日本を始めとして世界各国で
競技プレイヤー層を中心に強い支持を
得ているハイクオリティ積層タップ、
『斬』(ZAN)。
多くの日本のプロプレイヤーも
斬タップを使っていますが、
今回は、2013年&2016年
『ジャパンオープン』優勝、
JPBA男子ランキング年間1位 2回の
土方隼斗プロにご登場いただき、
タップに求める性能・性質や、
斬タップの良いところなどをうかがいました。
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語り手:土方隼斗プロ
聞き手:BD
――いつから斬タップを使っていますか?
「斬タップが出始めた初期の頃から使ってます。正確には覚えてないですけど、2011年~2012年頃じゃないですかね。そして、2014年~2015年頃は別のタップを使っていたんですが、2016年に斬タップに戻って来て、そこからずっと使い続けています」
――初期の頃、斬タップ代表の湯山功プロと何かやり取りはしましたか?
「しました。試打をしながら、タップに求める性能とか打感とか、自分の好みを伝えたりして、それに合わせて調整してもらったり。でも、今はもうほとんど話をすることはないです。提供いただいてるタップはいつも安定してますし、打感も性能も気に入っているので、こちらから言うことがありません」
――『ハイブリッドマックス』を使っているそうですね。
「基本的にずっと『ハイブリッドマックス』です。打感が良い。僕にとってはまずそれが一番ですね。そして、タップ自体にパワーがある。引きも押しもよく効きます。それから、斬タップはどれもそうなんですけど、付けた瞬間からすぐ使えて、良い状態が長く続くところも特長だと思います。そういった理由で僕はハイブリッドマックスを使っています」
――その「打感」をもう少し具体的に言うと……?
「そうですね……、僕はまず、柔らかすぎるタップは好きじゃないんです。かといって硬いのも苦手で。硬めだけど弾力性をしっかりと感じられるタップがベストなんですけど、ハイブリッドマックスはまさにそんな打感を備えているタップです。しかも、『初めだけ良い』とか、『撞き締めないと使えない』とかいうことがなく、付け替えてすぐ、ベストに近い弾力性を感じさせてくれる。そこが良いですね」
――タップ交換の頻度はどのぐらいですか?
「平均するとだいたい1ヶ月に1回替えてます。早ければ2週間に1回という時もあります。僕は新しいのを付けて1週間~2週間ぐらい経った状態が一番好きです。ほどよく締まってきて、でも硬くはないという状態。撞き締まりすぎる手前の状態というか。好みとか使っている環境などにもよると思いますけど、僕の感覚では1ヶ月以上すると多少硬さを感じるようになってくるので、そうなる前に取り替えています」
――普段、どんなメンテナンスを?
「タップ交換の時にR(天面の丸み)などを整えたら、あまりそこから形が崩れたりすることがないので、ほとんど手を入れてません。試合の合間とか試合前に、チョーク乗りを良くするためにタップメンテナンスツールで天面に凹凸を付ける程度ですね。それ以外はたまーに天面を削るぐらいです」
――タップ交換は?
「前から自分でやってます。上手いか下手かはわからないですけど、慣れてはいる方だと思います」
――さきほど「安定している」という言葉がありました。それは品質や性能のバラつきが少ないということですか?
「そうです。今はタップの種類もたくさんあって、性能が高いものも多いですけど、その中でも斬タップは高いレベルで安定しているんじゃないかと思います。自分で取り付けて使っていても、当たり外れがかなり少ないなと感じますから。そして、付けてすぐベストに近い性能を発揮してくれる。僕らプロは試合で良いパフォーマンスを出さないといけないので、すぐ使えて、安定性のあるタップの存在は大事です。アマチュアプレイヤーの方やそんなに試合に出ない人にとっても、バラつきのあり・なしは結構気になるところだと思います。今は価格が高いタップも多いですしね。そういう意味でも斬タップは人に勧めやすいタップです」
――ジャパンオープンを始め、数多くのタイトルを獲った2013年と2016年は斬タップでしたね。
「はい、ジャパンオープンを獲った時は斬タップでした。でも、特定の試合だけが良かったということではなく、継続的に良い結果が出ていたので、ますます斬タップへの信頼性が高まりました。今も最も信頼しているタップですし、何の不安もなく使っています。これからも斬タップでタイトルを獲れるように頑張りたいです」
(了)
※大井直幸プロの斬タップ談話
※河原千尋プロの斬タップ談話
※界敦康プロの斬タップ談話
※斬タップ代表・湯山功プロの
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