アメリカでは、今年(2019年)、
2つのプール(ポケットビリヤード)
トーナメントが"新装開設"され、
そして、1つ、
全く新しいトーナメントが生まれます。
年間を通して、アメリカ発信の
トピックスが増えそうです。
…………
まず、1年以上前から
アナウンスされている通り、
新『USオープン 9ボール』が、
4月21日~26日に
ラスベガスで行われます。
個人プロモーターが催していた
旧USオープンから、
2019年は装い新たに、
イギリスのスポーツプロモーター/
イベンター企業、
『マッチルームスポーツ』主催の
イベントとして開催
(名称含め開催権利が譲渡されました)。
最大定員は256名。
現在200近くの枠が埋まっています。
そのリストの中には、
大井直幸、栗林達、
赤狩山幸男、飯間智也、
東條紘典、吉岡正登という
JPBAプロの名もあります。
大会はまず、
ダブルイリミネーションラウンドを
行い、16名に絞ってから
シングルトーナメントへ。
マッチルームスポーツが手掛ける以上、
華やかでショーアップされた
USオープンになることは
間違いありません。
新装開設の経緯や大会概要は、
※大会公式サイトはこちら(英語)
なお、旧USオープンの
スタイル・会場・規模を継承して
昨年10月に行われた、
(張榮麟が優勝)は、
2019年も開催予定とのことです。
…………
そして、つい先日
WPA(世界プールビリヤード連盟)から
アナウンスされたのが、
『2019 WPA PLAYERS CHAMPIONSHIP』
というイベント(種目は9ボール)。
これはWPA初の直轄トーナメント。
本戦(ステージ2)の規模が
64名であること、
会場が『グリフス』という
ラスベガスのビリヤード場であること、
USオープン直前の時期だということ
(4月16日~19日開催)。
……から考えると、
「USオープンの前哨戦」という
位置付けとして捉えられるでしょう。
現時点でBDは、日本選手の
出場情報は把握していません。
WPAから各大陸・地域の連盟に
枠が振り分けられるので、
日本にも(APBU〈アジア枠〉から)
1つ以上は枠が回って来るはず。
あるいは、4月12日~15日に
同ビリヤード場で行われる
ステージ1(直前現地予選)に参加し、
自力で本戦出場権利を
獲りに行く日本選手も
いるかもしれません。
※JPBAサイトの要項ページ
…………
最後に、『10ボール世界選手権』の
復活についてです。
過去4回、2008年、2009年、
2011年、2015年に行われてきた
(開催地は全てフィリピン)。
それが初めてアメリカで
開催されることになりました。
会場はラスベガスの
カジノホテルの『リオ』。
期間は7月22日~26日。
(※同時に"BCA"と"USA"の
アマチュアプールリーグも
行われるそうです)
世界的キューメーカー、
PREDATORと、
CueSports Internationalの2社が
冠スポンサーとなっています。
アメリカでWPA公認の
世界選手権が行われるのは
なんと1997年の9ボール世界選手権
(J・アーチャー優勝)以来のこと。
PREDATORと
CueSports Internationalは、
「少なくとも3年はアメリカで
10ボール世界選手権をやりたい」
と語っています
(※2020年度と2021年度大会は
3月開催になるだろうとも)。
大会フォーマットなど詳細は
現時点では発表されていません。
いずれ公式サイト(英語)で
アップされるでしょう。
…………
昨年末、ロンドンで行われた
『モスコーニカップ』は、
9年ぶりにアメリカチームが
ヨーロッパチームに勝利。
堂々たる戦いぶりで
"アメリカンプール復活"を
印象付けました。
マッチルームスポーツによると、
会場の観客数と生中継の視聴者数が
過去最大を記録するほどの
大成功だったとのこと。
ラスベガス開催となる
2019年のモスコーニカップは、
賞金額を1.5倍にするようです。
その恩恵にあずかるのは
10名の出場プレイヤーだけですが、
こういった
メジャーイベントを別にしても、
近年はアメリカの
オープン/プロイベントが
再び活気づいてきているように
感じられます
(今月25日から始まる
『Derby City Classic』など、
例年盛況のイベントもありますが)。
アメリカのトッププレイヤーの層は、
まだ往時の厚みを
取り戻してはいないとはいえ、
C・デュエル、
S・バンボーニングという
USオープンウィナーに続く
次の世代も育ってきています。
自国のプレイヤーが活躍すれば、
アメリカ国内のプールファンや
ライトなアマプレイヤーもまた
大きな注目を寄せるでしょうし、
そうすれば
イベントがさらに盛り上がり、
スポンサーやプレイヤーが増え、
賞金額が上がり……という
好循環が生まれる可能性も高い。
2019年は、
アメリカの競技プールシーンの
変化を実感できる年に
なりそうな気がしています。
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