〈BD〉HOW Flash(ハオ フラッシュ)シャフト、好評発売中! 大井直幸コメントあり

 

日本の大井直幸や、

オーストリアのM・レヒナー、

ベトナムのドンクォックホアン

といったワールドクラスプレイヤーをはじめ、

国内外のプロ・アマが使用している

『HOW Cue』(ハオキュー)。

 

そのHOW Cueから遂に

カーボンファイバー製シャフトが登場。

その名は『Flash』(フラッシュ)。

 

すでに大井プロが使っているので、

試合映像・会場などで

目にした人も多いでしょう。

 

先日、国内一般販売が開始されました。

「HOW Cue Japan」で取り扱っています

(販売店はSHOP FLANNEL)。

 

…………

 

まずこちらはメーカー公式キービジュアル↓

 

 

対応ジョイントは7種あります。

 

5/16-14

3/8-14

3/8-10

ラジアル

ウェイビー

3/8-11

ユニロック

 

このうち、BDは5種のジョイントを

撮影しました。↓

 

※シャフト集合画像の左から、ラジアル│3/8-14│3/8-11│ウェイビー│ユニロック

 

HOW Flashシャフト仕様:

シャフト長:29.5インチ(約74.93cm)

先端径:12.5mm

テーパー:スモールコニカルテーパー

標準装備タップ:HOW Medium

対応ジョイント:ラジアル│3/8-14│3/8-11│ウェイビー│ユニロック│5/16-14│3/8-10

価格:71,500円(税込)

購入:SHOP FLANNEL

 

 

Flashの開発コンセプトは、

「木製シャフトのような精度・フィーリングとカーボン繊維の強靭さの融合」。

 

原材料であるカーボン繊維と

高密度フォーム材から厳選し、

スムーズかつ強力なストロークを

生み出すために、テーパーやバランスなど

各部にこだわって設計されています。

 

それにより、木製シャフトのような

豊かな感触と高いボール操作性を

持ちながら、一貫性のあるパワーと

シャープなキレを備えたシャフトが

生まれました。

 

7種のジョイントに対応していますので、

HOWキューのバット、

あるいはお手持ちのバットに取り付けて、

「精度とパワーの最高峰」

HOW Flashシャフトをお試しください。

 

最後に、昨年からFlashシャフトを

使っている大井直幸プロに

Flashの使用感を聞いてみました。

 

 

――いつ・どうしてFlashシャフトを使うことにしたのですか?

 

大井:昨年(2023年)9月にFlashに移りました。HOWの木製シャフトは相当使いこなしてきて自信もあったんですけど、同時に木のシャフトで出来る限界も感じつつありました。少し前から「カーボンでやる時期が迫っているな」とは感じてました。

 

――昨年9月というと……

 

大井:チャイナオープン』。あれが木のシャフトで出た最後の試合です。僕、A・ラガ(フィリピン)に2回負けたんですけど、試合中に自分の中で見過ごせないエラーがあったんです。それはよくあると言えばよくあるエラーなんだけど、それが解消できないと勝てないし、精神的にもしんどい。そのエラーをなくしたいというのがFlashを使うことにした直接のきっかけですね。

 

――実際に使ってみてどうでしたか?

 

大井:かなり木に慣れてたんで、移った当初は反発も覚えましたけど、「良い方向に変わって行けるな」という予感がありました。その感覚に従って「合わせてみよう」と。僕はFlashの発売前からテスターとして関わっていて今使ってるのが4本目ぐらいかな。メーカーは短期間で改良を重ねてきていて、今のもの(一般販売されるもの)は本当に素晴らしいし、面白いなと感じます。

 

――「面白い」とは?

 

大井:やっぱり木とカーボンは別物だし、「何が出来るんだろう」とか「もっといい使い方があるんじゃないか」って考えながら撞くのが面白い。日々新しい顔を見させてもらってます。

 

――木製シャフトとの違いは具体的にはどこで感じますか?

 

大井:単純に言えば、カーボンは木より出力が大きいし、制御域が広い(コントロールできる余地が広がる)。あとは、ディフレクション(deflection)がかなり少ないです。日本語で言う「見越し」とか「トビ」とはちょっと違う感覚なんですよね。振動・しなりが最小限に抑えられている感じで、特に横ブレがだいぶ小さい。僕は木のシャフトでもディフレクションを減らすように(自分でテーパーなどを調整して)追い込んでましたけど、木とはまた別種のブレの少なさです。そのおかげでエラーは前より減りましたね。「あっ!」っていう球がずいぶん少なくなった。

 

――大井プロは世界中の試合に出ていますが、カーボンシャフトは温度・湿度などに左右されにくいのもメリットでしょうか。

 

大井:プロプレイヤーとしてはそれが一番のメリットかもしれない。木はどうしても個体差があるし、温度や湿度の変化に左右されやすい。カーボンだとそれをほぼ気にする必要がないのはいいですね。

 

――いい武器を手に入れましたね。

 

大井:そう。例えるならガンダムです(笑)。能力はものすごい。でも、結局は乗りこなせるかどうかじゃないですか。まだ僕はこの力を最大限に活かせてるとは言えない。「もっとできるんじゃないか」って日々模索してます。「もっと楽に撞いていい」とか「もっと難しく撞かないといけない」っていう範囲が木とは違うんですよね。それに、木のシャフトには「合わせてくれ」って言われてる感じがするけど、Flashはもっと無機質というか「お前がどう乗りこなすか見せてくれ」って思われてる気がします。そういうのを感じながら撞くのが面白いし、またビリヤードが楽しくなりました。

 

――メーカーは「木製シャフトのような精度・フィーリングとカーボン繊維の強靭さの融合」という表現もしています。

 

大井:僕は他のカーボンシャフトもだいたい触ってきてますけど、その経験から言えばたしかにFlashの打感や性能は木に近いところがあるし、木のシャフトっぽくも扱えるから、そういう表現をするのもわかります。でも、やっぱりカーボンシャフトですよ。僕はカーボンはカーボンとして使いたいからそれがいいです。感触のことだけを言えば、やっぱり木のシャフトの打感の方が馴染み深くて気持ち良さはあります。

 

――プール界はますますカーボンシャフトが増えていますね。

 

大井:ですね。今、木製シャフトを使っているトッププレイヤーは台湾とフィリピンぐらいでしょう? だって彼らは木のシャフトでなんでもできる天才だから。僕はあんな天才じゃない(笑)。でも、欧米の天才たちはほとんどカーボンに移ったからね。皆、勝率が少しでも上がるものを選んでいるということなんだと思います。

 

(了)

 

…………

 

※ HOW Cue関連BD記事はこちら

 

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