〈BD〉林奈美子、韓国『LPBAツアー第2戦』で3位入賞。キャロムプレイヤーとして復帰したチャ・ユラムは初戦敗退

Namiko Hayashi ※写真は2019 全日本女子3C選手権
Namiko Hayashi ※写真は2019 全日本女子3C選手権

 

先月、パナソニックコリアを

メインスポンサーとして盛大に

第1回大会を行った、

 

スリークッションの新プロツアー、

『PBA / LPBA』 in 韓国。

 

UMB(世界ビリヤード連合)が、

 

「PBA /  LPBAに出た選手は、

UMB直轄大会および傘下団体の

トーナメント(キャロムの国際大会や

各大陸・各国公式大会)には出られません」

 

と公に声明を出したことでも

大きな注目を集めました。

 

そのPBAの第2戦が現在進行中。

 

今回は韓国の大手証券会社、

新韓証券(Shinhan Investment)が

冠スポンサーとなって開催。

 

女子の試合(LPBA)は、

準決勝までが終わりました。

 

日本の林奈美子プロが

準決勝でプレーしていましたが、

 

韓国の若手、

ソ・ハンソル(Han-sol SEO)に、

セットカウント1-2

(11-8、5-11、0-9)で敗れて、

3位で大会を終えました。

 

林プロは、ベスト64から、

4ラウンド連続(64、32、16、8)で、

4人撞きゲームで上位2名に入り続け、

勝負強さを見せていたものの、

 

セットマッチに切り替わってすぐの

準決勝で敗れてしまいました

(11点先取×2セット先取。

1-1になった場合の3セット目は9点先取)。

 

LPBAの決勝戦は、前節(第1戦)と同じく

韓国対決になることが確定しています。

 

日本から、東内那津未プロと

小林諒子プロも参戦していましたが、

東内プロはベスト16で敗戦。

小林プロはベスト64で敗戦となっています。

 

 

韓国が世界に誇る才色兼備の

ポケットビリヤードアイドル、

車由蘭(チャ・ユラム)が、

 

今大会でキャロムプレイヤーとして

数年ぶりに競技の世界に復帰を果たし、

大きな話題となっていましたが、

第1ラウンド(ベスト64)で敗れています。

 

試合勘が戻ってない状態で、

スリークッションの大会、しかも

4人撞きの場に放り込まれるというのは、

復帰戦としてはなかなかに厳しい

舞台だったろうと思います。

 

そして、LPBA第1戦で3位だった、

韓国ポケットビリヤードの女帝、金佳映は、

今回は5位タイで大会を終えています

 

(※金佳映はKBF

〈韓国ビリヤード協会。UMB傘下〉から

名指しで登録抹消を宣告され、

大きなニュースになりました。

KBFが主催する国内大会および

KBFが選手派遣の権限を持つ

ポケット/キャロム両方の

国際大会〈世界選手権など〉に

出られなくなっているようです)

 

…………

 

また、男子(PBA)は、

現在ベスト16が終わったところ。

 

前節覇者(PBAツアー第1戦

『パナソニックオープン』優勝)の

F・カシドコスタス(ギリシャ)が、

 

ベスト16で、優勝候補筆頭であり、

PBAツアーの「顔」である

F・コードロン(ベルギー)を

セットカウント3-2でくだして

ベスト8へ進んでいます。

 

ベスト8の8名中、韓国勢が6名。

海外勢はカシドコスタスと、

J・パラソン(スペイン)の2名のみ。

 

日本の小林英明プロ、界敦康プロは、

ともにベスト128敗退でした。

 

前回同様、今回も

ワールドトップランカーの参戦は

それほど多くはありません

(Top 10クラスはコードロンのみ)。

 

(※UMB発表の最新ワールドランキングには、

「Suspended Players」、すなわち、

UMBイベント参加不可のプレイヤー

〈= PBAに出ているプレイヤー〉が

グレーで表示されています)

 

地元・韓国のプロも、趙在浩などの

スタープレイヤーたちは出ていません。

ですが、途中経過・結果・映像からは、

韓国キャロムの層の厚さをひしひしと感じます。

 

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※PBAツアーの経過・結果はこちら

 

※PBAツアー公式サイトはこちら

 

※PBAツアー公式FBはこちら

 

※PBAツアーを配信している

Billiards TVのYouTubeアカウントはこちら

 

※第1戦(2019年6月)の結果記事はこちら

 

※キャロムNo.1プレイヤー、

F・コードロンの、PBAへの移籍ニュース

(2019年3月)についてはこちら

 

 

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