〈BD〉空 Kuh『新風神シャフト』、本日5月8日（月）発売開始！ポケット用／キャロム用

国産シャフトブランド

『空 kuhビリヤードプロダクツ』が

製作・販売しているポケット・キャロムの

『風神シャフト』・『雷神シャフト』。

この春、『風神シャフト』が

ポケット用／キャロム用とも

モデルチェンジされます。

「新風神シャフト」は

本日5月8日（月）発売。

「新風神」は、従来の「風神」の

コンセプトを継承しつつ、

内部構造、特に先端付近を重点的に

モディファイしています。

見た目でわかる違いは先角（さきづの）。

以前より薄くなっています。

先端部構造を変更した経緯についても

『空 Kuh』に聞きました。

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◇ ポケット用新風神シャフト

※画像のモデルのジョイントは14山パイロテッド

全長：標準74cm

先角径：標準12.5mm

テーパー：細身のAテーパー

タップ：豚革積層

ジョイント：各種対応（一部未対応もあり）

価格：税込55,000円～

備考：特製ジョイントキャップ付き

注文はこちらから

→ https://kuh.tokyo/index.html

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◇ キャロム用新風神

※画像のモデルのジョイントは10山パイロテッド

全長：標準69cm

先角径：標準12.0mm

テーパー：Aテーパー

タップ：豚革積層

ジョイント：各種対応（一部未対応もあり）

価格：税込55,000円～

備考：特製ジョイントキャップ付き

注文はこちらから

→ https://kuh.tokyo/index.html

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画像と仕様からもわかるように、

寸法・テーパーなどは

これまでのものと変わりません。

シャフトの根本に入れられた

「風神」や「空 Kuh」のロゴも同じです。

もともと風神は、

【ウッドシャフトの打感とハイテクシャフトの性能の両立】を

テーマに、

【メイプル1本木＋特許取得済みの内部支持構造＋先端部中空構造】で

設計されたシャフト。

新しい風神もこのコンセプトを引き継ぎつつ、

シャフト先端部を中心に改修しています。

「薄い先角」の採用もその一環です。

空 kuhビリヤードプロダクツマーケティング担当・清水氏談：

「新風神は従来の風神のコンセプトを継承しつつ、性能面をより進化・発展させたシャフトです。弊社ではより良いシャフト――『手球安定性・押し引きヒネリ・パワーなどを高いバランスでまとめ、実際のゲームで性能を発揮できるシャフト』――を求めて常に研究開発を続けていますが、その結果、新風神が生まれました。

重点的に手を入れたのは先端付近の構造です。空 Kuhプロスタッフの界敦康プロ（JPBF）のご提案をもとに、弊社で具体的な構造、素材の選定を行い、試作とテストを重ねて今の仕様にたどり着きました。今回の改修で、簡単に言えば、従来より横方向にも縦方向にもズレにくいシャフトが生まれました。『見越し』（ディフレクション。左右のスピンを撞いた際の横ズレ）が従来の風神より小さくなっていますので、ポケットで言えばシュート精度の向上が見込めます。また、いわゆる『割れにくい押し球・引き球』も実現しています。フリ（角度）のある球で引き球や押し球を撞いた時、手球のラインが従来よりも鋭角になったことを感じていただけると思います。

縦方向のズレについて補足しますと、例えばポケット競技のジャンプショットは、キューに傾斜を付けて斜め上から叩くように撞くことで手球を跳ねさせています。実は通常の平撞きの際にも、わずかですがこの『跳ね』が発生している場合があります。新風神ではこの意図しない『跳ね』を低減していて、これによって手球と的球のコンタクトの安定性（狙った厚みでの接触）と、押し引きのクイックな効き（割れにくい押し球・引き球）を実現しています。

手球の安定性を高めつつ、もともとの風神の特徴である硬めでソリッドな打感や、多くのユーザーの皆様に評価いただいている、手に伝わる豊かな撞き味が失われることの無いように、そのバランスを保ったまま性能を高めることに苦心しました。試行錯誤の結果、従来の風神に近い撞き心地を維持したまま、性能面を向上させられるようになったと思います」

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空 Kuhプロスタッフの鈴木剛プロ（JPBF）の

新風神インプレッションもお届けします。

鈴木剛プロ・談：

「新しい風神シャフトには従来より薄い、2～3mmの先角が付けられています。その見た目からもダイレクトな手応えが期待できますが、実際にショットするとダイレクト感がかなり伝わってきます。“ダイレクトな感触”と言うと、『硬いのではないか』『見越しが大きいのではないか』という疑問も当然出てくると思います。ところが、使ってみると全くそういうネガティブな要素はありませんでした。確かに打感は柔らかくはありません。しかし、カチカチとしたイヤな硬さもありません。従来の風神同様、非常に高いレベルでバランスが取れています。また耐久性においても十分に研究されています。コントロール性能＋パワー、このバランスがとても気に入っています」

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さらに空 Kuhプロスタッフの

東内那津未プロ（JPBF）の

コメントもお届けします。

東内那津未プロ・談：

「風神は見越しが少なく、パワーのあるシャフトです！　近頃は太いシャフトが好まれる傾向があるので、少し細く感じる人もいると思いますが、テーパーのバランスが良く振り抜きやすいです。慣れたらとても使いやすく感じられると思います。球を撞いた時の音も良く、振動もちょうど良い。使用し続けてしばらくしてくると、木が馴染んできてより良い音と共に撞きやすさが増します。全体的に自分の球の精度も上がり、硬く弾く球、柔らかい球、スピン等、どのような球質も撞きやすいシャフトです。また、性能とは関係ありませんが、ロゴがとても可愛くて気に入っています（笑）。

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現在、空 Kuhは新風神に続いて、

メイプル張り合わせシャフトである

『雷神シャフト』も

モデルチェンジに向けて研究開発と

テストを繰り返しています。

さらにその後、

昨秋“風神ベースシャフト”として

登場した『風神LD』シャフト

（風神Low Deflection）の

新バージョンの開発にも

とりかかる予定だとのこと。