〈BD〉2023年「マッチルームグループ」大会スケジュール公開。直轄新イベントは『アジアンツアー』と『イングリッシュオープン』

 

2023年の「マッチルーム系」イベント、

 

つまり、

「ナインボールワールドランキング対象イベント」

のスケジュールが

さきほど公開されました。

 

→ マッチルームの

ニュースリリースはこちら(英語)

 

→ マッチルームの

「スケジュール」ページはこちら

 

日程や開催国が「TBC」

(to be confirmed。確認中)

となっているところが多いですが、

 

少なくともランキング対象イベントの

開催数は2022年より増えているのは

間違いありません。

 

このカレンダーには、

一昨日発表されたばかりの

『アジアンツアー』内の、

『アジアンオープン』(マッチルーム主催)と

『APPアジア選手権』(APP主催)も

含まれています。

 

他に2023年には、

マッチルーム直轄新イベントとして

『イングリッシュオープン』が

開催される予定です。

 

トップ画像の日程をざっと

書き起こすとこんな感じです。↓

 

マッチルーム直轄イベントを赤字。

 

それ以外に日本選手が出る可能性の

高いイベントを青字にしています。

 

※このカレンダーはおそらく

随時更新されると思います

(トップ画像内の日程と

「スケジュール」ページ内の日程に

すでに齟齬がたくさん生じてます)。

BDもそれに合わせて修正を

加えていきますのでご了承ください。

 

※「プレデター系」の

『USプロビリヤードシリーズ』の

2023年日程はまだ出ていません。

そちらはまた改めて。

 

…………

 

● 1月:

5日~/ターニングストーンクラシック/アメリカ

25日~/ダービーシティクラシック/アメリカ

 

● 2月:

1日~/9ボール世界選手権/ポーランド

18日~/ユーロツアー タリンオープン/エストニア

 

● 3月:

18日~/9ボールバルカンツアー/TBC

 

● 4月:

14日~/ユーロツアー ザンクト ヨハン イム ポンガウオープン/オーストリア

19日~/PRP 9ボールオープン/スペイン

TBC/インドネシアオープン/インドネシア

22日~/ファーストブレイクカフェオープン/アメリカ

 

● 5月:

4日~/ワールドプールマスターズ/TBC

TBC/プレミアリーグプール/TBC

TBC/MEZZブカレストオープン/ルーマニア

TBC/イングリッシュオープン/イギリス

TBC/ベトナムオープン/ベトナム

27日~/ユーロツアー タンペレオープン/フィンランド

30日~/UKオープン/イギリス

 

● 6月:

20日~/ワールドカップオブプール/TBC

TBC/フィリピンオープン/フィリピン

TBC/台北オープン/台湾

TBC/9ボールバルカンツアー/TBC

 

● 7月:

29日~/ユーロツアー スロベニアオープン/スロベニア

TBC/シンガポールオープン/シンガポール

 

● 8月:

TBC/APFアジア選手権/TBC

8日~/ヨーロピアンオープン/ドイツ

TBC/オメガ9ボールツアー ×2/アメリカ

31日~/ターニングストーンクラシック/アメリカ

 

● 9月:

14日~/キャピタルシティクラシック/アメリカ

22日~/コネチカットオープン/アメリカ

25日~/USオープン/アメリカ

 

● 10月:

TBC/アジアンオープン/TBC

21日~/ユーロツアー ラシュコーオープン/スロベニア

30日〜/インターナショナルオープン/アメリカ

 

● 11月:

3日~/ユーロツアー トレビーゾオープン/イタリア

 

● 12月:

TBC/モスコーニカップ/イギリス

 

…………

 

マッチルームのニュースリリースを

ざっくり訳して、以下に貼り付けます。

BDの考察は追って。

 

マッチルーム・記:

 

2023年のナインボールワールドランキングのスケジュールが暫定的に決定し、マッチルーム主催の12イベントを含む、最低30のランキングイベントが世界中で開催されることが決定しました。

 

マッチルームは9ボールプレイヤーのために公正で野心的で統一感のあるプランを提供し続けます。新旧のパートナーシップのおかげでランキングイベントは世界のあちこちで開催される予定です。

 

2023年のランキング対象イベントは、1月5日にニューヨーク州ヴェローナで開催される『第34回ターニングストーン』から始まり、続いてインディアナ州で『ダービーシティクラシック』が開催されます。

