先週日曜(4/7)の
(GPW-2)で優勝した
吉岡正登プロの談話をお届けします。
1月の『関西オープン』に続く、
今季2勝目を挙げた吉岡プロ。
次の試合は、
4月下旬の『USオープン9ボール』です。
…………
Masato Yoshioka
1985年10月2日生
JPBA43期生(2009年プロ入り)
京都府出身・大阪府在住
2012年『8ボールオープン』優勝
2014年『全日本14-1』優勝
2019年『関西オープン』優勝
他、上位入賞多数
使用キューはPREDATOR
使用グローブはOWL
ビリヤードレッスン場『Poche』(ポッシュ。大阪)代表
スポンサー:日勝亭、ブランズウィック
JPAプロスタッフ
…………
――今回がグランプリウエスト(GPW)
初優勝。これまでは準優勝が4回ありました。
「もちろん勝てて嬉しいですけど、
先に全国オープン戦で優勝していたので
(2014年『全日本14-1』と
2019年『関西オープン』)、
むしろ『GPWでも早く勝たないと』
というプレッシャーもあったので、
勝てて良かったです」
――GPWの5度目の決勝戦は?
「変な緊張はなく、力を出せたと思います。
僕はたぶんシュートミスはほとんどなくて、
セーフティミスが1回ぐらいだったと思います。
まとまった内容でいけました。
決勝戦の相手の(福本)宇太郎さんは、
昔からお世話になっている先輩で、
よく一緒に練習で撞いていただいてました。
今でも遠征の時とかは、宇太郎さんと
サムライ(竹中寛)と僕の3人で
動くことが多いので、公私共に
色々な話をさせてもらっています。
年齢が8個上で、僕の実の兄と同じ。
ビリヤード界の兄的存在です。
互いのスタイルもよくわかっていますし、
僕はやりづらさはなかったです。
ただ、ブレイクショットはダメでした。
あの日、終始悪くて(苦笑)。
日頃よくブレイクを練習してるのに
なんでこんなに決まらないんだろう
っていうぐらい。
ブレイクはほんと日替わりですね。
それ以外は、一日を通して落ち着いて
プレー出来ていたと思います。
それは1月の関西オープンの優勝が
自信になっていたんだと思います」
――カギとなった試合を挙げると?
「ベスト8です(vs 田中雅明)。
ああいう展開の試合で勝つことが出来て
本当に嬉しかったです」
――先に吉岡プロが6-3でリーチ。
しかし、6-3の時の第10ラックで
吉岡プロがロングの厚めの5番でミス。
「そうです。
少し引いて6番に出したいという欲が出て、
スピードを上げて撞いたら
5番をコテコテしたんです。
そこから流れが田中さんに行って
ヒルヒル(6-6)になりました。
本当は7-3で勝たないといけなかったのに
……という展開です。
ヒルヒルになる前、6-5の時に、
最近では記憶にないぐらいの
プレッシャーを感じ始めて。
誰でもそうだと思うんですけど、
追い掛けられるのが苦手なんですよね。
それで精神的に追い込まれてきて。
今までだったら、そうなってくると
結構まくられて負けてたんです。
オープンな配置が回って来ても
取り切れなさそうに思えてしまうし、
精神的な弱さを自覚してました。
でも同時に、それだけの
プレッシャーを感じながら撞けるのが
面白いと思ったからこそ、
プロビリヤードの世界を目指して
やってきたというのもあります。
だから、そこを乗り越えたい
というのは以前から思っていました」
――6-6の第13ラックは、
田中プロのブレイクノーインで始まり、
吉岡プロがプッシュアウト。
田中プロが1番でセーフティをしましたが、
丸見えに……いや、手球は
少し4番にかぶっていたんでしょうか。
「そうです。
ほんのちょっと4番でかぶってました。
なので、少しキューを立てて
手球を曲げて1番を入れてます。
あの配置をそんなにジタバタせずに
取り切れたというところに、
自分で成長が感じられました。
そこまでプレッシャーを感じることなく、
落ち着いて丁寧に撞けていたと思います。
以前だったらそう出来てなかったと思うので、
取り切れた時は優勝したかのような
嬉しさがありましたね(笑)。
あのベスト8を乗り越えたことで、
準決勝と決勝は、気持ち的に
楽に撞けたというのはあります」
――次の大会は『USオープン』ですね。
「はい。その前に台湾に数日間、
直前合宿に行ってきます。
(飯間)智也プロと一緒に。
張榮麟などの台湾のトップ中のトップは、
『WPAプレイヤーチャンピオンシップ』
(『USオープン』の前にラスベガスで
行われる新大会)に
行くのでいないみたいですけど、
それでも台湾にはたくさん強い人がいるので、
実戦形式で撞いてきたいと思います」
――USオープンは初めてですか?
「いや、2回目です。
2012年に行きました。
その時は勝ち-負け-勝ち-負けで
賞金は獲れなくて、
テーブルコンディションに翻弄された
記憶しかありません(苦笑)。
ピンピンのラシャのダイヤモンドテーブルでした。
ヒネッたら入らないみたいな。
そこまでの体験をしたのは初めてで、
『こんなに難しいのか……』って。
でも、あれを経験したおかげで、
ヒネリを抑えて撞く練習もしたし、
自分の身になったことは多いです。
2012年は『体験』しか出来なかったけど、
今回は『真剣勝負』をしに行ってきます。
自分のビリヤードでどれだけ海外選手に
太刀打ち出来るかというのを知りたい。
あの時よりは格段に自分のスキルも
上がっていると思うし、
今は楽しみで仕方ないです。
出来ることならベスト16に残って、
TVテーブルで撞きたいと思っています」
(了)
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