すでにBDに載せたことが
あるような気もするのですが、
手球の動きが面白いショット動画を2つ。
2つとも、たびたび紹介している
「fergyspoolshots」からです。
共に種目は8ボールで、
最後の逆フリのマイボール(11番)を
入れて、クッションは使わずに
8番に力技でポジションするというもの。
…………
まず、1つ目は「Masse Draw」という
タイトルの動画です。↓
いわゆるマッセ的な構えではなく、
しっかりとキューに傾斜を付けた
立てキューのフォーム。
クッション際にある手球の
右の撞点を切り下ろすように撞き、
11番を入れ、
ドロースピンで8番へポジション。
肉眼ではよく見えませんが、
わざと手球をカーブさせて
11番に当てているのがポイントです。
…………
2つ目の動画のタイトルは、
「Extreme masse position shot」。↓
1つ目のショットと、状況・撞き方・
ボールの動きのメカニズムはほぼ同じ。
ただ、手球と11番の間の距離が短いため、
もっと早く手球をカーブさせたいので、
よりキューを立てているのだと思います
(結果、わかりやすいマッセの構えに)。
…………
この2つのショット、
「実戦向きなのか」、
「知っていれば出来るものなのか」
についてですが、
BDは15年ぐらい毎月プロ・アマの
公式戦を取材していますが、
見たことがあるのは3、4回です
(そのうち、成功を見たのは
1、2回だったと思います)。
イベント(エキシビション・
チャレンジマッチ)や、
平場(ジャパン、5-9など)では
もう少し高い頻度で見ています。
入れも出しも失敗のリスクが高いので、
なかなか実戦でこれを
選ぶことはないと思います
(日本でもっと8ボールの公式戦が
あれば、使用頻度が高くなるのかも)。
そして、練習……というか慣れは必要です。
上手く行けば、このような
魔法のような動きをしてくれるので、
盛り上がります(^^)
実戦では使う機会がそうないにしても、
知識として知っておいて
損はないショットでしょう。
…………
fergyspoolshots氏の動画を
紹介しているBD記事は以下の通り。
7/9
エクストリーム”殺し球”とサイドスクラッチ回避。スーパーショット実践動画
7/12
7/28