〈BD〉ショウの14-1世界記録の714点。〜本人コメント & 動画公開について〜

18日に達成された

ジェイソン・ショウの

14-1（ストレートプール）の

新記録、「714点」。

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アメリカ、特に東海岸では

今なお根強い人気のある種目だけに、

アメリカのビリヤードファン・

関係者のSNSなどでは、新記録を讃え、

祝福する声が上がり続けています。

…………

そんな中、ショウ本人も少し休息を

取った後にFacebookを更新。

喜びをあらわにしています。

ざっと訳すとこんな感じです。↓

ショウ・記：

「少し休んでやっと投稿する元気が湧いてきた。1月18日（火）にストレートプールの世界新記録を達成した事実を噛み締めている。

13日（木）にバージニア州の『Street Lights Billiards Academy』に行き、プレーを始めた。4日間毎日朝9時から午後2、3時までプレーして、一旦休憩して、また午後7時から深夜1、2時ぐらいまでやっていた。その間にいくつかの良い記録、407点、397点、368点、344点、308点、297点……他にも、200～250点がいくつか出たんだ。

ウィリー・モスコーニの526点（1954年）とジョン・シュミットの626点（2019年）まであと少しのところまで来ているのはわかったけど、もう帰らないといけない時間になっていた（※17日に一旦チャレンジを終えた）。ただ、自分の中では行ける感覚があったし、大きなランを出した時にマズい取り方をしてしまった自覚もあって、もしあれがなければ……と思ったんだ。そこで妻と相談して滞在を1日延長することにした。

17日の夜9時に『Street Lights Billiards Academy』に戻り、翌日の午前10時までプレーした。714点ランは、18日午前7時頃に始まって2時間50分かかったよ。51ラックをまたいで新記録を出すことができたんだ。僕はずっと起きていて気持ちのアップダウンがありすぎたから、その時はまだ実感が湧いていなかった。でも、ウィリー・モスコーニと同じような扱いの祝福コメントをもらえるなんて素晴らしい気分だ。

ボビー・チェンバレンには大きな感謝を伝えたい。彼がこの企画の全てを取り仕切っていた。彼の14-1への愛情は誰にも負けない。それに『Street Lights Billiards Academy』は素晴らしい場所で、オーナーのディオン氏も素晴らしい人物だ。

追伸：長時間のプレーで僕の右手の全ての指に水ぶくれができてしまった（※ショウはサウスポー。ブリッジハンドである右手がラシャとの摩擦で水ぶくれになった）。

ファンの皆とスポンサー各社にも感謝を」

また、ショウは別のところで、

こうも書いています。

「またいつかここに戻って来て、自分の記録を自分で破りたい。他のプレイヤー達にも挑戦してもらいたい」

…………

続いて、

この14-1のハイランチャレンジ企画を

催した14-1愛好家クラブ

『The Legends of Pocket Billiards』の

ボビー・チェンバレン氏の

Facebookでのコメントです。

こちらは埋め込み不可の設定なので、

原文（と別の日のプレー映像）は

こちらからどうぞ。

歴史的な714点ランの映像は、

終わりの1時間ほど、簡易的に

ライブ配信がありました（※今は非公開）。

きちんとフルサイズの動画は

収録してあるものの、

いつどんな風に世に出すのか

現時点では決まっていないようです。

チェンバレン氏・記：

「この数ヶ月間、歴史的な14-1ハイランを目撃するために視聴してくださった全ての視聴者にこの場を借りてお礼を申し上げます。

また、このイベントに参加し、才能と技術を駆使したエキサイティングなプレーを披露してくださったプレイヤーの皆様もありがとうございました。 SVB（シェーン・バンボーニング）、ルスラン・チナホフ、アール・ストリックランド、そして、ジェイソン・ショウ。彼らとこの『Street Lights Billiards Academy』で一緒に過ごせたことを感謝しています（※4人同時ではなくそれぞれ別の日程で14-1ハイランに挑んだ）。視聴者も同じように感じてくれていると信じています。

714点ランのビデオについてですが、我々は編集されていない完璧なオリジナルの高画質録画データを持っており、セキュリティも問題有りません。BCA（Billiard Congress of America）に提出する準備も出来ています。BCAにこの映像を検証してもらい、正式に世界記録として認証してもらうこと、これが我々の最初の目標です。

そこをクリアしたら、この世界記録更新のハイラン映像を世界に紹介するための最良の選択肢を検討することになります。私たちの最大の目標は、この映像がビリヤード業界の発展に寄与するだけでなく、外部の視聴者にも興味を持ってもらえるような形で適切に紹介されるようにすることです。また、ジェイソンのこの偉大な業績がしかるべき形で認められ、表彰されるようにしたいと考えています。

ともかく視聴者の皆様には、映像が世界に公開されることをお約束します。しかし、このプロセスには時間がかかるので、しばらくお待ちください。ありがとうございました」

…………

ジョン・シュミットが2019年に

626点を出した時も、

正式にBCAから承認を得られたのは

記録達成当日ではなく、

少し後になってからでした。

その時も最初から最後までを

記録した映像がありましたが、

BDが知る限り、今に至るまで

一般公開はされていません

（シュミットの身内レベルでの