日本が世界に誇るキューブランド、
MEZZ（メッヅ。（株）三木）が、
久しぶりにソフトタイプキューケースを
リリースします。
その名は『NMZ』シリーズ。
8月26日（月）発売です。
『NMZ』という文字列を見て、
「ん？？」と思った方は、
長いMEZZファン、あるいは、
前シリーズを使っている人だと思います。
この『NMZ』は、10年前に発売され、
MEZZソフトケースのロングセラーとなった
『MZ』シリーズの後継モデル
（NMZの頭の「N」は「New」の意）。
多機能で収納力があり、
取り回しやすいという
旧『MZ』シリーズの特徴はそのままに、
各部がブラッシュアップされ、
新機構も追加されています。
カラーはブラックのみで、
2B4S（2バット4シャフト）と、
3B4S（3バット5シャフト）の
2サイズあります。
早速詳しく見ていきましょう。
MEZZ開発担当スタッフからの
コメントもあります。
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◇ NMZ-24（2バット4シャフト）
サイズ：H850 x W120 x D130mm
重量：1700g
小ポケット：H190 x W90 x D45mm
大ポケット：H500 x W90 x D45mm
使用素材：ナイロン、合皮
価格：34,800円（税別）
MEZZサイト商品ページ：https://mezzcue.com/jp/products_pool/cases/softcases/nmz24
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◇ NMZ-35（3バット5シャフト）
サイズ：H850 x W150 x D130mm
重量：2100g
小ポケット：H200 x W110 x D45mm
大ポケット：H500 x W110 x D45mm
使用素材：ナイロン、合皮
価格：41,500円（税別）
MEZZサイト商品ページ：https://mezzcue.com/jp/products_pool/cases/softcases/nmz35
新しい『NMZ』シリーズの
ボディシェイプとベースデザインは
旧『MZ』シリーズ譲り。
ですが、旧『MZ』のボディは
ほぼ全面合皮だったのに対して、
『NMZ』ではナイロンが多く
使われていてスポーティーな印象に。
他に大きく刷新されたところを挙げると、
以前ボディ側面に付けられていた
ストラップは背面へ移動。
そして背面には、MEZZロゴが入った
樹脂プレートを採用しています。
これらの仕様変更により、
ストラップ使用時の安定性や
使い心地が向上しています。
持ち手は、トップハンドル、
サイドハンドル、背面ストラップの3ヶ所。
背面ストラップは、
NMZ-24はシングルで、
NMZ-35はダブルです。
キュー収納部は以前と同じく
「バタフライタイプ」。
側面のジッパーをぐるりと回し、
ボディを大きく2面に開いて
キューを出し入れします。
キュー収納部へのアクセスはもう一つ。
ボディ上部のダブルジッパーを開閉すれば、
ケースを立てたままでもキューの
出し入れができます。
これは旧『MZ』にもあった機構ですが、
本当に便利です。
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『NMZ』最大のポイントは、
新しく設けられた
「ロングジャンプバットスペース」です。
最近増えているロングサイズの
ジャンプキューバットは、
一般的なキューケースの
ポケット内部あるいは側面にある
ジャンプキューバットホルダー
（ジャンプバット専用ポケット）に
収まらないことがあります。
そこで『NMZ』は、
ボディ側面にロングジャンプバットに
対応したスペースを設けました。
ロングサイズのジャンプキューバットや、
エクステンションを付けたままの
ジャンプキューバットが
すんなりと収まります。
MEZZが今春発売した新ジャンプキュー、
『AIRDRIVE3』にピッタリです
（他社製のジャンプバットも
もちろん入ります）。
その上、旧『MZ』と同じく
大ポケット側面にも
ジャンプキューバット・エクステンション
スペースが付いているので、
収納場所が丸々一つ増えています。
そして、ボディ正面の上部には
新しくスマホポケットもできました。
大ポケット・小ポケットも
相変わらずたっぷりと物が入りますし、
『NMZ』はMEZZキューケース史上
指折りの収納力だと思います。
バットとシャフトをフルで入れて、
様々なアイテムをポケットに詰め込んでも、
『NMZ』からは十分な強度が感じられ、
不安なく快適に持ち運べます。
旧『MZ』のよいところはそのままに、
更に使いやすさが向上した正常進化ケース。
それがこの『NMZ』です。
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最後に、MEZZ開発担当スタッフに、
『NMZ』誕生の経緯と特徴を
お聞きしました。
――NMZシリーズは以前のMZシリーズから約10年後の新作ということになります。いつ・どのようにして開発が進められたのでしょうか？
「NMZシリーズは『ロングジャンプバットに対応したケース』を目的に企画・設計を開始しました。最近主流のジャンプキューのバットは従来よりも長く設計された物が増えています。この長いジャンプバットを収めるには、現行のケースですとバット収納部の底上げをしたり、エクステンションを分割して短くして収納するなど、何か工夫が必要でした。そこで、ロングジャンプバットがそのまま入れられることをメインテーマとしてNMZを設計しました。実は当初は今年4月に発売を開始したジャンプキュー、『AIRDRIVE3』との同時リリースを計画していましたが、製作スケジュールの都合もあり、NMZの発売は今になってしまいました」
――以前のMZシリーズはロングセラーでした。NMZシリーズに引き継がれた特徴、反対にNMZで新しく実装した機能や仕様とはどんなところでしょうか？
「機能性、取り回しのしやすさ、ポケットの収納力など、ベースとなる機能は全て引き継いでいます。特に一般的なバタフライタイプのソフトケースには無い上部のダブルジッパーは、プロ選手や競技志向のプレイヤーの方からとても好評をいただいています。反対に新しく取り入れたところは、本体にナイロン素材を採用したこと、スマホポケットの導入、ストラップを背面に取り付けたところなどです。なかでも、すでに述べた通りロングジャンプバットホルダーは他のケースでは見られない新機能だと思いますので、『AIRDRIVE3』以外の他社製ジャンプキューをお使いの方にもケース選びの候補に入れていただければと思います」
――今回はブラックのみですが、いずれ別色を出す可能性もありますか？
「当面はブラックのみですが、お客様からのご要望が多ければ新色を検討する可能性はございます」
――NMZシリーズは完成度が高いですね。以前のMZシリーズと同じくロングセラーになりそうです。
「NMZシリーズは非常に軽量ながらも必要な道具をしっかりと収納することが出来るソフトケースの理想形だと我々も考えています。もちろんこらからも多様化する道具に対応したケースの開発に取り組んでいきますので、期待していただければと思います」
（了）
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※MEZZ / EXCEED関連BD記事はこちらから
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