3月17日(日)『BAGUS 道玄坂店』で
2回目となる『Experience Billiards!』
(エクスペリエンス ビリヤード、
略して「えくぺり」)が開催されました。
これはバグースが企画した
親子向けビリヤード体験イベントの第2弾。
初回を大きく上回る
20組の親子が参加しました。
その模様をレポートします。
…………
◇ 会場は『BAGUS 道玄坂店』。20組42名が参加
会場は前回と同じく『BAGUS 道玄坂店』。
テーブルを10台使用しました。
もともと定員は「15組の親子」でしたが、
参加希望者がとても多かったため
「20組」に増員。
それもほどなくして埋まってしまい、
キャンセル待ちも出ていました。
参加者のほとんどが「えくぺり」を
バグース公式ホームページ・SNS・アプリで
知ったとのこと。バグース各店舗で
スタッフから直接聞いたという方もいました。
また、今回が完全にビリヤード
初体験だという子供は全体の約2割。
あとの子供たちは皆一度以上は
ビリヤードをした経験があり、
体験回数が「5回未満の子供」と
「5回以上の子供」の割合が
だいたい半々でした。
子供たちの年齢は6歳から12歳まで。
今回も台上に手が届かない子供たちの
ために踏み台が用意されていて、
ハウスキューまたはハウスキューを
改造したショートキューが貸し出されました。
それにしても、これだけ多くの親子が
集まって一心不乱にキューを握っている姿は、
BDも普段ほとんど見ることがありません。
清々しくて胸が弾む光景でした。
…………
◇ 前半はレッスン&プラクティスタイム
インストラクターは画像の左から、
東條紘典・西尾祐・佐原弘子・榎本純久。
そしてバグースのスタッフが複数名、
レッスンのサポート役を務めていました。
「えくぺり」は、
『グループレッスン』と
『ビリヤード検定チャレンジ』の2部構成。
今回レッスンは
「ビギナー」と「アドバンス」の
2グループに分かれて行われました。
16組の親子がビギナーレッスンを、
あとの4組がアドバンスレッスンを選択。
ビギナーレッスンでは、
ブリッジやフォームの作り方、
手球の撞き方といった基礎から学びます。
初めは見様見真似、慣れない手付きで
キューを振っていた子供たちも、
インストラクターがかける一言二言で
めきめき上手くなっていきます。
子供たちの吸収の早さには驚くばかり。
インストラクターやお父さんお母さんに
たびたび「チョーク塗ろうね」と促されて、
素直にシュリシュリ塗る子供たち。
可愛すぎました。
一方、アドバンスレッスンは、
的球のフリ(角度)と手球の進行方向を学び、
ストップショット・押し球・引き球といった
ショットを使い分けて、
2つの的球を連続で入れるのが主な内容。
脱ビギナー~Cクラスあたりの子供たちに
とっては挑みがいのある内容だったと思います。
アドバンスグループにはきれいな
フォームを身に付けている子供が多く、
数をこなすだけでさらに伸びそうな
雰囲気満々でした。
インストラクター・佐原弘子・談
「初めてインストラクターとして参加しましたが、たくさんの子ども達が集まってくれて、まるでビリヤード学校みたいな雰囲気で私もとても楽しめました。今日は比較的かっちりとレッスンしましたが、子どもたちのレベルや楽しさを感じるポイントは人それぞれだと実感しました。教え方に正解がないところは難しいし、だからこそやり甲斐も感じます」
…………
◇ 後半は課題ショットにチャレンジ
「えくぺり」の後半は、
親子で10個のショット課題に挑戦する
『ビリヤード検定チャレンジ』。
こちらもビギナー向けとアドバンス向け
それぞれに課題が用意されていました。
レッスンの時間に学んだ内容が
そのまま活かせる課題が中心ですが、
中にはバンクショットや空クッションなど
一筋縄ではいかない課題も。
それまでに学んだことを思い出しつつ、
インストラクターとお父さんお母さんから
アドバイスももらってひたむきに
腕を振る子供たち。
一発成功を決めて大喜びする子もいれば、
ミスショットに表情を曇らせる子、
なかには悔しさのあまりに涙する子も……。
一生懸命さが伝わってきます。
交代でお父さんお母さんも課題に挑戦。
その多くはビリヤード経験者で、
なかにはマイキュー持参で
悠々とショットを成功させる方もいました。
今回もあっというまに2時間が経過。
最後は参加者からのリクエストで
インストラクター陣がトリックショットを
披露して、拍手喝采のなか
第2回「えくぺり」はお開きとなりました。
2組の親子に感想を聞いてみました。
Yくん9歳:
「初めて来ました。ショットが決まって楽しかったです。壁に当てるやつ(バンクショット)が上手くできました」
Yくんのお父さん:
「あるハウストーナメントで出会った方から『一緒に行きませんか』と誘われました。ここ(BAGUS 道玄坂店)に来るのは初めてでしたが、ボールがきれいですし、いいコンディションだなと感じました。以前もっと息子が小さい時にビリヤードをしましたが、当時は台に背が届かなかったです。今回は結構ちゃんと撞けたので本人も楽しめたようです。プロのレッスンと検定チャレンジはとてもためになりました。また次回機会があれば出たいですね」
Kくん11歳:
「2回目です。今回はアドバンスグループに参加しました。ストップショットはよく撞けたと思います。でも、引き球と押し球は少し難しかったです。またやってみたいです」
Kくんのお父さん:
「普段『BAGUS 新宿店』で撞いていて、『キッズビリヤードキャンペーン』も期間中に4、5回利用させてもらいました。前回この『えくぺり』に参加して有意義だったので今回も来ました。初回より参加者が増え、活気ある雰囲気で楽しかったです。アドバンスグループに参加しましたが、今回の内容は息子にはまだ早かったかもしれません。もうちょっと厚みの把握など基礎が必要だったかなと感じました。でも、また参加したいですね」
…………
最後にチーフインストラクターの
西尾祐プロからもコメントをいただきました。
西尾プロ・談:
「前回よりも参加人数が多かったこともあってお子さんたちのエネルギーと喜怒哀楽をひしひしと感じた2時間でした。ご参加いただいたご家族の皆様、ありがとうございました。『ビリヤード、楽しいな』と思ってもらえたら我々も開催した甲斐があります。
今回はキャンセル待ちが出るぐらい多くの方にご応募いただきました。スペース・内容・スタッフ人員のバランスを考えるとこの規模が今のマックスではないかと思います。運営面では目が行き届かないところもありましたので、次回以降改善していきたいと思います。また、人数が増えると習熟度もまちまちになりますので、グループレッスンで全員に満足してもらうのは難しくなります。初回開催時にある程度のグループ分けが必要だと感じましたので、今回はビギナーとアドバンスの2グループに分けました。それは効果があったと感じています。
前回も申し上げましたが、これをきっかけにバグースに限らず、近所のビリヤード場などでビリヤードを楽しんでいただければ嬉しいです。バグースでは今後も継続してキッズビリヤードキャンペーンを実施し、『えくぺり』も開催していきます。次回は夏頃を予定していますので、ぜひまたご参加ください」
(了)
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