今年（2020年）3月に
ラスベガスで開催予定だったものの、
新型コロナウイルスの急拡大を受けて、
『10ボール世界選手権』
（PREDATOR World 10-ball Championship）。
2021年大会は3月8日～12日に
同じ場所（ラスベガス
『カジノホテルリオ』）で
開催することになっていました。
ですが、12月5日、
公式FBページには、
上記画像が掲示されました。
2021年9月6日～12日に
リスケジュールされたようです。
公式サイトにも今のところ
文章は掲出されていないので
詳細はわかりませんが、
コロナウイルス収束の
きざしが見えないため、
3月開催が難しいと判断し、
延期を決めたのだと思います。
…………
一方、中止をせずに
なんとか年内に開催しようとしている
トーナメントもあります。
それが、『第80回 ワールド14-1』。
8名限定トーナメントという形にして、
昨年（2019年）と同じくフロリダで、
12月29日～31日に開催予定。
8名中4名は昨年のベスト4の
プレイヤーを招聘するとのこと。
昨年（2019年）優勝：
S・バンボーニング（アメリカ）
2位：C・デュエル（アメリカ）
3位タイ：T・ホーマン（ドイツ）
J・シュミット（アメリカ）
※昨年（2019年）の結果記事はこちら
そして残る4名を、
『Virtual Qualifiers』
（FBライブでのオンライン予選）で選出。
予選参加希望者は
77ドルのフィーを払い、
大会規定を満たしたテーブルで
3イニング限定で14-1をプレー。
獲得点数の上位4名が
フロリダ行きのチケットを手にします。
このバーチャル予選は世界中誰でも参加可。
お金を払えば再チャレンジ可。
成績上位者の使用テーブルは
後日第三者によるチェックを
受ける場合があるとのこと。
また、フロリダの本戦に出られない場合は
次点者に権利が移ります。
この予選は現在すでに開催中で、
暫定1位はC・ウィリアムズ
（彼は主催者でもあるので
デモプレー的な意味合いもあるでしょう）。
※詳細は公式FBページで
いずれにせよ、本当にフロリダに
8名がきっちり揃って
本戦（ベスト8～）が行われるのならば、
それは朗報と言えますし、
「予選はオンラインで、
本番は少数でリアルで行う」
というスタイルは、
コロナ禍における
国内外のチャンピオンシップレベルの
ビリヤードトーナメント
（各地方・各国から参加者が集まって
行われていた大会）の
新たな開催様式になっていく
可能性を秘めていると思います。
…………
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