〈BD〉ポケットテーブル11台。札幌の新ビリヤード場、『みんぽけ』へ。12月は女性無料！

2024年11月に北海道は札幌に

オープンした『ビリヤード&ダーツみんぽけ』。

開店してすぐ9ボールイベント

『第1回札幌オープン』（12月1日）の

会場になっていたので、

参加選手のSNSなどを通じてお店の内外を

目にした人も多かったはずです。

BDも『札幌オープン』に合わせて

開店間もない『みんぽけ』を訪れました。

特徴やコンセプトをより細かくお伝えします。

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◇ 道内屈指の大型ビリヤード&ダーツ店

『みんぽけ』があるのは

札幌市の東端にある清田区内

（清田区北野5条2丁目6-15）。

住宅街を南北に貫く清田通り沿い。

JR札幌駅やすすきのエリアから

車で25分前後です。

地下鉄東西線の南郷18丁目駅からも

歩けます（18分）。

建物（LANDビル）の1Fはペットショップ。

道内でも有名なお店だとのことで、

多くのお客さんが来ていました。

その2Fに『みんぽけ』があります。

以前ここにはリサイクルショップが

入っていたとのこと。

10月に契約し、11月に施工。

急ピッチでオープンに間に合わせました

（※取材時はまだ工事中の箇所も）。

テーブルは11台。

ポケットテーブルの台数で言えば、

お隣の豊平区にある『キャノン』

（ポケット12台・キャロム6台）に続く

市内屈指の大型店です。

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◇ ビリヤードテーブルは11台。グレーラシャで統一

店内はブラックやグレーを中心にした

モノトーン基調の落ち着いた雰囲気。

入店して右側を向くと眼の前には

ビリヤードエリアがゆったりと広がっています。

全テーブル、ラシャはCPBA ROYALグレーで

ボールはダイナスフィア。

各テーブルの上には大型の

フラットLEDライトがセットされていて、

台上が明るく均一に照らされているので

とてもボールが見やすいです。

このグレーラシャとテーブルライトが

店内の内装やデザインにもマッチしていて、

シックにまとまっています。

ポケット幅は、ボールが2個

すっぽり収まる「ノーマル」仕様。

「ビギナー～B、Cクラスの人に、

まずボールをポケットする楽しさを

存分に味わってほしい」

「1月から始まる

JCL（アマチュアチームリーグ）や

様々なイベントで使いやすいテーブルがいい」

という狙いで意図的に甘めにしてあります。

ハイクラスプレイヤー向けに

穴幅を絞ったテーブルを数台置くのではなく、

11台全てノーマル仕様にしているところに

『みんぽけ』の姿勢が現れています。

※JCLは2025年より開催予定。

現在参加チーム募集中です。

興味のある方・ご質問はお店まで

（ minpoke.sapporo@gmail.com ）

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◇ 全台ビリゾーン有り

全テーブルにデジタルスコアボード、

『Billizone for Pool』

（ビリゾーンフォープール）を設置。

スコアを付けるだけでなく、

ユーザーのレイティングやランキング、

チュートリアル、独自ゲーム、

動画の撮影・保存など、

マルチな機能を備えたスコアボードです

（※こちらのBD記事もご覧ください）。

『第1回札幌オープン』でも

スコアボードとして

ビリゾーンが使われていました。

各テーブルにカメラが付いていて

プレーが常時録画されているのも

ビリゾーンの特徴。

メンバー登録をすると、

自分の試合動画を後で（サーバーに

保存された後に）視聴できるので、

復習や反省会、鑑賞会もはかどります。

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◇ ダーツ環境も充実。ダーツショップ『TiTO 札幌南郷店』も併設

