8/25（日）に、
『Link和光市』で行われた
『グランプリイースト第5戦』（GPE-5）。
優勝した羅立文の談話をお届けします。
羅プロは来週中国・上海に向かい、
『チャイナオープン』（ステージ2）に
参戦します。
…………
Lo Li-wen
1978年7月10日生
台湾出身・神奈川県在住
JPBA43期生
JPBA年間ランキング1位・1回（2010年）
『全日本14-1選手権』優勝4回
『北海道オープン』優勝3回
『関東オープン』優勝3回
『グランプリイースト』（GPE）では通算11勝
2010年『USオープン10ボール』準優勝
2015年～2017年『アジア選手権』3連覇
2016年『ワールド14-1』3位
他、優勝・入賞多数
神奈川県横浜市『POOL LABO』代表
Supported by UK Corporation
使用キューは『ZEN』（ゼン）
…………
――昨年（2018年）2月の
『関東オープン』以来、1年半ぶりの優勝です。
「昨年7月に自分のお店
（横浜『POOL LABO』）を
オープンしてから初めての優勝なので、
とても嬉しいです。
お店のお客さんやレッスンの生徒さんなど、
たくさんの方々に応援してもらって、
優勝を期待してもらっていましたけど、
なかなか勝てない時期が続いてました。
関東オープンからの1年半の間に
7回決勝戦を撞いたけど、
毎回負けてました（苦笑）。
でも、やっと良い報告が出来て嬉しいです」
――今回の決勝ラウンド（ベスト16～）の
ご自身のプレー内容はどうでしたか？
「準決勝（vs 大井直幸）と
決勝戦（vs 土方隼斗）は良かったと思います。
ベスト16と8は『まあまあ』ぐらいでした。
自分もミスをしていたし、
追い掛ける展開になって、
ヒルヒル（8-8）まで行きました。
苦しい時間が長かったですけど、
気持ちはずっと冷静だったので、
なんとか乗り越えられました」
――準決勝で、GPEで5戦連続優勝をしていた
大井直幸プロと対戦。注目を集めました。
「今大井プロは日本で一番強いプレイヤー。
今年のGPEの決勝戦で3回負けています
（※GPE-1、同3、同4）。
もちろん意識はしていましたし、
対戦するとプレッシャーもかかります。
でも、苦しいベスト16とベスト8を
勝ち抜けて、さらに集中力が高まっていたし、
『大井プロに勝って優勝したい』という
強い気持ちを持ち続けてプレー出来ました。
ただ、大井プロに勝っても、
『喜ぶのはまだ早い』と思ってました。
すぐ決勝戦が始まるし、
そこで負けたら意味がないですから。
それは自分に言い聞かせていました」
――決勝戦（vs 土方隼斗）も
ハイレベルな戦いでした。
「そうですね。
2人ともイージーミスはなかったと思います。
お互いに途中からブレイクの配置が
あまり良くなかったですけど、
自分に出来ることをちゃんとやっていたし、
なかなか良い内容の決勝戦だったと思います。
最初から最後まで『優勝する！』という
気持ちで、闘志満々で撞けました。
最後（第14ラック）、
土方プロが5-6コンビをミスして
良い形が残ったのを見て、
『行ける！』と思いましたけど、
自分のリズムは崩さず、
ちゃんと手球のポジションも出して、
丁寧に取ろうと思っていました」
――改めて勝因を。
「これまでは決勝戦で
集中出来なくなる時間があったり、
優勝を変に意識しすぎることがあったと思います。
今回ももちろん朝会場に入って来た時は
『絶対優勝するぞ！』と思っていましたけど、
ベスト16とベスト8が苦しい展開になって、
自分の出来ることを一生懸命やるしかない
状況になりました。
あの2試合を乗り越えたことで、
準決勝も決勝戦も、冷静さは失わずに、
どんどん集中力を高めて行けたと思います」
――次は『チャイナオープン』（9月・上海開催）。
どんなプレーをしたいと思っていますか？
「先月、『10ボール世界選手権』
（ラスベガス開催）に行って、
色々と良い経験が出来て
新しいことをたくさん学びましたし、
自分に自信が持てるようになりました。
その後、『チャイナオープン』の
台湾選考会も通過することが出来て、
今とても良い状態です。
自分の『戦いの形』みたいなものが
見えてきているので、
『チャイナオープン』は自分らしく
プレーしたいと思っています。
日本に戻って来たら『東海グランプリ』と
『GPE-6』があるので、
充実した9月になるようにしたいです」
――最後に、応援してくれた人たちに一言。
「ファンの皆様、スポンサー様、
POOL LABOの生徒さんやお客さん、
そして、家族のみんな。
いつも羅立文を応援してくれて
ありがとうございます。
なかなか優勝が出来なくて、
長いことお待たせしましたけど、
強い羅立文が帰って来ました。
これから何度も良い報告が出来るように、
日本の試合も海外の試合も頑張りますので、
また応援よろしくお願いします。
そして、会場やYouTubeLiveで
羅立文の試合を見てくださった方々、
ありがとうございました。
次のGPE-6以降も良いゲームが
たくさん見られると思いますので、
これからもGPE開催会場に足を運んでいただき、
試合を楽しんでください」
（了）
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