昨年（2020年）、
小型簡易タイプの
その工程を動画に収めてくれた
Aクラスアマ、加藤保広さん。
加藤さんは他にも
様々なビリヤード用品を作っていて、
自ら使ったり、
ビリヤード仲間に譲ったりしています。
その最新作が「キューホルダー」。
待合テーブルの端に置き、
キューを立て掛けて使う、
卓上用・軽量・ポータブルの
キューホルダーです。
興味津々で加藤さんに
詳細をたずねたところ、今回も
動画を撮って送ってくださいました。↓
【動画】カーボン板でキューホルダーを作ってみた！ by 加藤保広さん
加藤さんがキューホルダーを作るのは
これが4回目。
実際は約2時間かかるという工程を
3分30秒の動画にまとめていただきました。
主材料はカーボン板。
これはボールケースを作った際に
余ったものだとのこと。
「16個用ボールケース、12個用ボールケース（10ボール用）を作っていたのですが、木を使っていたのでサイズが大きくなりました。より小さいケースを作るためには、薄くて強度がある材料がいいと思い、カーボン板で作りました」（加藤さん）
↑加藤さんが作成したボールケース
「この時のカーボン板の端材で何か作れないかということで、持ち運びができて軽くて薄いキューホルダーが作れそうだと思い、作ってみました」（加藤さん）
……という経緯で生まれた
カーボンキューホルダー。
ホルダー部分は3つあり、プレイキュー、
ブレイクキュー、ジャンプキューの
3本を立て掛けてられる仕様に。
設計図などはなく、
「ホルダー部分は24mmの円で行けると思ったので、それを目安におおよそで」
作っているとのこと。
特に気を使う工程について加藤さんは、
「カーボンを丸鋸で寸法通りにカットするのが難しいです。丸鋸の歯が木材用だとカーボンをカットできないので、ガラスをカットするための歯を使っていますが、どうしてもきれいに真っ直ぐは切れないので、そこはカットしてから目分量で削って合わせています」（加藤さん）
と教えてくれました。
ちなみに、このキューホルダーは非売品。
「大量には作れないものなので、販売は考えていません。あくまでボールケースを作る際のあまり材料が贈答品のような感じになってます（笑）」（加藤さん）
近日BDでは、加藤さんが以前から
製作して販売もしている
『エクステンション』も、
動画と画像でご紹介する予定です。
最近は3Dプリンタを導入して
製作しているとのこと。楽しみです。
…………
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