〈BD〉極東から世界へ～【Far East Cues特集Vol.3】～ミヤデラホール編

入り口、店内写真です。駐車場33〜37番をご利用下さい。(無料)

そうなんです。

ポケット２台、キャロム１台と限りがごさいますので、ご来店前に空き台確認のお電話ください。04-2006-6755 pic.twitter.com/VMoQkBrYt5
— ミヤデラホール (@miyaderahall) September 7, 2023

東の果て＝極東の国＝日本を意味する

「Far East」を名に冠した

国産キューブランド、

『Far East Cues』

（ファーイーストキューズ）。

先日の第1弾記事では「最新キュー」を、

第2弾記事では「工場探訪」を

お届けしました。

第3弾となる今回は、工場の上階にある

『ビリヤードミヤデラホール』を

紹介します。

…………

『ミヤデラホール』という店名は、

「埼玉県入間市宮寺」

という所在地の住所が由来です。

2018年春に入間市の別の場所で

創業したFar East Cuesは、

2021年にこの建物に移転。

その翌年、2022年春に

2Fに『ミヤデラホール』ができました。

ここは常駐スタッフなしの

ビリヤード場なので、

利用者がいない時は鍵がかかっています

（店内には防犯カメラが複数設置されています）。

初めて遊びに行く時は、

「事前にFar East Cues、

04-2006-6755 に電話」

↓

「着いたらまず1Fの

Far East Cues工場を訪ねて、

スタッフから利用方法

（解錠・料金・台清掃など）を聞く」

という手順を踏むのが良いでしょう。

…………

いかにも工場然とした飾り気のない外観。

さて店内は？？？……

と階段で2Fに上がり、

扉を開けたBDは驚きました。

ひろっ！！！

入ってすぐ右手前にカウンターがあり、

続いて応接セットとソファに

プロジェクター&スクリーン。

その奥に3台のテーブルが見えます。

玄関の左側には、ロッカー

（※現在空きあり。メンバー用）と、

料金体系を記したマーカーボードや

棚なども。

…………

3台あるテーブルのうち

2台がポケットテーブルで、

1台がキャロムテーブルです。

ポケットビリヤードテーブルは

2台とも『ブランズウィックⅣ』。

ラシャはニッケのブリエ。

ボールは『アラミスブラック』と

『ダイナスフィア』あり。

2台中1台はポケット幅を絞っています。

キャロムテーブルは『フルホーブン』。

ラシャは『クラスワン』で

ボールは『ダイナスフィア』。

台間は広く、

照明や空調も過不足ありません。

床はカーペットで落ち着きのある雰囲気。

プレーに集中できる環境だと思います。

メンバー（会員）になれば、

24時間いつでもここで撞けます

※ビジターの利用は原則的に

8時30分～20時頃まで

〈＝1Fの工場スタッフがいる時間帯〉。

今のところ利用者のほぼ全てが

マイキュー持ちのプレイヤーでしたが、

ハウスキューも数本置いているとのこと。

ハウスキューを使いたい方は、

1F工場スタッフにその旨を伝えてください。

…………

応接セットにソファ、カウンターと、

くつろげるスペースはたっぷりあります。

ちなみにこのカウンターは、

Far East Cuesの猿山代表が

DIYで作ったものだとか。

プロジェクターやモニターで

好きなTVや映像を見ることもできます

（※他に利用者がいる場合は

声掛けなどのご配慮を）。

店内への飲食物の持ち込みもOK。

好きな場所でゆっくり食事できます

（※ゴミは各自で持ち帰りを）。

ソフトドリンクの自動販売機は

建物の1F階段横にあります。

また、冷蔵庫にある

缶ビール・缶ハイボール（ともに400円）、

缶ドライゼロ（250円）は購入可。

飲みたい品名と本数をメモに記します

（※後精算）。

備え付けのグラスも使えます。

実際にはほぼ全ての人が

車かバイクで来店するので、

お酒を飲む人は少ないそうですが、

好きなお酒を持ち込んでも構いません。

…………

店内には、Far East Cuesの

オリジナルシャフト各種

（ポケット／キャロム）を常備。

1Fの工場スタッフに声を掛ければ

自由に試打することができます。

もちろんシャフトの種類・特性に

ついて詳しく教えてもらえます。

プレーフィーのお会計は、ビジターか

メンバーかで精算の仕方が異なります。

ビジターはプレー終了時に

1F工場に電話を。

メンバーはデスクに置かれた

革製ロビンマスク（画像）に

撞いた時間分の料金を納めます。

お会計の際や、

何か確認したいことがある場合は、

まず「1F工場へ電話すること」と

覚えておけばよいでしょう

（※ 04-2006-6755。

工場内の騒音で気が付かない場合もあります。

その際にはお手数ですが、

1F工場を直接おたずねください）。

そして、台清掃はセルフです。

プレーが終わったら、マニュアルに

則って台清掃をしてから退店しましょう。

…………

ミヤデラホールがどうやって生まれて

どんなふうに利用されているのか、

Far East Cues 猿山代表に

聞いてみました。

Far East Cues 猿山代表・談：

「そもそもの動機は『自社のキューやシャフトを試打できるスペースを社内に作りたい』ということでした。国内外にそういったショールームや試打テーブルのあるキューメーカーは結構ありますよね。その場で商品を触ったり試したりできるとやはり話が早いといいますか、購入を考えている方々も我々もなにかと便利です。

せっかくならもう少し規模を広げてビリヤード場という形にすれば、Far East Cuesユーザーに限らず近隣のプレイヤーが集まり、コミュニティーも生まれるんじゃないかとも思っていました。そんなことを考えていたところ、タイミング良く上の階が空いたので本腰を入れて『作ろう』と。それが昨年のことです。

オープンから約1年。ほぼ全く告知宣伝はしてませんが、埼玉の競技プレイヤーの方を中心に十数名が会員になってくださっています。だいたい皆さんメンバー（会員）になられていますので、好きな時間に来て、我々工場スタッフと顔を合わせることはなく直接ミヤデラホールに入って撞いておられます。長時間一人で練習されている方も多いですし、たまに練習会も行われています。

いつどうやって知ったのかはわからないですが、ごくたまに初来店の方もいらっしゃいます。初めての方はご来店前に工場にお電話をいただいて、着いたら工場スタッフに声を掛けてもらうようにしています。そこで利用方法をご説明しています。

こんな運営スタイルですし、このあたりは工場ばかりで駅もなく、公共交通機関では来にくい立地ということもあり、今までの利用者は知っている方ばかりでしたが、初めての方も大歓迎です。ぜひ気兼ねなくいらしてください」

（了）

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