この土日、
石川の『野々市フォルテ』
(特設会場)で行われていた、
ポケットビリヤードの
JPBAプロランキングポイント
対象オープン戦、
『第32回北陸オープン』(男女)。
(※予選は県下複数会場使用)
本日18時頃、閉幕しました。
男子の部(10ボール)は
栗林達が待望の北陸タイトルを獲得し、
女子の部(9ボール)は河原千尋が
2度目の優勝を飾っています。
※JPBA公式サイトはこちら。
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今年、男女ともに著名外国プレイヤーの
参戦はありませんでしたが、
男子の部には、アメリカで活躍している
R・ジェロニモ(フィリピン)が参戦。
ベスト8まで進みました
(土方隼斗が倒しています)。
優勝したのは、
日本トッププロの一人であり、
北陸(福井県)出身の栗林達。
栗林プロは、ベスト16から、
田中雅明を8-3、
竹中寛を8-1、
土方隼斗を8-6で倒して決勝戦進出。
ファイナルの相手は、先日の
『CBSAツアー 北京・密雲戦』での、
国際トーナメント初優勝が記憶に新しい
大井直幸。
2015年と同じカードになったこの決勝戦、
序盤は栗林プロペース、
中盤は大井プロペースで進み、
ヒルヒル(7-7)の大接戦に。
最終第15ラックは、
大井プロの2番バンクミスから
栗林プロが難しい配置を取り切って
8-7で勝利しました。
優勝:栗林達 ……右2
2位:大井直幸 ……左2
3位:小川徳郎 ……左
土方隼斗 ……右
これまで北陸オープンで4度決勝戦に進み、
全て準優勝だった栗林プロ。
5度目の決勝進出で、
遂に北陸タイトルを手中に収めました。
今シーズンはこれが、
8月の『GPE-5 in 習志野』以来となる
4勝目です。
一方、決勝で敗れた大井プロは、
6度目(!)の北陸制覇は
達成出来ませんでした。
…………
ディフェンディングチャンピオンの
青木知枝(旧姓藤田)が
産休からの戦線復帰で
大会2日目まで進んだ女子の部
(ベスト8で久保田知子に敗戦)。
優勝を飾ったのは、
国内女子ランキングNo.1の河原千尋でした。
河原プロは、ベスト16から、
和泉早衣子を7-2、
元廣麗子を7-1で退けて、
準決勝の平口結貴戦は7-2で勝利。
最後は、本大会で2度の優勝を誇る
栗林美幸を7-3で倒しています。
優勝:河原千尋 ……左2
2位:栗林美幸 ……右2
3位:久保田知子 ……右
平口結貴 ……左
決勝戦の序盤はほぼ互角でしたが、
2-3ビハインドの第6ラックから、
河原プロが5ラック連取で
試合を決めました。
自身2度目の北陸制覇です。
河原プロ、今年はこれで、
6月の『全日本女子プロツアー第3戦 in 大森』
以来となる4勝目です。
国内女子プロの次の試合は
すぐ1週間後に行われる
『九州レディース』です。