〈BD〉4強決定。準決勝はビスタボシュ vs ラブティス/ウッドワード vs 党金虎。4名のプロフィールは? 『スペインオープン』

S・ウッドワード。初マッチルームタイトル獲得なるか!? © 2023 WNT
S・ウッドワード。初マッチルームタイトル獲得なるか!? © 2023 WNT

↑ビスタボシュのベスト8の上がり際(vs ドンクォックホアン)

 

↑ラブティスのベスト8の上がり際(vs ゴースト)

 

↑ウッドワードのベスト8の上がり際(vs 柯秉逸)

 

↑党金虎のベスト8の上がり際(vs カチ)

 

 

スペイン北部の都市・ルーゴで

開催中の新9ボールトーナメント、

 『スペインオープン』

(SPANISH OPEN)。

 

日本時間25日早朝に

Day5の競技が終わりました。

 

既報の通り、日本の大井直幸は、

ベスト16で柯秉逸(台湾)に

敗れて9位タイでした

(※日本の大井・吉岡正登の

戦績はこちらで)。

 

その後会場ではベスト8まで行われ、

第1回大会のセミファイナリストが

決まりました。

 

最終日(Day6)に行われる準決勝は、

 

M・ビスタボシュ(オランダ)

vs

P・ラブティス(リトアニア)

※日本時間25日20時30分~

 

S・ウッドワード(アメリカ)

vs

党金虎(ダンジンフー。中国)

※準決勝その1が終わり次第開始

 

というカードになりました。

 

今大会では珍しく

ワールドナインボールランキングの

上位勢が早々に脱落。

Top10プレイヤーはベスト8までで

全員姿を消しています。

 

そして今大会の4強の4名は、

今まで誰もマッチルーム主催イベントで

優勝したことがありません。

誰が勝っても

「マッチルーム9ボールメジャー初優勝」

となります。

 

これまでのマッチルームイベントでの

経験値と実績で見れば、

以前に米vs欧のチーム戦

『モスコーニカップ』で

MVP(個人賞)を2度獲得。

先月の『UKオープン』では

3位に入っているウッドワードが

優勝候補でしょう。

 

4名のプロフィールを簡潔に記します。

 

 

● マーク・ビスタボシュ(オランダ。29歳):

 

先輩のN・フェイエンに続く

オランダNo.2プレイヤー。

2017年欧州選手権10ボール優勝者。

近年のマッチルームイベントでは

コンスタントに決勝ラウンド進出。

今大会はベスト8で難敵、

ドンクォックホアンを10-9で退ける。

 

…………

 

 

● ピジャス・ラブティス(リトアニア。25歳):

 

リトアニアNo.1プレイヤー。

欧州選手権のU-23 9ボール&8ボール

ダブル制覇という実績はあるが、

まだ一般カテゴリー(ユーロツアーや

マッチルーム大会)ではタイトルなし。

今大会はベスト8で優勝候補の一角、

F・ゴーストを倒している。

日本のMEZZキュー契約プレイヤー

 

…………

 

 

● スカイラー・ウッドワード(アメリカ。30歳):

 

アメリカNo.2プレイヤー。

『ダービーシティクラシック』など

アメリカ国内イベントでは

数々の優勝歴があるものの

マッチルーム主催イベントでは無冠。

今大会ではベスト32でアメリカNo.1の

S・バンボーニングに競り勝ち、

ベスト8では柯秉逸に10-0の完封勝利。

→ BDでのショートインタビューはこちら

 

…………

 

 

● 党金虎(ダンジンフー。中国。36歳):

 

『全日本選手権』にも

複数回出場歴(2019年準優勝)のある

中国のハイテンポシューター。

アジア&国際タイトルはまだない。

今回、呉珈慶らとともに久しぶりに

マッチルーム国際大会に出場。

ベスト8では『UKオープン』覇者

E・カチを相手に10-2の完勝。

 

…………

 

◇ スペインオープン公式ライブスコア&トーナメント表:

https://nineball.prpbilliards.com/

 

◇ Day5 & Day6ライブ配信(※日本からの視聴): 

matchroom.live(有料)

 

※以下はDay5まで

Matchroom Pool YouTubeチャンネル(無料)

Matchroom Multi Sport YouTubeチャンネル(無料)

 

◇ 2023 スペインオープン最新情報

大会公式サイトの他、

FacebookTwitterYouTubeInstagram

もチェックしてください。

 

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◇ 2023 スペインオープン大会概要&フォーマット

 

今年(2023年)誕生した

スペイン最大の9ボール国際大会。

主催はマッチルーム(Matchroom Pool)。

ナインボールワールドランキングでの

グレードは「メジャー」(上から2番目)。

 

会場:スペイン・ルーゴ『Pazo de Feiras e Congresos de Lugo』(パソ デ フェイラス エ コングレソス デ ルーゴ。「ルーゴ催事・会議センター」)。

会期:20日~25日(6日間)

出場:256名

優勝賞金:3万ドル

フォーマット:256名ダブルイリミネーション(9ラック先取。※敗者側8)→64名シングルトーナメント(10~13ラック先取)

ラック&ブレイク:9ボールオンフットラック・ブレイクボックス採用・勝者ブレイク

 

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◇ 2023 マッチルーム・スペインラウンド関連記事

 

6/24 大井直幸、9位タイ。スペインオープンDay5

6/24 大井直幸、ベスト16進出。スペインオープンDay4

6/23 大井直幸、決勝ラウンドへ。スペインオープンDay3

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6/21 スペインラウンドのちょっと裏側

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6/17 大井 & 吉岡が参戦。2023スペインラウンド

3/31 今年の『ワールドカップオブプール』はスペイン・ルーゴ開催

3/29 新トーナメント誕生。『スペインオープン』

 

 

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