アメリカのビリヤード雑誌、
『BILLIARDS DIGEST』誌の
かっこ良い表紙集動画です。↓
使われている写真は全て
業界No.1フォトグラファー、
J.P. Parmentier氏のものなので、
出来が良くて当然というものです。
ビリヤードダイジェスト誌は
1978年創刊。
なので今年で40年。
始めの20年間は隔月誌でした。
版元は「Luby Publishing」という、
ボウリング雑誌を複数出している
老舗出版社だそうです。
1998年以降はフルカラーの月刊誌に。
M・シーゲルやN・バーナーなどを
始めとするトップ選手たち、
そして識者による
本格的なテクニック系コラムなど、
優れた書き手たちのためになる記事が
多数掲載されている雑誌として
知られています(BDも一時期
『ビリヤードの英語表現の勉強に』
と思い、読んでました)。
…………
この動画は、
大井直幸プロが参戦を表明している
10月中旬の
『2018 The International 9-Ball Open』
のFBページでアップされていたもの。
『BILLIARDS DIGEST』誌は
この大会のスポンサーになっているので、
主催者側が告知宣伝をしたのでしょう。
既報の通り、この
『2018 The International 9-Ball Open』は、
「USオープンの代わりとして行われる、
今年だけの大会」です。
「本家」USオープンは、
昨年度(2071年)大会が終了した後、
創始者である故B・バーマンの子息が、
イギリスのスポーツイベント&
TV番組プロモーター、
『マッチルームスポーツ』に
全ての権利を譲り渡しました。
2019年4月にラスベガスで開催されることが
すでにアナウンスされています
(つまり、2018年度大会はありません)。
ですが……、
晩年の「本家」USオープンを手伝っていた
P・フレミング(ビリヤード映像会社
『アキュスタッツ』代表)は、
複数年契約で開催場所(ホテル)を
押さえていました。
つまり、場所はすでにあるのだけど、
「本家」は今年行われない。
そんな事情があり、P・フレミングは、
昨年とほぼ同じ規模・内容で
別名の大会を行うことにしました。
それがこの、
『2018 The International 9-Ball Open』です。
※その辺りの流れはこちらの記事で。
…………
余談ですが、
『BILLIARDS DIGEST』誌の
(たぶんトップの)編集者である
M・パノッツォとは会ったことはありませんが、
たまにメールを交わす間柄。
いつもメールをもらうたびにビビってます。
略称が同じBDで、
似たようなアイコン画像を使っているので、
何か言われるんじゃなかろうか、と。
実際、そんなことはないのですが、
まぎらわしさは否めないなと思っております。