〈BD〉【続】女流球聖戦挑戦者決定戦に臨む東西の代表にアンケート。東日本代表・井上直美編

今週末に行われる

アマ9ボールタイトルマッチ、

『女流球聖戦挑戦者決定戦』の直前企画。

3日に公開した

『西日本代表：𠮷見佳世』編に続き、

東日本代表：井上直美の

アンケート回答をお届けします。

※8日の「挑戦者決定戦」および

9日「球聖位決定戦」の

大会要項・経過・結果などは、

JAPA公式FBページまたは

JAPA公式サイトにて。

※8日〜9日のYouTubeライブ配信はこちら

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東日本代表：井上直美（いのうえなおみ）

出身・在住：埼玉県／東京都

所属店：『KULICKS』（東京都墨田区）、『ヤマニ』（東京都江戸川区）、『REVE』（東京都江戸川区）

使用プレーキュー：MEZZ『ミカ・イモネンモデル』（シャフトはWX-Σ／タップはNAOLLY M）　　　　　　　　　　　　　　　

ビリヤード歴：計約12年。※20歳～30歳までプレーし、子育てで休み、2022年（42歳）に復帰

女流球聖戦参加歴：2回目

女流球聖戦でのこれまでの最高位：前回（2022年）東日本A級で負け―負け　

公式戦入賞歴：アマAクラス全国タイトルでの上位入賞歴はなし。※JPBAプロ時代：2006年東日本女子プロツアー第2戦・優勝、関東レディースオープン・優勝、全日本女子プロツアー第3戦・優勝

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◇ Q1：A級戦を勝ち抜いた感想を教えてください。

井上：勝った瞬間はホッとしました。栗林プロ夫妻（栗林達プロ・栗林美幸プロ）をはじめ、『KULICKS』の仲間たちに試合前から応援も期待もされ、練習にも付き合ってもらい、当日は会場に見に来てくれました。自分一人の力では成し得なかったことだと思います。

◇ Q2：A級戦の勝因とは？

井上：とにかく一生懸命やったのが良かったんだと思います。最近は仕事や家のことやスリークッション（3月韓国『アジア選手権』遠征）など色々重なっていて、撞ける時間もやれることも限られていて、調子の良し悪しすらわからない状態でしたけど、考えすぎるとおかしくなるから目の前の球に集中して淡々とこなし続けるしかないなと。正直ベスト8（vs 米田理沙）で一回負けを覚悟したので（※6-6のヒルヒルで相手がゲームボールを撞いた。下の動画）、準決勝と決勝戦は思いっきりやるしかないという気持ちでした。

◇ Q3：本番を約1週間後に控えた現在の心境は？

井上：『KULICKS』の仲間たちと大阪に乗り込みますし、楽しみでしかないです。今は不安も緊張も気負いもありません。

◇ Q4：今、どんな準備や練習をしていますか？

井上：人生で今が一番練習していると思います。『KULICKS』がラシャを新しくしてくださって、（栗林）美幸プロに練習に付き合ってもらってます。本番と同じフォーマットで撞いてます。

◇ Q5：本番でどんなプレーを心掛けたいですか？

井上：練習していることをそのまま発揮したいです。たぶん試合が始まったら緊張して全然発揮出来なくなると思うんですけど、自信を持って遂行できるようにしたいです。

◇ Q6：井上選手にとって女流球聖戦とは？

井上：そうですね……10年以上前かな、（栗林）美幸プロが産休で、私も育児でビリヤードから離れている時に、2人で『女流球聖戦』の話をしていて、「いつか2人で女流球聖目指したいよね。『タイトル防衛』とか『返上』って響きも良いよね」という話をしたのを覚えてます。だから、先日美幸プロが「ほんとに代表になったんだね」としみじみ言ってくれたり、『KULICKS』の仲間たちが私以上に盛り上がっていて「頑張れ」って言ってくれるのがとても嬉しいです。私も女流球聖戦のおかげで今一番真面目に練習しているし、ビリヤードが好きなんだなって改めて気付きました。

（了）

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井上選手、ありがとうございました。

西日本代表：𠮷見佳世選手の回答はこちら

※現女流球聖・梶原愛選手の

防衛成功時のインタビューはこちら

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