ついさきほど、
アメリカ・ニューヨークで、
『WPS Predator Grand Final』が
終了しました。
これは、2017年に立ち上げられた
新ビリヤードプロツアー、
『World Pool Series』の、
2018年度の最終戦（第4戦）です。
年をまたいで1月開催となりました。
今回は50名が参加。種目は10ボール。
ダブルイリミネーションで16名に絞ってから
シングルイリミネーション。
優勝したのは、第2戦覇者であり、
2018 9ボール世界選手権チャンピオンの
J・フィラー（ドイツ）。
フィラーは敗者側からベスト16入りし、
そこから、
A・カザキス（ギリシャ）、
R・チナホフ（ロシア）、
C・メリング（イングランド）に勝利。
決勝戦では、ドイツの大先輩である
R・スーケーを17-11でしりぞけました。
優勝：J・フィラー（ドイツ）
2位：R・スーケー（ドイツ）
3位：J・アラナス（フィリピン）、C・メリング（イングランド）
※トーナメント表はこちら
※WPS FBページはこちら
※WPS公式サイトはこちら
2018 Result
●第1戦（9ボール）2018年4月
優勝：D・グレイブ（エストニア）
2位：A・カザキス（ギリシャ）
●第2戦（10ボール）2018年6月
優勝：J・フィラー（ドイツ）
2位：A・カザキス（ギリシャ）
●第3戦（8ボール）2018年8月
優勝：C・メリング（イングランド）
2位：J・ショウ（スコットランド）
…………
WPSが2019年も行われるのかどうか。
現時点で、FBページや公式サイトには
そう読み取れる記述は見当たりませんでした。
2017年と2018年は、
プラン通り年4回開催。
ただ、今回はチャイニーズ8ボールの
『7th World Chinese Pool Masters Grand Finals』と
日程がかぶり、
S・バンボーニングら何人かの
トップ選手がそちらに向かいました。
ほぼ毎回こういった理由で、
WPSにトップ選手揃い踏みという
状況が生まれたことはなく、
当初の見込みより参加人数も少なめで、
主催側が企図していたような
「ワールドシリーズ」感は
あまり出せていなかったかもしれません。
そのあたり、
9ボール・10ボール・チャイニーズ8ボールの
世界チャンピオンであり、
WPSの発起人／プロモーターである
D・アプルトン（イングランド）が、
今後のWPSについて
どんな考えを持っているのか。
公式な発表を待ちたいと思います。
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