先週日曜日(1/27)の
『関西オープン』で、
6度目の優勝を飾った、
栗林美幸プロのコメントをお届けします。
表彰式直後に取材しました。
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Miyuki Kuribayashi
JPBA37期生
1979年1月13日生
香川県出身・東京都在住
2007年・2008年・2016年『ジャパンオープン』優勝
『関西オープン』6勝(3連覇含む)
『東海グランプリ』3勝
『北陸オープン』2勝
『大阪クイーンズオープン』4勝(※前身大会合わせて)
『九州レディースオープン』3連覇(通算4勝)
『全日本女子プロツアー』3勝
2017年『全日本選手権』準優勝
他、優勝・上位入賞多数
2013年後半に産休からトーナメント活動に復帰
所属店:『KULICKS』(東京)
所属・スポンサー:(株)三木、(株)TMY、(株)JUST DO IT
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――大会最多となる6度目の優勝。
感想をお願いします。
「嬉しいです。
6回ですか。一番多く勝っている
というのはやっぱり良いですね」
――勝因は何だと思いますか?
「コンディションが異なるテーブルに
ちゃんと向かえたことだと思います。
女子の会場は、
予選が『マグスミノエ』さんで、
決勝が『玉出ビリヤードACE』さん。
私は以前からマグさんの
テーブルコンディションは難しいなと
感じているんですけど、
それに対応する意識を持って
ちゃんとプレー出来たと思うし、
玉出さんに来てからの3試合も、
コンディションを考えながら
撞けたと思います」
――そのおかげなのか、
今日の3試合、ミスもありましたが、
非常に落ち着いている様子でした。
「そうですね。
ミスをしてもあまり心が乱れることは
なかったですし、焦ったり、
パニクったりということも
今日はなかったです」
――プレー内容については?
「う~ん、どうでしょうか。
特別良くはなかったですけど、
ちゃんと考えて撞けたかなと思います。
最近、シュートに関しては、
球の見方・入れ方というところを
研究していて、少し掴みつつあります。
今回それが良い方向に出ていたと
思えるところもあります。
その半面、ちょっと欲が出て
飛ばして(外して)しまった球もあったので、
そこは修正しないといけないですね。
そんなにポジションにこだわらなくても
良い場面なのに、こだわって
入れミスをしちゃうとか」
――それは例えば、決勝戦の
第5ラックの6番ミスもそうですか?
「そうそう。あれも
『土手撞きになっても良いじゃん』と
思えれば良かったんですけど、
つい欲が出てしまいました」
――シーズン開幕戦だからこその
意気込みというものは?
「いや、『開幕戦だから』
というのは全くなかったですね。
どんな試合でもやることは一緒なので。
ただ、関西オープンは相性が良い
ということは自覚しているので、
それは頭のどこかにあったと思います。
それと、ゆきさん(大井由希子プロ)と
決勝戦を撞くのはすごく久しぶりだったので
(2010年『東海レディース』以来)、
とても楽しみにしていました。
こちらがミスすると、
一気に5、6点行かれたり、
バッと上がられちゃうまであるので。
ちょっとだけびびる気持ちもありながら、
ワクワクもしながら、
『怯まずに戦おう』と思ってました」
――隣のテーブルは男子決勝戦でした。
夫・栗林達プロの様子は
気になっていましたか?
「いえ、今日は
自分の試合に集中出来たと思います。
昨年の『北陸オープン』では、
すごく気になってだいぶ見てしまって、
それで私がダメになったんです
(達プロが優勝、美幸プロは準優勝)」
――新しいキュー(EXCEED)の
実戦デビューでもありました。
「とても良い感じです。
さすがは信頼のブランド、
MEZZ / EXCEEDだなと。
シャフトは今まで使っていたものを
そのまま使っているので、
大きな違いはないですが、
前のバットより
少しだけ細いバットなので、
ゆっくりと合わせて行ってます。
私はもともと手が小さいので、
今は『細い方が合う気がする』と
感じています。
昨年の秋に届いていたんですが、
急いで試合で使うことはせずに、
12月の『世界選手権』の後に
新しい方に切り替えました」
――2019シーズンが始まったばかり。
今年の目標は?
「毎年『1年に1回は優勝すること』を
目標にしているんですけど、
それをいきなり達成出来たので、
もう一つ、常に思っていることですが、
『どの大会でも自分の思うように撞きたい』
ですかね。
特に海外では
まだまだそれが出来ていないので。
『ゲームコントロール』と言えばいいかな。
そこをもっと上手くやりたいです。
全くミスのない、パーフェクトな
プレーをするのは無理ですけど、
ミスはまだ減らせると思うし、
ゲーム展開も自分のペースで運びたい。
セーフティ一つ取っても、
ただ隠すだけじゃなくて、
相手が返しにくい形を作って、
流れを自分のものにするとか。
いかにゲームを自分で
コントロールするかというところ。
今回の試合で、ちょっとは
そういった部分が実践出来た場面も
あったとは思いますが、
もっともっと上手くならないと
いけないと思ってます」
――わかりました。
最後に応援してくれている方々に一言。
「日頃から応援・サポートして
くださっているスポンサーの方々、
ファンの方々、お店(KULICKS)の皆さん、
そして、家族の皆、ありがとうございました。
皆さんの存在あっての優勝だと思いますので、
感謝しています。
2019年、良いスタートが切れたと思うので、
このまま今年1年頑張ります。
引き続き応援よろしくお願いします」
(了)
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