〈BD〉WPA『女子10ボール世界選手権』は10月ベネズエラ→11月プエルトリコに変更

 

10月16日~20日に

南米ベネズエラの首都、

カラカスで開催予定だった

WPA『女子10ボール世界選手権』。

 

その日程と開催地が変更になりました。

 

主催のPBS

(プレデタープロビリヤードシリーズ)が

昨日12日に公式サイトで公表しました。

→ プレスリリース原文はこちら

 

『女子10ボール世界選手権』の

新しい日程は11月11日~16日。

開催地はプエルトリコです。

 

もともと今春の時点で、

ベネズエラでは初めて

『女子10ボール世界選手権』と

WPA『8ボール世界選手権』という

男女2つの世界選手権を開催予定で、

招待制『ミックスダブルス』といった

他のトーナメントを含め、

大掛かりなイベントシリーズになる予定でした

(※4月当時の記事はこちら)。

 

その後、5月の時点で

『8ボール世界選手権』は、

WNT.『ハノイオープン』~『レイズカップ

との重複を避けるため、

ニュージーランド・ハミルトン開催

(9月2日~8日)に変更されていました

(※その記事はこちら)。

 

そして、今回『女子10ボール世界選手権』も

プエルトリコに移ったことで、

ベネズエラ開催の目玉イベントが

2つともなくなったため、

ベネズエララウンド自体が

2025年に延期となりました。

 

主催のPBSと、

ベネズエラのビリヤード企業、

ベンビリヤード(VenBilliards Corporation)は、

 

今回の『女子10ボール世界選手権』の

日程・開催地変更および

ベネズエララウンド延期の理由を、

 

「すべての参加者と出席者に可能な限り最高の経験を保証するため。来年はベネズエラおよび南米地域のビリヤード愛好家の皆様に特別なイベントをお届けできると確信している」

 

としています。

 

PBSとベンビリヤードは

直截的な言及は避けていますが、

ベネズエラの政治的・経済的混乱による

治安の悪さと安全確保の難しさを

考慮したのではないかと思われます。

 

ベネズエラは近年ほぼ国土の全域が、

外務省発布の危険レベルでは、

レベル2(不要不急の渡航中止)

〜レベル3(渡航中止勧告)

になっています。

 

選手・関係者の身の安全を確保しながら、

大掛かりなスポーツイベントを

開催するのは難しいという

判断に至ったのではないかと思います。

 

来年はさらなる安全対策を講じて、

開催する予定なのでしょう。

 

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◇ 2023年『女子10ボール世界選手権』

(オーストリア開催。C・センテノ優勝)

結果記事はこちら

 

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