 

マッチルームの2023年最初のブルーリボン(最上位ランク)イベントの『9ボール世界選手権』は、2月1日からポーランドのキェルツェで開催され、ナインボールワールドランキングのベスト128プレイヤーが、賞金総額32万5000ドルと世界チャンピオンとなるチャンスをかけて戦います。

 

その後、マッチルーム直轄イベントは5月~6月にかけて、イギリスのメディアパートナーであるSky Sportsとともに2023年の基幹イベントとして、『ワールドプールマスターズ』、『プレミアリーグプール』、『UKオープン』、『ワールドカップオブプール』が開催される予定です。

 

『ワールドカップオブプール』ではスペインが王座を防衛するべく参戦し、『プレミアリーグプール』ではアルビン・オーシャンが3連覇を狙うために戻って来る予定です。

 

『ヨーロピアンオープン』は8月8日から、2022年と同じくドイツのフルダにあるホテルエスペラントで開催され、その後、9月25日からアトランティックシティで伝統ある『USオープン』が開催されます。例年通り、年間スケジュールは年末の大一番、『モスコーニカップ』に向けて組み立てられています。アメリカは2019年以来4年ぶりのモスコーニカップ奪還を叶えられるでしょうか。

 

また、マッチルームは2023年に新たなビッグイベントを2つ開催します。『アジアンオープン』(10月)と『イングリッシュオープン』(5月)です。ともに賞金総額20万ドル、256人規模のフィールド、世界規模のTV露出を誇ります。

 

また、2022年に行われた『SVBジュニアオープン』と並行して、2つの新しいジュニアイベントも開催される予定です(※ナインボールワールドランキング対象ではないのでこのカレンダーには入っていません)。

 

世界中のプレイヤーにチャンスを提供しようというマッチルームの取り組みは、APP(Asian Pool Promotions)との新たな戦略的パートナーシップによって2023年に生まれる『アジアン9ボールツアー』で実を結ぼうとしています。マッチルームとAPPは、2023年にシンガポール、インドネシア、ベトナム、フィリピン、香港、中国、タイ、台湾で開催される各大会で、アジアと世界のプレイヤーにランキングポイント獲得の機会を提供します。

 

EPBF(ヨーロッパポケットビリヤード連盟)は例年通りユーロツアーを行い、その結果はナインボールワールドランキングに反映されます。エストニア、オーストリア、フィンランド、スロベニア、イタリアという国々でユーロツアーが開催されます。

 

アメリカの『オメガビリヤード』は、2023年に最低2つのランキングイベントを開催する予定です。トッププレイヤーのJ・ショウ(スコットランド。アメリカ在住)は、『USオープン』直前の9月22日に初めてランキングイベントを主催する予定です(コネチカットオープン)。アメリカのプレイヤーにとってランキングポイント獲得の機会がこれまで以上に増えることになります。

 

バージニアで開催される『ファーストブレイクカフェオープン』(4月)も初めてランキングイベントとして開催されます。マイク・ザグランは例年通り2023年も『ターニングストーンクラシック』を2回開催し、パット・フレミングが主催する『インターナショナル・オープン』は2023年もランキング対象大会として行われる予定です。

 

年間数イベント行われる『ユーロツアー』と並行して、マッチルームはバルカン地域のプロモーターと戦略的パートナーシップを結び、クロアチア、セルビア、ボスニアヘルツェゴビナなどで開催する『バルカンツアー』を開始することをお知らせします。

 

その他のヨーロッパでのイベントとしては、2022年にスペインのサラゴサで開催された『PRP 9ボールオープン』が2023年も行われます。

 

2023年のランキングイベントは、ヨーロッパとアメリカのプレイヤーにとって『モスコーニカップ』の欧米チームメンバー入りの評定基準になるだけでなく、ナインボールワールドランキングの上位プレイヤーにとっては、『ワールドプールマスターズ』、『ワールドカップオブプール』、『プレミアリーグプール』といった大きな招待制トーナメントへの道も提供することになります。招待制トーナメントの締め切り日や選考基準については2023年の年明けにお知らせする予定です。

 

2022年1月1日からナインボールワールドランキングは、2年間の「ローリングリスト」(2年1単位)で集計を行う予定です。

 

(了)

 

………… 

 

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