7日~10日に行われた
『全日本スリークッション選手権』 in 霞が関。
4連覇で7度目の優勝を飾った
梅田竜二の談話です。
取材は大会2日後の12日に行いました。
梅田プロは全日本選手権の後、
『3C世界選手権 国別対抗戦』に出るため渡独。
ドイツに着いた翌日に
取材に応じていただきました。
『3C世界選手権 国別対抗戦』は13日開幕。
大会概要はこちらをご覧ください。
…………
――4連覇で7度目の全日本選手権優勝を飾りました。
梅田:毎年のことですが、開催準備に追われながら(梅田プロは会場の霞が関ビル内 霞が関プラザホールの設営責任者でもある)練習し、本番に臨みましたが、忙しいおかげでかえって練習も本番も集中できていたのかなと思います。今年は思ったよりも初日(予選リーグ)の出来がよくて、「行けるんじゃないか」という手応えもありました。最終日のベスト8(vs 高橋朋隆戦)は苦労しましたけど、それ以外はだいたい自分の思い描いた流れの中で順調にやれた感覚があります。
――今年はどんなテーマを持って臨みましたか?
梅田:相手と対戦するというより、どれだけ自分と向き合えるかということは意識していました。それは、全日本選手権の後にすぐ『3C世界選手権 国別対抗戦』(ドイツ)と『アジア選手権』(韓国)が控えていたこともあります。海外戦に向けて、全日本選手権を良いステップにしていかなくちゃいけないとも思ってましたので。3大会をひと続きでイメージしながら上手くプレーできたと思います。
――7試合の中で特によく撞けたゲームは?
梅田:一番よく撞けたのは……やっぱり決勝戦(vs 竹島欧)ですね。昨年と同じカードでしたし、竹島プロはきっとスタートから積極的に来るだろうなという読みもしていました。こちらも7キュー目でハイラン12点が出て、自分のペースに持って行くことができたので、その時は「あとはこのまま逃げ切ろう」と思ってました。後半竹島プロに追い付かれ、追い越された時(24キュー終了時:梅田28-竹島29)は、気持ち的には苦しかったですが、最後まで冷静に撞けていたと思います。
――決勝戦のワンモアを撞く時の心境は?
梅田:あの箱球はキスがありますし、ちゃんと上から当てないといけない形でしたが、確信を持って上手く撞けたと思います。あれがウィニングショットになりましたが、撞く時も悪い緊張感は全くなくて手が震えたりすることはなかったです。
――反対に難しかったゲームは?
梅田:さっきも出ましたが、ベスト8です。あの試合は大会最終日の初戦だったこともあり、まず気持ちの持って行き方が難しかった。もちろん優勝は目指しているんですけど、どのぐらいの重みと言うか強さで優勝を意識してやるのかというところが今一つ整理できてなくて、あまり試合に集中できてなかったと思います。本当に苦しい試合になりましたけど、最後は6点→3点で締められました。あの勝ち方は準決勝と決勝戦に繋がったと思います。
――全日本3C選手権優勝7回は歴代単独3位です。
梅田:自分の上には小方浩也先生(15回。故人。最後の優勝は1968年)と小林伸明先生(13回。故人。最後の優勝は1999年)がおられますが、お二人の時代とは試合方式も変わっていますし、お二人には実績の面でも人間的な面でもとても及びませんので、お二人の優勝回数は数字として意識することはありますけど、越えていきたいという風には思っていません。それよりも今自分が目標にしているのは、たしか全日本選手権での最高齢での優勝は島田暁夫プロ(2016年。当時63歳)だったと思いますが、自分もまだまだ競技活動を頑張って、最高齢優勝記録を更新したいと思っています。今は回数より年齢に意識が行ってますね(笑)。
――昨日ドイツに到着したばかりとのこと。『3C世界選手権 国別対抗戦』でどんなプレーをしたいですか?
梅田:去年は3位になれましたが、もうそれは意識せず、今回もまた挑戦者の気持ちで目の前の球を懸命にショットして冷静にプレーできればと思います。その結果、また上位に食い込めたら嬉しいですね。宮下(崇生)プロとは4年連続のタッグです。お互いに慣れてきていますし、僕はこの大会に多くの方とペアを組んで出てきましたが、過去のペアと同じくペア間の雰囲気や状態もとても良いので、一つ一つの試合を2人でしっかりと戦っていきたいです。応援よろしくお願いします。
(了)
Ryuji Umeda
1968年10月22日生まれ
A型・天秤座・東京都出身&在住
1991年度JPBF入会
2006年『アジア大会』スリークッション金メダリスト
2007年『世界3C選手権』優勝
2006年、2009年、2015年、2022年、2023年、2024年、2025年『全日本3C選手権』優勝
『ニッカオープン』優勝9回
『全関東3C選手権』優勝4回
JPBFスリークッション年間ランキング1位/8回
他、優勝入賞多数
使用キューはADAM JAPAN MUSASHI(M.Fuji 23シャフト)
使用タップはNAOLLY H
東京・小岩『ヤマニ』所属
※2024年全日本選手権優勝時(優勝6回目)談話はこちら
※2023年全日本選手権優勝時(優勝5回目)談話はこちら
※2022年全日本選手権優勝時(優勝4回目)談話はこちら
※2015年全日本選手権優勝時(優勝3回目)談話はこちら
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