
以下の通りです。
シャフト長:737mm
バット長:313mm
重量:230g~250g
シャフト:AD2カーボンシャフト
バット:ハードメイプル
タップ:トランスタップ
タップ径:13.5mm
先角:フェノリック樹脂
ジョイント:ミニウェイビー
…………
「次世代のジャンプキューを世に出す」
ことをテーマとして、4、5年前から
本格的に商品開発がスタート。
シャフトには、
MIKI初のカーボン製シャフト、
『AD2カーボンシャフト』を採用。
前モデルとシャフトの長さや
タップ(『トランス』)は同じ。
バットはAIRDRIVE 2の方が
前モデルより短いです。
バット材は前モデルは
コンポジットウッドでしたが、
AIRDRIVE 2はメイプル。
また、ジョイントは前モデルは
クイックリリースでしたが、
AIRDRIVE 2はミニウェイビー。
MIKIのオリジナルジョイント、
「ウェイビー」譲りのタイトな結合感が
ありつつ、素早い脱着が可能です。
新品のAD2カーボンシャフトを
触ってみた感触はスルスル・サラサラで
スムーズなストロークが出来ます。
MEZZ担当スタッフにAIRDRIVE 2の
特長を単刀直入にたずねてみたところ、
「もともと前モデルが得意としていた
ロングジャンプから、
球1個分程度のショートジャンプまで、
対応レンジが広くなっています。
どの距離のジャンプも
最小限の力で飛ばす事が可能となり、
直進性の向上に加え、着地後の手球の
安定感が増し、コントロール性能が向上。
より実践的なジャンプキューとなっています」
……とお答えいただきました。
実際にすでにAIRDRIVE 2を
公式戦でも使っている
土方隼斗プロにも聞いてみましょう。
…………
土方隼斗・談:
「一言で言えば、めちゃめちゃ飛びます。
ロングジャンプも
ショートジャンプもやりやすくて、
パワーをかければかけるほど
どこまでも飛びそうな感じがします。
よく飛ぶというのは、
飛距離だけでなく高さもです。
今までと同じ撞き方で、
これまで以上に高く飛んでくれる。
必要最小限のパワーでしっかり上に飛ぶ
と言えば良いでしょうか。
手球のスピードが出過ぎないので
着地した時に暴れにくく、
それが安定性に繋がっています。
一般的にショートジャンプは、
上手く力を入れないと
ちゃんと上に飛んでくれないというか、
どうしても飛距離が出ちゃう
(前に飛んでしまう)ことがありますよね。
それがAIRDRIVE 2だと
楽に上に飛んでくれるので、
手球が思ったよりも手前で
着地してくれるし、方向性も良いので、
ショートジャンプの成功率が
より高くなります。
ただ、僕自身、
初めてのカーボンシャフトですし、
まだ完璧に慣れたとは言えません。
つい前のジャンプキューの感覚で撞いてしまって、
イメージとは異なる結果になることもあります。
その辺りの距離感のコントロールは
今も精度を高めている途中です。
でも、極めればすごい武器になる
ということはわかっていますし、
これまで使ってきたジャンプキューの中で、
一番色々なことが出来るキューだと思います。
軽く遠くに飛ばすことも出来るし、
短く高く飛ばすことも出来る。
使いこなせば1本でなんでも出来る
オールマイティなジャンプキューです」
…………
トッププロも唸る驚異のジャンプ性能。
AIRDRIVE 2がジャンプショットの世界を
より高いレベルへ引き上げてくれるでしょう。
発売は9/1!