〈BD〉【追悼写真特集】ありがとう、ビリヤード場『ヤング』の看板猫、ねこまちさん

Nekomachi-san, one of the most popular cat in billiards hall in Shimane, Japan has passed away September 2020. All photos taken by Hideki Otake.

元JPBAプロの大武英樹さんが

運営している島根のビリヤード場、

『ヤング』（島根県益田市幸町）。

その看板猫として、

約11年間多くのお客さんに可愛がられ、

一般メディアにも何度も登場した

「ねこまちさん」が、闘病生活の末、

9月上旬に虹の橋を渡りました。

大武さんのFacebookより：

「ヤングの看板ネコちゃんでありますねこまちさん。

半年間の闘病の末9月2日にスタコラサッサーと虹の橋を渡っていきました。11年間全国の皆様に可愛がっていただきまして有難うございました！　誰よりも幸せな猫生を送れたと思います(^^)」

BDも『ヤング』や大武さん、

そしてねこまちさんには

様々な記事でお世話になってきました。

悲報に驚きと悲しみの念が募ります。

大武さんが「良かったら」と

ねこまちさんの在りし日の画像を

選りすぐって送ってくださいました。

ここでご紹介します。

大武さん談：

「ねこまちさんは、実際に会った方全員が『こんな猫ちゃん、なかなかいないですよ』というぐらい人懐っこい性格でした。誰が触っても抱っこしても本当におとなしくされるがまま、正に看板ネコとしての接客術は猫界No.1だったことは間違いありません（笑）。様々なメディアにも取り上げてもらって、ケーブルテレビのドラマや全国紙の雑誌にビリヤード込みで紹介されてきたんで、少しはビリヤード業界に貢献してくれたのかな？　と思います。極めつけはNHKの『もふもふモフモフ』で堤真一さんがアテレコでねこまちさんを演じてくれたことです。

5ヶ月前に病気を宣告されて以来、24時間出来る限りの時間を一緒に過ごしました。治療や介護に関して出来ることは全部やってあげました。そうやって覚悟を決めて過ごしてきたので亡くなった後の喪失感に関しては思いのほか早い段階で回復してきました。お葬式もヤングで執り行ないましたが、常連さんだけでなく一般客の方々もたくさんの人が顔を出してくれてとても盛大に見送れたと思います。

飼うことになった時、ねこまちさんは鍵しっぽのねこちゃんで西洋では『幸せを運んでくる』って言われているとのことだったのですが、実際思い返してみると、この11年間、ねこまちさんがきっかけで出会えた人間関係がものすごくたくさんありまして、僕が映像関係のお仕事を始めるきっかけもねこまちさんが作ってくれてたりしました。すごい猫ちゃんだなあ～とつくづく思います」

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