先日BDのFBページで
シェアした動画ですが、
海外のビリヤードプレイヤー、
特にフィリピンプレイヤーが
好きな人なら必見、必笑の、
保存版と言っていい出来栄えなので、
ここでも紹介します。↓
フィリピンのトッププロ、
ヨハン・チュアが、
フィリピンの先輩・同僚プロ達の
真似をしている動画です
(最初だけ台湾の柯秉逸です)。
これがまあよく出来てること。
撮っているのはおそらく
仲間のフィリピン人でしょう
(言葉の訛り的に)。
そして、最後のレイズの
物真似のショットから察するに、
この2、3年の間に
撮られたものだと思います。
チュアがこの動画で真似している人物と、
特徴がよく出ている
ポイントをまとめてみましょう。
1 柯秉逸
立っている状態でのキューのしごき方。
素振り時の身体の上下動
(これはブレイクの時だけやる柯の特徴)
2 デニス・オルコロ
背筋を伸ばして歩きながらチョークを塗る姿。
素振りのリズム。外側に反っていて、
握り込まないグリップ
3 フランシスコ・ブスタマンテ
肩から回しているような大きなストローク。
球を飛ばして熱くなって
ボールをガーってやるところ(笑)
4 アレックス・パグラヤン
キチキチっとしたストローク。
ストロークのフィニッシュと同時に
首が右に傾くところ
5 ロニー・アルカノ
薬指と小指の浮いたグリップ。
指を折り曲げたオープンブリッジ。
素振りの時より本番の方が
減速している感じのする撞き出し。
ショット直後の身体の起こし方
6 ラミル・ガレゴ
素振りに合わせて
調子を取るように微妙に
前後に揺れる上体。
左腕の肘の折れ曲がり方
(少し詰まって見えるフォーム)
7 ジェフリー・イグナシオ
速い。
8 カルロ・ビアド
キューを立てて
執拗にチョークを塗る姿。
素振りのリズム。
グリップの内巻き具合
9 ジェフ・デルーナ
ハードブレイクバカ時代(↓)の真似。
今のデルーナ本人はこうやって
打つことはほとんどありませんが、
真似するならやっぱりこれか(笑)。
10 エフレン・レイズ
配置を見ながらチョークを塗る姿と
大きなストローク。
ショットを決めて
肩をすくめながら笑うところ。
ショットの出典はこちらから。
…………
チュアがこんなに芸達者だったとは
知りませんでした。
彼が真似した10名は、
いずれもトップ選手なので、
youtubeなどでプレー映像があります。
興味を持ったらぜひ本人を見てみてください。
先週の全日本選手権で
この動画についてチュアと
喋ろうと思っていたのですが、
その機会がなかったことが残念です。
チュアにはぜひ、アメリカ版や
ヨーロッパ版、日本・台湾版なども
やってもらいたいですね。