上海から帰国しました。
柯秉逸の初優勝と
付小芳の2度目の優勝で幕を閉じた
今年の『チャイナオープン』。
書きたいことは色々とありますが、
まずはアップ出来ていなかった
フォトギャラリーを以下で。
大会後半、Day 3(9/8)と
Day 4(9/9)の2日間、つまり、
決勝トーナメントで撮ったものです。
…………
トップ画像は表彰式にて。
チャンピオンの柯秉逸に掴みかかる(?)
2位のJ・ショウと、
それに合わせて顔を作ってくれた柯。
これは広くメディア全員に向けてのもの。
スチル・ムービー合わせて
約20名のカメラマンがいました。
2枚目も同じくメディア向けの
サービスショットです。
ショウは試合後すぐに
勝った柯を讃えていましたし、
男子ファイナル終了後、
表彰式まで1時間ぐらい間もあったので、
気持ちの整理は付いていたのでしょう。
体調も良くない中で(風邪だった模様)、
最善を尽くした上で敗れたという
納得感もあったのだろうと思います。
といっても、体調不良で
彼の戦闘力が低減していたかというと
全くそんなことはなく、
試合中は完全にビーストモードでした。
攻撃的なビリヤードが好きな人なら、
今の彼の試合はとにかく見るべきと
言っておきたいです。出来れば生で。
上の画像の3枚目は、
決勝戦(11ラック先取)の7-7の時のもの
レフェリーがラックを組む
↓
ショウがラックをチェック
↓
隙間を発見
↓
組み直しを要求
のエンドレスリピート状態。
しまいにはラックシートを変えたり、
ボールを変えたりと、
運営スタッフや他のレフェリーも
巻き込んで、会場がざわつく一幕も。
柯のブレイクが終始安定していて、
そのせいで逆転されたこともあり、
ショウとしては
譲れないところだったのでしょう。
生中継のTVクルーたちは
気が気じゃなかったと思います。
10分以上ラック組みの映像しか
流れていないのですから。
ただ、当の選手同士は目を見合わせて
苦笑い……といった感じで、
不穏な空気が流れていた訳ではありません。
大変だったのはこの女性レフェリーです。
この試合では、2人の選手以上に長い時間、
ラシャに手を触れ、ボールを凝視して
いたと思います。お疲れ様でした。
…………
※大会結果記事はこちら
※公式ライブスコア&トーナメント表はこちら
※Day 1終了時の日本選手戦績まとめと
"ちょっと裏側"はこちら
※Day 2終了時の日本選手戦績まとめはこちら
※Day 1&2のフォトギャラリーはこちら
※Day 3終了時の日本選手戦績まとめはこちら