ロシア・モスクワで行われていた
今年の『9ボール世界ジュニア』。
先程、最終日(Day 4)の
プログラムが全て終わりました。
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■男子U19
優勝:イプ・キンリン(葉建寧。香港)
2位:R・カピト(香港)
※U19トーナメント表はこちら
近年、『アジアジュニア』などで
日本男子ジュニア選手たちとの
対戦・交流の機会も多い
香港のジュニア選手たち。
今年のU19男子ファイナルは、
その香港トップジュニア同士の
対決となりました。
イプ・キンリンは今年の
『ジャパンオープン』にも出ていた
選手です(ベスト64敗退)。
決勝戦はイプ・キンリンが
序盤で大量リード。
しかし、カピトがじわじわと追い上げ、
10-10のヒルヒルに。
ですが、最後はイプ・キンリンが
自らのブレイク番で
見事にマスワリを決めて上がり
(11-10)。
初の世界ジュニアタイトルを手にしました。
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■女子
優勝:陳佳樺(台湾)
2位:S・ソア(韓国)
※女子トーナメント表はこちら
序盤はソアが先行し、
4-1までリードを広げましたが、
2016年の本大会覇者であり、
ジャパンオープンなどにも出ている
台湾トップジュニアの陳佳樺が
淡々と取り切りを重ね、
9-5で逆転勝利を収めました。
国際大会での経験値の差が
両者のショット選択や精度に
現れていたような印象です。
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■男子U17
優勝:M・パリス(アメリカ)
2位:E・A・ギャンフロット(ノルウェー)
※U17トーナメント表はこちら
日本選手は出場していなかった
U17カテゴリー。
アメリカのサウスポー、
M・パリスが決勝戦で、
ノルウェーの
E・A・ギャンフロットに9-6で
勝利し、初優勝を飾っています。
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なお、日本の杉山功起(U19)と
奥田玲生(女子の部)は、ともに
ダブルイリミネーションラウンドで
敗れています(※こちらを参照)。