〈BD〉サンチェスルイス優勝。大井3位。『プレミアリーグプール』閉幕

© Matchroom Pool 2023
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↑ 決勝戦の勝敗のかかった分岐点。ショウの3番カットミス

 

↑ サンチェスルイスの決勝戦の上がりラック

 

↑最終日の夜セッションのTable 1配信。 三次リーグの大井 vs ショウ、大井 vs ユスチシン。準決勝の大井 vs サンチェスルイス、決勝戦のサンチェスルイス vs ショウあり

 

 

6日〜13日にイギリス・レスターの

『モーニングサイドアリーナ』で

開催されていた。

 

16名招待制・国際9ボールイベント、

『プレミアリーグプール』

(以下、PLP。主催はマッチルーム)。

 

日本時間14日朝、8日間の戦いに幕。

 

今年のチャンピオンは、

現9ボール世界No.1プレイヤー、

F・サンチェスルイス(スペイン)です。

 

…………

 

サンチェスルイスは

一次リーグを3位(15戦10勝)、

二次リーグを1位(24戦18勝)、

そして三次リーグを1位(29戦22勝)で通過。

 

最終ステージの4名プレーオフ

(シングルトーナメント。7ラック先取)へ進み、

 

まず、準決勝では大井直幸に7-3で勝利。

 

そして決勝戦では

『モスコーニカップのチームメイト、

J・ショウ(イギリス)と対戦。

 

両選手にとって31試合目となった

この決勝戦ですが、

それまでと同じく互いにハイレベル&

スピーディーなプレーを展開。

 

勝負の分かれ目は、

ショウ4-3リードで迎えた第8ラックでした。

 

ショウの3番カットは

入ったかに見えましたが、

ぎりぎり穴前に残ります。

そこからサンチェスルイスが

取り切って4-4。

 

続けてショウのブレイクスクラッチで

サンチェスルイスが一歩前へ(5-4)。

 

続く2ラックもショウに

ターンは回って来ていましたが、

良い形を撞くことはできず、

ショウにとっては

フラストレーションの溜まる

終盤だったかもしれません

(表彰式でのショウはいつになく

落胆の色を浮かべていました)。

 

第11ラック、ショウは

ブレイクインの後、2番でセーフティ。

しかし、これは隠れず。

 

サンチェスルイスはロングの2番を

ズドンと入れて、そこから

ランアウトで勝負あり(7-4)。

 

たしかにサンチェスルイスは

ツキにも恵まれていたましたが、

シュートミス「0」だったのも事実。

 

現9ボールNo.1プレイヤーの

実力をいかんなく発揮した8日間、

そして決勝戦だったと思います。

 

サンチェスルイスはこれで、

マッチルーム主催イベントで

1年の間に5つ目のタイトル獲得です

(個人タイトル=USオープン、世界選手権、今大会。

チームタイトル=ワールドカップオブプール〈スペイン〉、モスコーニカップ〈欧州〉)。

 

…………

 

◇ 3位入賞の大井直幸の戦績はこちら

 

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◇ PLPライブ配信

 

テーブルは2台のみで全試合ライブ配信あり。

 

日本では、

 

Table1= https://youtube.com/@MatchroomPool1 

Table2= https://youtube.com/@MatchroomMultiSport…

 

で見られます。

 

Matchroom live(有料)でも

Table1 & Table2ともに視聴できます。

https://matchroom.live/sports/pool

 

…………

 

◇ PLP概要&フォーマット

 

2021年に行われた前身大会の

Championship League Pool』を

含めると、今回が3回目となる

新しい9ボール招待制イベント。

出場者は全員が主催者(マッチルーム)推薦。

 

前回大会覇者はA・オーシャン。

 

Day1~Day5の5日間で

16名総当たりの「一次リーグ」を行い、

16名を10名に絞る。

 

Day6とDay7は10名での「二次リーグ」。

6名に絞る。

 

Day8(最終日)は、

6名での「三次リーグ」を経て

上位4名でのプレーオフ

(シングルトーナメント)を行い、

チャンピオンを決定。

 

全試合9ボールの5ラック先取で

交互ブレイク制。

ラックは9ボールオンフット。

 

プレーオフの準決勝と決勝戦は

7ラック先取。

 

…………

 

◇ 2023 PLP出場選手

 

1:A・オーシャン(前回大会覇者。オーストリア)

2:F・サンチェスルイス(スペイン)

3:S・バンボーニング(アメリカ)

4:K・アルガンディ(サウジアラビア)

5:J・ショウ(スコットランド)

6:K・ユスチシン(ポーランド)

7:S・ペリファノビッチ(ボスニアヘルツェゴビナ)

8:呉坤霖(台湾)

9:A・パグラヤン(カナダ)

10:E・ストリックランド(アメリカ)

11:S・ウッドワード(アメリカ)

12:ソソア(韓国)

13:C・メリング(イギリス)

14:周婕妤(台湾)

15:ロンダティエン(ベトナム)

16:大井直幸(日本)

 

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◇ PLP最新情報

 

マッチルームの公式サイトの他、

FacebookTwitterYouTubeInstagram

もチェックしてください。

 

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◇ 2023 PLP関連記事:

 

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3/13 大井15W9Lで最終日へ。Day7

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2/15 今年のPLPは3/6開始。16名中12名決定!

 

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