少し遅くなりましたが、
マッチルーム公式サイトに出ていた
『CLP』初代王者、A・オーシャンの
コメントをお届けします。
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日本の大井直幸プロが5位に入り、
アルビン・オーシャン(オーストリア。
2014年9ボール世界チャンピオン)の
優勝で幕を閉じた
9ボールの新国際イベント
(チャンピオンシップリーグプール。
冠スポンサー:PREDATORキュー、
主催:マッチルームプール。
以下「CLP」)
3/21~3/29の8日間にわたり、
イギリス・ミルトンキーンズの
『スタジアムMK』で8日間に
わたって行われたこのCLPは、
「9ボール5ラック先取のリーグ戦」が
基本フォーマットになっていて、
最少でも一人あたり6試合プレーします。
優勝までの最短の道のりは
計算上「16試合」。
ですが、オーシャンが優勝までに
要した試合数はなんと「52」。
それは彼のコンディションのアップダウン
(圧勝もあれば自滅と思われる試合もあり、
いくらか安定感に欠けていた)と、
特殊な大会フォーマットの合わせ技で
もたらされた結果であった訳ですが、
オーシャンは第1回大会ですでに
「優勝者の最多プレー試合数」の
記録を作ってしまった感もあります。
CLPは8日間で19名のプレイヤーが
参戦し、試合の総数は「192」。
実にその1/4以上は
オーシャン戦だったことになります。
さて、そんなオーシャンの
激闘直後のコメントを、
主催のマッチルームプールが
大会公式サイトに載せています。
→元記事はこちら(英語)
その抄訳をお届けします。
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マッチルームプール・記:
「アルビン・オーシャンは、ミルトンキーンズのスタジアムMKで行われた『CLP』の決勝戦で、『マスターズ』覇者のD・アルケイド(スペイン)を5-1で破り、第1回CLPの優勝者となりました。
決勝戦は、オーシャンにとって今大会52戦目となりました。このオーストリア選手はDay 1から参戦していましたが、ジェットコースターのような1週間の中で、2つのグループ決勝戦と2つのグループ準決勝戦で敗れ、最終的に6日目(Day 6)で勝ち抜けました。
そして、大会最終日の『ウィナーズグループ』(優勝決定リーグ)では、プレーオフ(4名トーナメント)に進出するために、N・フェイエンとのリーグ最終マッチで、ラスト3ラックを連取して上がらなければいけないというところまで追い詰められました。
そこを乗り越えたオーシャンは、準決勝でE・カチ(アルバニア)を5-2で破り、優勝決定戦ではスタートダッシュに成功し、十分なリードを保ってアルカイデを下しました。オーシャンにとって『CLP』は、マッチルーム主催大会の『個人戦』での初タイトルです(※オーストリアチームとしてダブルスの『ワールドカップオブプール』では2度の優勝歴がある)。
開口一番、『言葉がないよ』と語ったオーシャン。彼は今大会で16,200ドルの賞金を獲得しました。
『この1週間の自分のパフォーマンスを振り返るとたくさんの浮き沈みがあった。全てが揃っていたね』
『優勝できたことが信じられないし、すごくホッとしている。最終的に52試合をプレーしたけど、素晴らしい1週間だった。自分のゲームやパフォーマンスを通して自分自身について多くのことを学べたと思う。決勝戦ではアルケイドのブレイクが上手く決まらずちょっと申し訳ない気持ちにもなったけど、彼は間違いなく次の『ワールドプールマスターズ』でカムバックするだろう』
『この1週間はおそらく僕のキャリアハイのパフォーマンスだったと思う。今まで1週間でこんなにたくさんの試合をしたことはない。毎日新しいグループに入って延々と試合を続けなければいけなかったけど、それを乗り越えてさらに強くなれたと思うし、この数日間で自分は大きく変わったと思う』
『Day 2は信じられないぐらい悪かったね。自分の振る舞いも含めて悪いものが一気に出てしまった。でも、3日目以降も懸命に戦い続けていたし、最終日(Day 8)のフェイエンとのリーグ最終試合の上がりのラックを勝ち取れたことで、準決勝と優勝決定戦に向けて弾みが付いた。勝てて本当に良かった』
『あのフェイエンとのリーグ最終試合はすごく奇妙な感じだった。準決勝に進むためには自分が3ラック連取してフェイエンに勝たないといけないのはわかっていた。僕が1つ取った後に、別テーブルで大井(準決勝入りを競っていた大井直幸プロ)が勝ったことを知り、そこから僕はさらに2つ続けて取って勝ち抜けたんだ。あの試合の後は(準決勝と優勝決定戦)はもうミスをしてないと思う』
『5月にはワールドカップオブプールというメジャーイベントがある。僕ら(オーシャンとパートナーのマリオ・ヒー)は3大会連続で決勝戦に進んでいるから(優勝2回・準優勝1回)、他の国々は僕らを打ち負かそうと向かってくると思うけど、そうはさせないようにしたい。きっとマリオも今日は僕の優勝を喜んでくれていると思う』」
(了)
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Championship League Poolの情報は、
マッチルームの公式サイトの他、
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をチェックしてください。
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Championship League Poolルール
◆ 1日1グループ試合を行う。1グループは7名で構成。総当りリーグ戦を行う
◆ 9ボール5ラック先取
◆ 交互ブレイク。ラックは1オンフット。木ラックでのレフェリーラック
◆ リーグ戦の上位4名でシングルトーナメントを行い、優勝者がDay 8(最終日)の優勝決定リーグへ進む
◆ リーグ戦の最下位(7位)の選手はその時点で大会終了
◆ 中間の5名に新しく2名を加えて翌日また7名でリーグ戦を行う
◆ Day 1~7の勝者計7名がDay 8(最終日)で優勝決定リーグを戦う
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Championship League PoolのBD記事
「大井直幸は5位」
「参加19名確定」
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