2023年ワールドプールシーンの
主要イベントが全て終了。
米ビリヤード情報サイト
『AZビリヤード』(AZ Billiards)内の、
獲得賞金ランキング
「AZB Money Leaderboard」が
確定しています。
→ こちら
このランキングは
主催団体・カテゴリー・種類問わず。
WPA系イベント、
マッチルーム系イベント、
ローカルビッグイベント、
エキシビションや招待制イベントなど
ほぼ全てを網羅しています
(ハウストーナメントは入ってません)。
AZビリヤードは、
「我々はその年に開催されたトーナメントの情報を100%持っているとは言えない。この金額はプレイヤーが獲得した実際の金額を正確に表していない可能性がある」
と明示していますが、
競技団体や主催者の異なる
イベントをひとまとめにして
シンプルに賞金ベースで稼ぎ(=活躍)を
把握することができますし、
プレイヤーごとに各大会での
順位と獲得賞金も記載しているので、
とても参考になるランキングです。
…………
今年(2023年)の1位は
ジョシュア・フィラー(ドイツ)。
獲得賞金額は
328,446ドル(約4,700万円)。
『チャイナオープン』
『カタールオープン』
『世界チーム選手権』
『モスコーニカップ』
といったビッグタイトルの獲得や、
賞金額は高くはないですが、
『ユーロツアー』年間3勝など
コンスタントな活躍が光りました。
2位以下は画像の通り、
2位:F・ゴースト(ANA〈ロシア〉)
277,479ドル(約4,100万円)
3位:S・バンボーニング(アメリカ)
240,663ドル(約3,500万円)
4位:F・サンチェスルイス(スペイン)
211,833ドル(約3,000万円)
5位:柯秉中(台湾)
176,205ドル(約2,500万円)
……と続きます。
ちなみに、15位には女性プレイヤーの
ケリー・フィッシャーが入っています
(97,550ドル〈約1,400万円〉)。
また、日本の大井直幸は40位
(52,775ドル〈約760万円〉)でした。
…………
このAZB Money Leaderboardの
すごいところは、
「ALL PLAYERS MONEY LIST - LIFETIME」、
つまり、生涯獲得賞金ランキングも
見られるところ。
→ こちら
こちらでは、
S・バンボーニングが1位
(2,365,632ドル。約3億4千2百万円)。
以下、
2位:E・レイズ(フィリピン)
(2,167,423ドル。約3億1千3百万円)
3位:D・オルコロ(フィリピン)
(1,768,124ドル。約2億5千5百万円)
……と続きます。
レイズに関しては、
キャリアが長大ですし、
地元フィリピンやアジアで
大小無数の大会に出ているので、
AZビリヤードが把握できていない
大会(とその賞金)がかなりあるはず。
全てをきっちり勘定したら
生涯獲得賞金はおそらくバンボーニングを
超えるのではないかと思います。
…………
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