手球のポジショニング(出し)の
精度を競うトレーニングゲーム、
「ターゲットプール」。
動画(↓)に登場する
9ボール世界チャンピオンの
T・ホーマン(ドイツ)は12歳の頃から
ターゲットプールをやっていたとのこと。
専用の薄い紙製の的をテーブルの
任意の場所に敷く、あるいは、
その代わりに紙ナプキンや紙幣を敷いたり、
テープやシールを貼ったり、
チョークなどで印を付けて
「的」とするのが
従来のスタンダードですが、
デジタル時代になり、
ターゲットプールも進化。
プロジェクターを使って
テーブルに課題配置と
ターゲットを映し出すシステムがあります。
「ビリヤードテーブル×プロジェクター」の
分野にはすでにいくつかの
企業が参入していますが
(BDでも以前こんな取材をしています)、
ホーマンが紹介しているのは、
「ICA Training system」というもので、
ゲーム性や派手な演出が少ない代わりに、
プリセットされた数多くのドリル、
ターゲットプール、
インストラクションなどが利用でき、
配置を自作して投影することも
できるという、
競技プレイヤー向けのシステムです
(→公式サイトはこちら〈英語〉)。
撮影場所は、ニューヨークの著名店、
『アムステルダムビリヤード』
(※動画の途中で同店を拠点としている
M・イモネンも登場します)。
動画は、まずターゲットプールと
「ICA Training system」の
簡単な説明から始まり、
KAMUI BRANDの体験企画動画で
お馴染みのアマチュアプレイヤー、
R・ウィリアムズと、ホーマンが
ターゲットプール勝負を行います。
この勝負がなかなか面白く、
ウィリアムズのいかにも
アマチュアなポジショニングには
大きく頷いてしまいますし、
一方で、トッププロ・ホーマンの
手球コントロール力の高さ
(精度&再現性)に驚かされます。
ホーマンは普段から
『アムステルダムビリヤード』で
レッスンをしていて、
この「ICA Training system」を
活用しているとのこと。
PCにプロジェクターに周辺機器に
ソフトウェアに……と、
新規で一式揃えようとすると
かなり費用はかかりますし、
今のところ「ICA Training system」は
日本語対応していないので
少々敷居が高い印象があります。
ですが、その気になれば、
今はプロジェクターや周辺機器も
小型軽量化して安価になっていますし、
同じようなシステムは
個人で構築できそうな気もします。
一般層を惹き付けるためにゲーム性や
エンタテインメント感を表現するには、
アニメーションやグラフィックに
こる必要があると思いますが、
トレーニングユースなら
その重要度は高くはないでしょう。
デジタル機器とテクノロジーの
進化とともに、この分野は早く深く
広がっていくのではないかと思います。
…………
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