〈BD〉「ダメになりそうなところも皆の応援で踏みとどまれた」――GPE-1優勝。塙圭介の談話

 

先週末(4/4)の

グランプリイースト第1戦 in Link西川口』で、

 

プロランキングポイント対象試合で

9年ぶりの優勝を飾った

塙圭介プロの談話をお届けします。

試合直後に取材しました。

 

…………

 

Keisuke Hanawa

1978年2月2日生

千葉県出身・埼玉県在住

JPBA38期生(2004年~)

BAGUSインストラクター

使用プレーキュー:『EXCEED』。シャフトは『風神』。タップは『プレデタービクトリー』

2012年『関東オープン』優勝

『グランプリイースト』優勝3回

(2021年、2006年、2004年)

他、入賞多数

 

…………

 

 

――9年ぶりの優勝のお気持ちは。

 

「もちろん嬉しいですよ(笑)。これまで準優勝が多かったし(※オープン戦で3回準優勝あり)、久しぶりの優勝だから。なにか懐かしい感覚もありましたね」

 

――『やっと勝てた』という気持ちもありましたか?

 

「終わってみればそう思いますけど、決勝戦を撞いてる最中は、過去に何度か決勝戦で負けてきたということは意識してなかったです。ただ一球一球にちゃんと対処していこうという気持ちだけでした」

 

――決勝戦は中盤まで競り合いになりました。

 

「決勝戦はお互いブレイクがそんなに成功してなかったですよね。僕もあまりいいブレイクは打ててなかったし、羅プロもそこまでブレイクが良い訳じゃなさそうだった。それなら勝負になるのかなという気持ちはありました」

 

――8-5で先にリーチをかけて、最後の第14ラックは1番と2番のセーフティ戦の後、2番から取り切りました。

 

「もちろん最後の9番まで緊張感がありましたけど、特に取り出しの2番と3番がポイントでした。あの2番は撞きづらだったんでもうイレイチでいいと。とにかく入れることだけに専念しました。そしたら3番はレストで撞くことになっちゃったけど、まあしょうがないなと」

 

――3番から5番はレストを使って2クッションで出しました。

 

「手球が7番に隠れなければいいやと思って撞きました。ライン的に5番に逆フリに出るのはわかってましたけど、手球が土手(クッション)近くで止まっちゃったので5番は少し難しくなりました。欲を言えばもう少し手球をクッションから離したかったですね」

 

――そこからの4球は自信を持って撞けたのでしょうか。

 

「自信を持てていたかというとそうでもないですけど(笑)、不安は持たずに撞けたかなと思います」

 

――今日の3試合、安定感あるプレーだったように見えました。

 

「僕自身はブレイクが上手く決まってなくて、いいリズムでは撞けてなかったし、あんまりいい感じではなかったと思います。ブレイクが決まらないんだから、ノリで行かないで、回って来た球に一つ一つきっちり対応しようという感じでしたね」

 

――では、勝因は?

 

「めげないで撞けたことが良かったんじゃないかなと思います。入場制限がある中で応援に来てくれた方々の存在が大きかったです。『Link』さんは各店で練習させてもらっているので知っている方が多かったですし、インストラクターをさせてもらっている『バグース』のお客さんも見に来てくださりました。皆さんが僕のプレーに大きな拍手をくださって、そのおかげでダメになりそうなところも踏みとどまれました」

 

――コロナ禍で丸1年プロランキングポイント対象の試合がありませんでした。モチベーションは下がっていませんでしたか?

 

「僕はもともとそんなにモチベーションが大きく下がることはなくて、ある程度のところまで止まるタイプ。というか、これが仕事なんでモチベーションに左右されることがないようにということは思っています。年齢とともになかなか身体が付いていかなくなってるから、今はそこまでたくさんは撞けないですけど、毎日球は撞いてますよ」

 

――これからの目標は?

 

「いやぁ、なんでしょうね(笑)。一試合一試合真剣にやるだけです」

 

――最後に応援してくれた方へ一言。

 

「今日は本当に応援ありがとうございました。会場で直接大きな拍手をもらえたおかげで頑張ることができました。コロナ禍でストレスの多い生活が続きますけど、今回の優勝で僕を応援してくださっている方々のストレスが少しでもまぎれればと思います。また皆さんにいい報告をしたいと思います」

 

(了)

 

 

 

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