『みんぽけ』に入ってすぐ正面に見えるのは

ダーツエリア。8台あります

（※画像では7台ですがもう1台あります）。

スペースに余裕があるので

仲間とわいわい楽しんだり、

落ち着いて練習したり、

各々のペースでプレーできます。

また、ダーツショップ、

『TiTO 札幌南郷店』も併設。

BDが取材で2日間『みんぽけ』にいた間にも、

ダーツエリアとショップには

多くのプレイヤーや買い物客が訪れ、

常に賑わっていました。

『札幌オープン』に出ていたプレイヤー達が、

「ダーツも好きなんです」と

ゲームを楽しんだり、

ショップで買い物をする姿も。

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◇ リーズナブルな料金体系。12月は女性無料

現在『みんぽけ』は、

「オープン記念特別価格」を実施中。

ご覧の通り、LINE会員料金、

アンダー22応援料金、各種パック料金が

揃っていてとてもリーズナブル。

そして、12月はなんと女性無料！

ビリヤードとダーツのプレー料金が

2時間まで無料になるとのこと。

近隣のビリヤード・ダーツファン、

あるいは観光や出張で札幌に

行く予定のある方はぜひ一度

足を運んでください。

フード・ドリンク（ソフトドリンク）は

持ち込み無料なので、

長時間思い思いのスタイルで

遊ぶことができます。

『みんぽけ』のお得な情報は、

公式サイトや公式LINEをチェック！

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◇ みんぽけ誕生の経緯とコンセプト

最後に、『みんぽけ』が

どのようにして生まれ、

どんなテーマを持ったお店なのか。

代表の山﨑洋平さんにお話をお聞きしました。

山﨑さんは北海道トップアマとして

各地のプロ・アマトーナメントで

活躍しているので、

名前や顔を知っている人も多いはず。

BDも以前からお世話になっている方です。

――『みんぽけ』を立ち上げた経緯を教えてください。

山﨑：直接のきっかけは、今年で市内のアミューズメント施設が2つほど閉まることになり、札幌からビリヤードテーブルが25台ぐらい消えてしまうことを知ったからです。そこでビリヤードを楽しんでいた方々の受け皿を作れたらと考えました。もともと札幌はビギナー～低級者が入りやすいビリヤード場はあまりなかったので、誰でも気軽に遊びに来られるお店を作りたいという思いもありました。

――店名も親しみやすいですし、料金は抑えめ。全テーブル、ポケット幅をノーマルに統一しているところにもオールウェルカムな姿勢が出ています。

山﨑：ガチビリヤード感は出したくなくて、名前も限りなくゆるめにしたかったです。皆さんもう「みんぽけみんぽけ」と口にしてくださっていて嬉しいですね。

――内装は落ち着いていて統一感があります。

山﨑：そこまでこだわっていた訳ではなくて、モノトーンで統一すれば整って見えるかなぐらいでした。ラシャをCPBAのグレーで統一したら予想以上にきれいに見えて……たまたまなんですけど（笑）。

――ビリゾーンを全台に設置したり、JCLを開催（1月から）したりと、北海道では初の試みも。

山﨑：今まで試合に出るために日本のあちこちに行き、色々なビリヤード場さんを見させていただきましたが、JCLやJPAといったアマチュアチームリーグが定着していて盛り上がっている様子や、その影響で若い世代が昼から熱心に練習をしたりしている姿を見て衝撃を受けました。北海道のビリヤードは人口構造が逆ピラミッド形になっていて、A級が多く、B級、C級、ビギナーは少ないです。この状況を解消するためのカギの一つが、アマチュアチームリーグなのではないかと何年も前から感じていました。

――そうでしたか。

山﨑：チームリーグはスキル関係なくキャプテンの存在が大きいですし、どのメンバーにも活躍の機会や役目があるので皆さんいきいきと活動している。それがビリヤードの多様な楽しみ方を生み出していると感じました。素直に「いいな、北海道でもやりたいな」と。なので、チームリーグの拠点として活用できる場を作りたい気持ちがありました。2025年1月からJCLを開催する予定で、今チームとディビジョンの立ち上げ準備をしています。ゆくゆくはJPAもやりたいと思っています。

――11台あれば、チームリーグに限らず様々なイベントが行いやすくなりますね。

山﨑：ええ。私だけでなく、鳴海大蔵プロ（北海道No.1プロ）もそうですが、各地に行くたびに「『北海道オープン』（※2019年までJPBAプロ公式戦として開催）は復活しないんですか？」と声を掛けていただくことが多くて。私達もずっとそれは意識していました。今回『みんぽけ』のオープンとほぼ同時に『第1回札幌オープン』を開催しましたが、それも北海道オープンの復活も視野に入れてのことです。

――わかりました。みんぽけの発展と北海道オープンの復活を期待しています。

山﨑：ありがとうございます。道内の皆さん、そして、来札のご予定のある方はぜひ一度『みんぽけ』に遊びにいらしてください。スタッフ一同お待ちしております。

（了）

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