2012年『女子プロツアー』優勝、
『全日本選手権』3位3度など、
優れた戦績を誇る、
JPBA39期生の木村真紀プロ。
本日（6/19）、自身のFacebookで、
この6月でJPBAを退会し、
プロ競技活動を終えることを発表しました。
2005年のプロ入り。
約15年のプロ生活でした。
近年は出産や育児のため、
トーナメント参戦の機会が減っていましたが、
出場すれば常に上位進出の
期待がかかるプレイヤーであり、
今年もうすぐ戦線復帰するだろうと
BDも思っていましたので、
今回の決断には驚きました。
ご本人の了承を得て、一部を引用すると、
「6月で旧ルパンから約18年つとめていた錦糸町ルパンを退職することになりました。そして、それに伴って15年続けてきたプロも引退することにしました。」
「先の見えないコロナによるルパンの営業時間短縮（全日15時オープン）が一因ではあります。でも、それよりも二人目出産復帰後からは、試合に出て、一試合でも多く勝ちたいとか、優勝したいという強い気持ちが薄れていて、そんな気持ちでプロを続けることに迷いがあったので、退職と共に今が引退する時かなと思い、決心しました。」
というのが引退決意の主な理由です。
また、Facebook上では、
長年応援してくれた『ルパン』の
お客さんとスタッフ、
ファン、プロの先輩や仲間、スポンサー、
家族など周囲への感謝の言葉をつづりながら、
忘れがたい競技人生の思い出を回顧。
ビリヤード漬けだった日々を
明るく振り返っています。
「振り返ってみると、ビリヤードに出会って18年ほんと毎日本当に楽しかったです。ビリヤード始めたのは遅かったけれど、一気にのめり込んで、気付けば仕事をやめ、ルパンで働いて、気付けば、プロになってました。ビリヤードが楽しすぎて子供を授かるまでは年に362日くらいは球撞きしてました。」
「静岡のプロツアーで念願の初優勝。残り3球のフリーボール、今でもよく覚えてます。そしてとにかく嬉しくて帰りの道中でもずっと笑ってました。」
「引退やルパンやめることに対しては寂しい気持ちもありますが、たった一度でも優勝出来て良かったし、優勝に向かって精一杯尽くしてきた時間を誇りに思えるので悔いはないです。そんな風に思えるビリヤードに出会えたことと、ビリヤードを通して沢山のかたに出会えたことが私の財産です。」
BDもこれまで様々な取材現場、
大会会場、『ルパン』で、
いつも朗らかな
（そして試合中は超集中している）
木村プロから元気をいただいていました。
プロを辞めてしまうことはとても残念ですが、
新しい道でのご活躍を祈願しています。
これまでお疲れさまでした。
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