〈BD〉フィリピンが逆転優勝! 『9ボールチーム対抗戦 アジアスプレマシー』

 

Day3結果 : 台湾 0ポイント  10ポイント フィリピン

総合スコア:台湾 6ポイント  14ポイント フィリピン

結果:フィリピン優勝!

 

Match9(2ポイント):台湾/呉坤霖 0-7 比/レガラリオ

Match10(2ポイント):台湾/柯秉中 4-比/ビアド

Match11(2ポイント):台湾/張玉龍 4-7 比/イグナシオ

Match12(4ポイント):台湾/柯秉逸 & 張榮麟 6-7 比/チュア & アラナス

 

※会期は3日間。11ポイント先取

※全マッチ9ボール・7ラック先取、交互ブレイク(9オンフットラック/レフェリーラック/ブレイクボックス採用)

 

…………

 

台湾新北市で27日〜29日に

開催された新しいチーム戦、

 

『9ボールチーム対抗戦 アジアスプレマシー 〜台湾 vs フィリピン〜』

(2024 CPBA 9 Ball Teams Invitational Asia Supremacy)。

 

さきほどフィリピンの優勝で

幕を閉じました。

 

Day3の4試合は上記の通り、

なんとフィリピンの4連勝という結果に。

最終日は勝ち点が倍付けだったこともあり、

大差で逆転優勝を決めました。

 

まず、シングルスの1試合目で、

レガラリオが呉坤霖に完封勝利を収めて、

前日のリベンジ達成。

総合スコアを6-6のタイに。

 

続けてビアドも柯秉中に

Day1のリベンジを決めて、

総合スコア8-6と逆転。

 

その流れにイグナシオも乗り、

張玉龍を倒してフィリピンが

10-6でリーチ(11ポイント先取)。

 

4試合目はダブルス。

台湾は柯秉逸&張榮麟という

強力ペアを送り出しましたが、

柯秉逸に重圧がかかっていたか、

珍しいミスがいくつか見られました。

 

3日間ずっとダブルスに出続けた

チュア&アラナスペアが、

粘り強く戦って7-6で勝利。

 

総合スコア14-6としたフィリピンが、

第1回台比対抗戦覇者となりました。

 

戦前の優勝予想では台湾を推す人が多く、

実際Day1、Day2は台湾が優勢でしたが、

まさかDay3がフィリピンの

ワンサイドゲームになるとは……。

 

両チームとも連日、ポジティブな空気と

団結力を見せていましたが、

それに加えて、Day3のフィリピンは

全選手から「何が何でも」という

気迫を感じました。

 

特に根比べの様相を呈していた

最後のダブルスは、

2日間負けていたチュアとアラナスの

不屈の闘志を見た思いです。

 

全試合リアルタイムで見られた訳では

ありませんが、大会トータルとしては

予想通りハイレベルで、

チーム戦らしい光景も盛りだくさん。

ビリヤード強国対決に

ふさわしい内容だったと思います。

 

ギャラリーもいましたが、

観戦スペースは広くなさそうだったので、

より広く多く観客席を設けて、

両国のファンがもっと多く入って来ると、

より『モスコーニカップ』に近い

お祭り的な雰囲気になると感じました。

 

次回、第2弾はいつどこで開催され、

どの国が出場するのか。楽しみです。

 

場所をフィリピンに移して、

もう一度、台湾 vs フィリピン

というのもありそうですし、

どちらかの国とベトナムが戦う、

というのもありそうな気がします。

 

…………

 

◯ 2024 アジアスプレマシー 〜台湾 vs フィリピン〜概要

 

2024年に創設された

新しい9ボールチーム対抗戦。

第1回大会は台湾 vs フィリピン。

 

会期は27日~29日(3日間)。

開催地は台湾新北市「晶賛宴会広場」。

主催は台湾のプロモーター、

Fullcan Sports

 

TVテーブル1台で、シングルスと

ダブルスを順次行う構成や、

ラック&ブレイクのレギュレーションは、

マッチルームプール主催の人気の

欧米対抗戦『モスコーニカップ』に

範を取っている。

 

ただ、モスコーニカップが

4日間11マッチ先取

(各マッチは5ラック先取。

シングルスもダブルスも全て

勝ち点は「1」)なのに対して、

 

このアジアスプレマシーは

3日間11ポイント先取

(各マッチは7ラック先取。

基本シングルスは勝ち点1、ダブルスは2。

※日によって変わる)と、

細部に違いもある。

 

◇ 2024 台湾メンバー

柯秉逸(カーピンイー)

柯秉中(カーピンチュン)

張榮麟(ザンロンリン)

呉坤霖(ウークンリン)

張玉龍(チャンユーロン)

 

◇ 2024 フィリピンメンバー

カルロ・ビアド

ヨハン・チュア

ジェイムス・アラナス

ジェフリー・イグナシオ

バーニー・レガラリオ

 

◯ フォーマット

3日間開催。

・団体戦(Day1オープニングのみ。2ポイント)

・シングルス(1ポイント)

・ダブルス(Day1は1ポイント。Day2とDay3は2ポイント。Day3最後のダブルスは4ポイント)

が行われ、

先に「11ポイント」に到達したチームが勝利。

全マッチ7ラック先取の交互ブレイク。

ラックとブレイクルールはWNT.式

(9オンフットラック/ブレイクボックス採用)。

 

◯ 賞金

勝利チーム:1万5千ドル

敗退チーム:7500ドル

MVP(1名):1000ドル

 

◇ スケジュール(変更の可能性あり)

※3日間いずれも日本時間16時開始

5/27:

団体戦(2ポイント)、ダブルス(1ポイント)、シングルス(1ポイント)、ダブルス(1ポイント)

5/28:

シングルス×3マッチ(いずれも1ポイント)とダブルス×1(2ポイント)

5/29:

シングルス×3マッチ(いずれも2ポイント)とダブルス×1(4ポイント)

 

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