9ボールメジャーイベント。
10年目のチャイナオープン(男女共催)。
9/8にDay 3が終わりました。
そして日本勢の戦いも終わっています。
Day 3(9/8)は
男子シングルベスト32~8までと、
女子シングルベスト16~準決勝まで。
9/9、大会最終日となるDay 4は
男子の準決勝&決勝と、
女子の決勝戦のみを行います。
日本勢3名(JPBA)の成績と
本人コメントを以下でまとめます。
※公式ライブスコア&トーナメント表はこちら
※Day 1終了時の日本選手戦績まとめと
"ちょっと裏側"はこちら
※Day 2終了時の日本選手戦績まとめはこちら
※Day 1&2のフォトギャラリーはこちら
…………
■大井直幸 17位タイで大会終了
グループステージ(男子D組。9ラック先取)
9/6
◯ 大井直幸 9-5 R・バティスタ(メキシコ)
↓
◯ 大井直幸 9-5 W・ジーリンスキ(ポーランド)
↓
決勝トーナメント進出
9/8 ベスト32(11ラック先取)
× 大井直幸 8-11 呉珈慶(中国)
呉珈慶を相手に幸先よく3-0リードを取り、
ゲームを優位に運んでいた大井。
しかし、呉も難球をさばきつつ着実に
追いかけていき、8-8の同点に。
大井としては次の第17ラックの
3番ミスが痛かったか。
地元ギャラリーの声援を背中に受けながら
呉が迫力あるプレーを続け、
11-8で差し切り勝ちを決めた。
「この成績については……
特に言うこともないですね(笑)。
普通でしょう。
実力がそのまま出ただけだと思う。
もちろん相手が呉珈慶でも、
負けるとは思ってはなかったですよ。
ただ、自信が持てないまま撞いていた
感じはあるかな。
(8-8時の3番ミスについて)
あれも自信のなさの現れだし、
あそこに行くまでも色々とあったんですよ、
足りないものが。
それも含めての『今の僕の普通』だったかな」
(大井直幸)
…………
■栗林達 17位タイで大会終了
グループステージ(男子F組。9ラック先取)
9/6
× 栗林達 6-9 Xue Zhen Qi(中国)
↓
9/7
◯ 栗林達 9-6 B・ソープ(アメリカ)
↓
9/7
◯ 栗林達 9-6 F・サンチェスルイス(スペイン)
↓
決勝トーナメント進出
9/8 ベスト32(11ラック先取)
× 栗林達 5-11 A・オーシャン(オーストリア)
ベスト32、確実性重視の手堅い
ゲームプランをじっくり遂行する
オーシャン。隙が非常に少なく、
栗林の時間が少なかった印象。
本大会での自己ベスト(5位タイ)、
更新ならず。
「自分の位置付けを含め、
色々なものが過去にないぐらい見えた
大会となりました。
メンタル面は整っていて、
これまでの海外大会の中でも
一番落ち着いてプレー出来たと思う。
17位タイは良い成績ではないけど、
世界的に早いスピードでレベルが
上がっている中で、自分なりには
確実に次に生かせるものになったと思います」
(栗林達)
…………
■河原千尋 5位タイで大会終了
グループステージ(女子C組)7ラック先取
9/6
◯ 河原千尋 7-4 Bui Xuan Vang(ベトナム)
↓
9/7
× 河原千尋 4-7 周婕妤(台湾)
↓
◯ 河原千尋 7-6 謝喻雯(台湾)
↓
決勝トーナメント進出
9/8 ベスト16(9ラック先取)
◯ 河原千尋 9-4 韓雨(中国)
↓
ベスト8(9ラック先取)
× 河原千尋 7-9 K・フィッシャー
ベスト16は、
「今までノックアウトステージで
ちゃんと勝ったことがないと思う」という
韓雨を相手に、落ち着きあるプレーを展開。
韓雨のミスを確実にものにして
大きな一勝を手にした。
ベスト8は、河原のミスもあり、
フィッシャーに先行を許す苦しい展開に。
じわじわと追いかけて行き、
7-7に追い付くも、勝負どころで河原が
空クッションファウルを犯し、
逆転勝利は叶わなかった。
「5位タイは悪くはない成績です。
いつも海外に行く時は
『ベスト8以上』をノルマというか
第一の目標としているので。
韓雨にノックアウトステージで
勝ったのはたぶん初めてなので、
それは嬉しく思います。
ケリー戦は私のミスが多かった。
6-6に出来る8番を外したのが
一番大きかったです。
『あの1回』(の相手のミス)を
待っていたのに、それを生かせず、
自分もミスで返してしまった。
そこは悔やまれます」
(河原千尋)
…………
Day 2で大会を終えていますが、
平口結貴の戦績まとめ。↓
■平口結貴 グループステージ敗退
グループステージ(女子C組)7ラック先取
9/6
× 平口結貴 4-7 Bui Xuan Vang(ベトナム)
↓
9/7
× 平口結貴 2-7 謝喻雯(台湾)