〈BD〉アナ・リーグラー来日イベント in 大阪のちょっと裏側 by 吉岡正登

24日（日）に閉幕した『全日本選手権』。

今年も海外から初参戦した選手が

複数名いましたが、

中でも目を引いたのが

オーストリアからやってきた

アナ・リーグラー（Anna Riegler）。

決勝トーナメントにはあと一歩届かず

33位タイという結果でしたが、

高身長にすらりとした四肢。

アスリート然としたスタイルが

印象に残りました。

全日本選手権の翌日（25日）、

そのリーグラーの来日を記念して、

ファンとの交流を主眼とした

イベントが大阪で開かれました。

オーガナイズしたのは、

大阪のビリヤードレッスンスタジオ

『Poche』（ポッシュ）の代表の

吉岡正登プロ。

吉岡プロから送っていただいた

画像とレポートをお届けします。

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● 吉岡正登・記：

BDをご覧の皆さん、こんにちは。全日本選手権の翌日（25日）に、僕が日頃よりお世話になっている『JEP』様が招聘する形で、『日勝亭』様の協賛も得て、オーストリアのアナ・リーグラー選手の来日イベントが実現しました。その様子をお伝えします。

◇ 会場は心斎橋の『シューターズ』

会場の『シューターズ』さんはプレイヤーとして日本全国のオープン戦などにも出場している中尾さん（ニックネーム「おずさん」）がオーナーの2号店。今年8月にオープンしたばかりのこちらのお店は、心斎橋筋商店街の中にある好立地で、スタイリッシュな雰囲気が特徴です。

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◇ イベントの流れ

当日は19時から、参加者14名を5チームに分けて総当たりのチームリーグ戦を実施しました。

「BYE」のチームの方（2 or 3名）が1人ずつアナと9ボール1ラック勝負。B級以下はチャレンジャーブレイク、A級はバンキングから。終了後にチェキを撮影し、アナのサインを書いてプレゼント。希望者はご自身のスマホでもツーショット写真撮影可。キューケースやバッグにサインを書いてもらうこともできました。

他のチームの方々はJPAルールの9ボールをプレーし、チャレンジが終了した時点で得点が高いチームが勝利。5節終了時に勝ち数の多いチームが優勝という形で行いました。チーム戦は大盛り上がりで、皆さん時間内は休みなくビリヤードを楽しんでおられました。優勝の森・宮前・伊波チームには、賞品として日勝亭様からの協賛品をお贈りしました（画像6枚目）。最後の画像は、賞品獲得ミニゲームの勝者、浅田さんと山野さん。

全チャレンジが終了した後、最後に僕とアナのエキシビションマッチを2ラック先取の9ボール交代ブレイクで実施。アナを日本へ招待したスポンサーのJEP会長・上ノ原さん（画像2枚目）より賞金も用意されました。もちろん参加者の皆さまからのガヤが入り、僕は完全アウェイでした（笑）。結果はアナが2-1で勝利。その後、集合写真を撮って閉会となりました。終了時刻は21時50分とほぼ予定通りスムーズに進行しました。

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◇ 交流の様子

参加者は予想通り（笑）全員男性となり、アナと交流している時は、21歳には見えない色気のある雰囲気とそのチャーミングな笑顔を向けられて、皆さん顔を赤らめとっても幸せそうな顔をされていました。アルコールの影響もあったかもしれません。

そして、アナはキューが好きなのか、珍しいカスタムキューなどをお持ちのお客様にはキューについて質問したりしていました。

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◇ アナファミリー

↑1枚目はアナファミリーと吉岡プロとシューターズオーナーの中尾さん

今回アナは、弟のジュリアン（17歳）とコーチ兼マネージャー兼父親のフリードリヒさんと3人で来日。とても仲の良いファミリーで、初めての日本滞在を存分に楽しんでいる様子でした。

体格の良いジュリアンは今はコックとして働きながら選手活動もしているそう。すでにアマチュアA級の腕前は十分にありました。

父親のフリードリヒさんは地元でビリヤードクラブを運営。一般営業はしていないそうですが、25名ほどのメンバーがいるとのこと。

彼らファミリーの地元はヴォルフスベルクという所で、以前男女とジュニアの『世界選手権』が行われたクラーゲンフルトから50kmほど離れた場所だということです。クラーゲンフルトはアルビン、ジャスミンのオーシャン姉弟の生まれ育った街としても有名です。アナは現在そのクラーゲンフルトの大学に通っています。

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◇ アナの初めての全日本選手権

アナは初めての全日本選手権で勝ち→負け→負けという戦績でした。

まず佐原弘子プロとの接戦を制して日本初勝利。2戦目では大会準優勝の中国のワンシャオトンに完敗。3戦目の敗者最終戦は高田奈実プロとシーソーゲームの熱戦。6-5と先にリーチをかけた残り4球は良い配置。しかし、「押して出すか引いて出すかを迷った」という5番をミスしてしまい、逆転負け。さすがに試合終了後は落ち込んでいました。

ですが、会場のアルカイックホールの雰囲気も含めて、全日本選手権という大会自体にはとても感激していました。

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◇ 大阪観光は？