〈BD〉アジアDay2全勝。アジア 7-2 ヨーロッパ。『レイズカップ』Day2終了

 

◇ 総合スコア

アジア 7-2 ヨーロッパ

 

◇ Day2結果

アジア 3-2 ヨーロッパ

 

M6：アジア 5-3 ヨーロッパ

M7：柯秉逸 5-3 サンチェスルイス

M8：ズン&ヤップ 5-2 アルカイデ&カチ

M9：ビアド 5-3 クラウス

 

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マッチルームが主催する

ヨーロッパ vs アジアの

9ボール対抗戦、『第1回 レイズカップ』。

 

昨日16日、大会2日目（Day2）の

競技が行われました。

 

結果はなんとアジアが4試合全勝。

総合スコアを7-2とし、

優勝まで「あと4つ」

（11マッチ先取）としています。

 

本来Day2には

5試合が行われる予定でしたが、

4試合でストップ。

 

これは、どちらかの一方的な

展開になると、Day3で勝敗が

決してしまう可能性があるためです。

興行的に、最終日〈Day4〉にも

競技を行わなければなりません。

 

この「試合数の調整」は、

近年『モスコーニカップ』

（欧 vs 米）で、ヨーロッパが

アメリカ相手に大量リードした時に

数度見られました。

 

まさかヨーロッパがその措置を

適用される側になるとは。

BDも驚きました。

 

ちなみに、海外のSNSでは、

「ヨーロッパにジョシュア・フィラーが

いればね……」と、

大会直前に出場を辞退した

（辞退させられた？）

フィラーの名前を出す人も。

たしかにフィラーは

『モスコーニカップ』で

MVPを3度獲得した、

頼れるプレイヤーではあります。

 

ですが、試合を見ていると、

ヨーロッパも悲観するような

プレー内容ではありません。

 

ポイントは勝負際や競り合いでの

攻守のショットの精度でしょう。

そこはDay1、Day2ともに

アジアが一歩上だったと思います。

 

こういった対抗戦は

競り合ったまま進んでくれないと

視聴者の興味を繋ぎ止めておけません。

 

ましてやレイズカップは今回が初回。

主催のWNT.（マッチルーム）としても、

スリリングでドラマティックな

イベントにして、内外に

アピールしたい思いはあるはずです。

ヨーロッパの奮起に期待しましょう。

 

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◇ ヨーロッパチームメンバー

 

エクレント・カチ（アルバニア）

ミッキー・クラウス（デンマーク）　

ジェイソン・ショウ（イギリス）　

フランシスコ・サンチェスルイス（スペイン）

ダビド・アルカイデ（スペイン）　

 

……

 

◇ アジアチームメンバー

 

アロイシウス・ヤップ（シンガポール）

ヨハン・チュア（フィリピン）

柯秉逸（台湾）

カルロ・ビアド（フィリピン）

ズンクォックホアン（ベトナム）

 

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◇ レイズカップ概要

 

2024年10月に初開催される

アジア vs ヨーロッパの9ボール対抗戦。

 

フィリピンが生んだ

プール（ポケットビリヤード）の

レジェンドである「ザ・マジシャン」

エフレン・レイズの名を冠している。

  

第1回大会は10月15日～18日に

フィリピンの首都・マニラで開催。

 

大会フォーマットは、

30回の歴史を誇る大人気の欧米対抗戦、

『モスコーニカップ』をベースにしている。

 

・5対5の団体戦

・テーブルは1台

・11マッチ先取（最大21マッチ）

・全マッチ、9ボール・5ラック先取

・ブレイクは交互

・Day1〜Day3のオープニングは5対5のチームマッチ

・シングルスとダブルスが混在

 

選手選考もモスコーニカップ

同様の形で行われる。

 

WNT.（ワールドナインボールツアー）

ランキングの上位3名と

ワイルドカード（チームキャプテン推薦）2名、

合わせて5名が選ばれる。

 

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◇ レイズカップ関連記事

 

10/16　アジアリード。Day1終了

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