キューからボール、テーブルまで

あらゆるビリヤード用品を

取り扱っているNew Art。

昨年（2022年）秋に

公式サイトをリニューアルしました。

デザイン・レイアウトが刷新されて

見やすくなっただけでなく、

検索・絞り込み機能も強化されて

商品を探し出しやすくなっています。

また、ビリヤードの道具や遊び方に関して

読んでためになる企画や特集ももりだくさん。

ビリヤードライフを豊かにしてくれる

総合サイトとしての顔も持っています。

そんなNew Art公式サイトを

スマートに活用するためのガイド企画を

複数回にわたってお届けします。

まず第1回は、ビリヤードグローブを

選ぶ時の大きな指標となる

『手囲いサイズ』について。

本題に入る前にお知らせを。

New Artサイトリニューアルにともない、

スマートフォンでサイトを見ると、

スマホに最適化されたレイアウトが

自動で表示されるようになりました

（「スマホ表示」）。

リニューアル前は

スマホで閲覧していても「PC表示」

（パソコンで見るのと同じレイアウト）

になっていました。

このため現在スマホを使っている方の中には、

「前のPC表示に慣れてしまって

今のスマホ表示は見づらい」

と感じていた人もいると思います。

ですが、ご存知の方も多いと思いますが、

現在はスマートフォンでもPC表示を

選べるようになっていますので、

以下の手順で切り替えてみてください。

1：表示切り替えボタンはページの最下部にあり

AndroidもiPhoneも対応しています。

どのページからでも操作可能です。

まずは、ページ最下部まで

画面をスクロールしてください。

↓

2：切り替えボタンをタッチ

ページ最下部まで進むと

「モバイル表示」「PC表示」ボタンが現れます。

紺色のボタンが現モード。

見たい方をタッチしてください。

スマホでもPC表示がいいという方は、

ぜひこのように切り替えてサイト閲覧を。

さて、本題の

「ビリヤードグローブの手囲いサイズ」

についてです。

『手囲いサイズ』とは文字通り、

自分の手の周囲を計測したサイズのこと。

様々な手袋やグローブの世界で

用いられている測定方法の一つで、

その数値（cm）をもとに

自分に合う手袋やグローブのサイズの

見当を付けることができます。

やってみるとわかりますが、

測定は一人でも簡単にできますし、

New Artサイトでその数値を入力して

商品を絞り込むのもとてもスムーズ。

ビリヤードグローブの世界でも

当たり前に使われている

「S・M・L」表記ですが、

ブランドごとに各サイズの実際の

数値と範囲がまちまちなため、

ユーザーが迷いやすかったのも事実です。

そもそも衣服やクツと違い、

自分の手のサイズを認識している人は

それほど多くはないでしょう。

A社のグローブでは

「M」がピッタリだった人が、

B社では「S」のグローブが合う、

といったこともよくありますし、

海外ブランドの「S・M・L」は、

日本ブランドのものとは違うことが多く、

特にネットで購入をする際は

賭けのようなものでした。

実物を見ないで購入したグローブを

いざ装着してみたところ、

キツすぎたりブカブカだったという

経験をした人もいるはずです。

それでは到底良いプレーはできません。

もちろん試着してから買うのが理想ですが、

それができない人も少なくありません。

そんな状況を受けて、New Artでは

2019年からビリヤードグローブの

サイズ選びの一つの指標として

手囲いサイズを導入しました。

…………

前置きが長くなりましたが、

手囲いサイズの測定方法は以下の通りです。

まず、細めで柔らかい素材のメジャー

（テープメジャー）を用意してください。

紐でも代用できます。

手に対して、

メジャーを真横に一周させるのではなく、

図の通り、指定ポイントを通しながら

斜めに当てるのが大事です。

測った数値を頭で唱えながら

New Art公式サイトの

グローブページへGo。

https://www.newart.co.jp/item/itemgenre/billiards/billiards-supplies/globe

PC表示の場合は左側のカラムに、

スマホ表示の場合は

「絞り込みメニュー」のところに、

「手囲いサイズ」という項目があるので、

そこに自分のサイズを入れると

条件に合致した商品が表示されます。

さらに、

「ブランド」

「利き手」（右 or 左）

「スタイル」（指先カットや留め具のタイプ）

「ブランドサイズ」（ブランド公称サイズ）

「カラー」

「販売状況」（廃盤か否か）

「価格」

といった条件を加えて

もっと絞り込むこともできます。

【PC表示】

【スマホ表示】

【New Artカタログ（紙カタログ）】

もちろん手囲いサイズは万能ではなく、

グローブのサイズ選びの目安の一つです。

生地・留め具・指の長さ・カット形状・

重さといった要素から生まれる

「フィット感」「付け心地」までは

わかりません。

ですが、自分の手囲いサイズを知ることで

候補の選定がスピーディーに

なることは間違いありません。

まず手囲いサイズで絞り込み、

その中から好きなスタイルや色で

好みのグローブを選んでいきましょう。

最後に、New Artスタッフさんに、

手囲いサイズ導入の経緯と

そのメリットについてお聞きしました。

New Artスタッフ・談：

「2010年代に入り、ビリヤードグローブの需要が増すなかで、お電話やメールでサイズに関するお問い合わせがとても増えてきました。これまで弊社ショールーム（西千葉）へご来店いただいたお客様には、試着用のグローブをご用意していましたので、実際に手に付けていただき、グローブを選んでいただいていました。ですが、遠方の方などご来店が難しいお客様には、背格好をお聞きしてグローブのサイズをご案内していました。同じS・M・Lでもブランドによって実際のサイズは異なりますし、お客様の手のサイズまではわかりません。今となっては無理のあるご案内だったと思います。

そこで、お客様にとっても弊社スタッフにとっても何か軸になる基準が必要ではないかと考え始めたのが2019年でした。グローブを取り扱っている他業種を調べたところ、手のひらを1周する長さを示す『手囲いサイズ』による測定方法が普及していましたので、ビリヤードグローブにも応用できるのではと思い、導入することにしました。

紙カタログ（New Art総合カタログ）では、2020年発行『2020-2021 ニューアート総合カタログ』より『手囲いサイズからのグローブサイズ表』を毎年掲載し、公式サイトでは、昨年秋に行った全面リニューアルより、手囲いサイズでの商品絞り込みに対応しました。指の長さなどは考慮していませんので、手囲いサイズだけでは完璧とは言えませんが、商品を絞り込む目安の一つになればと思います。

手囲いサイズ導入後、グローブのサイズに関するお問い合わせは非常に少なくなりました。手囲いサイズによる商品選びが浸透してきているのではないかと感じています。特に新しいブランドのグローブはサイズを選びづらいと思います。メーカーによるサイズ比較表も用意していますので参考にしていただければと思います。弊社ショールームでは現在もご希望の方に対してはスタッフがお客様の手囲いサイズを測り、商品のご案内をいたしておりますので、お気軽にお申し付けください。グローブのサイズ確認やフィット感を試していただけるように試着用のグローブも多数用意しております」

（了）

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