〈BD〉4度目の優勝。早稲田大学の天野・富樫ペアにアンケート。『2025 全日本学校対抗ナインボール』

 

3月23日の

第25回 全日本学校対抗ナインボール選手権大会

(東京・池袋 ロサ開催)で

4度目の優勝を飾った早稲田大学。

 

先鋒:天野勇輝

大将:富樫雄大

のお2人にアンケートにご協力いただきました。

 

ビリヤードサークル

『Crescent』(クレセント)の

新旧幹事長ペアである2人。

 

ともに今大会には初出場でしたが、

雰囲気に飲まれるどころか、

舞台を楽しみ、持てる力を

最大限に発揮していた印象です。

 

強豪ひしめく予選リーグ1組を首位通過。

決勝トーナメント

(準決勝&決勝戦)でも

のびのびとキューを出して、

チャンスをしっかりと掴んでいました。

 

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先鋒:天野勇輝 あまの ゆうき

早稲田大学教育学部 2年

ビリヤード歴:約3年

所属店:『Unison』(東京都豊島区)、『山水』(東京都新宿区)

所属サークル:Crescent(クレセント)

学校対抗参加歴:今回が初めて

プレーキュー:HOW CUE  ZR-3(シャフトはCPシャフト、タップはBIZEN Ⅴ)

 

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大将:富樫雄大 とがし ゆうた

早稲田大学商学部 3年

ビリヤード歴:約3年

所属店:『山水』(東京都新宿区)

所属サークル:Crescent(クレセント)

学校対抗参加歴:今回が初めて

プレーキュー:MEZZ EC9(シャフトはIGNITE 12.2、タップはKamui Athlete S)

 

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Q1:優勝が決まった時のお気持ちを教えてください

 

先鋒・天野:率直に優勝できて嬉しかったのと、ビリヤードを今まで続けてきて良かったなという気持ちでした。僕自身、公式戦の経験があまりないので、決勝トーナメントの舞台に立てたことだけでも嬉しかったです。決勝戦ではポケットの大きさに助けられた面もあって、ショット力でカバーして入れ繋ぎ、上手く取り切ることができたので今後の自信にも繋がりました。

 

大将・富樫:優勝が決まった時の気持ちは、パートナーである勇輝に対して「本当に凄いな」という感嘆でした。チームの勝敗を決する9番は彼が撞いたのですが、自分であればセーフティに行ってしまうようなかなり難しい配置を、果敢に攻めて入れる姿に、彼の勝負強さと攻めるビリヤードのかっこよさを見せつけられました。彼をペアに誘って本当に良かったと今大会で一番強く感じた瞬間ですね。

 

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Q2:個人あるいはペアでどんな目標やテーマを持って参加していましたか? それは達成出来ましたか?

 

天野:予選リーグでは、去年優勝の慶應大学や一昨年優勝の山形大学と同じリーグだったということもあり、難しい戦いを強いられると感じつつ、決勝トーナメントになんとか進めればいいなと思っていました。個人的には目の前の球に集中して、失敗したとしてもチャンスが回って来ることを信じて取り組みました。結果的に試合を重ねるごとにシュートのイメージも良くなり、特に決勝戦ではいいプレーができたと思います。

 

富樫:自身の体調・体力管理はとても意識して大会に臨みました。予選リーグで5試合、優勝すると合計で7試合戦うことになるので、自分にとって1日で行う最大の試合数になることが予想できていました。そのため前日の睡眠、試合の合間の過ごし方、水分・栄養補給などに気を遣い、結果として1日を通して集中力を維持して試合に臨めたと思います。

 

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Q3:優勝できた理由は何だと思いますか?

 

天野:大将の富樫さんの活躍が大きいです。予選リーグでは1勝1敗になった際には得ラック数の差で勝敗が決まるので、その点がうまく噛み合って予選を4勝できたのが功を奏したと思います。また、4ラック先取と短い試合なので序盤のゲームの流れはとても大事だと思いました。序盤で相手にプレッシャーを与えるようなショットや取り切りができれば、自分の緊張もほぐれてプレーに集中できるので、特に序盤で大きなミスをしないことを意識してプレーできたのが大きかったと思います。普段のサークルの活動などを通して、慶應や上智の選手たちとは知り合いだったため、試合結果を共有するなどしてリラックスできたのもポイントだと思います。

 

富樫:間違いなくパートナーである勇輝です。予選からの素晴らしい戦績ももちろんですが、当日の試合進行状況と彼我の撞くペースの差も相まって自分の試合は条件戦になる事が多かったです。なので、自分の試合の勝ちを目指しつつも、チームとして勝利に必要なラックを確実に取り切ることにより集中できたように感じます。

 

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Q4:全日本学校対抗という大会の良いところ・魅力とは?

 

天野:全国の学生プレーヤーと球を撞けるので、こんなにすごいプレーをする選手が同年代にいるのかと気付かされると同時に、今後のビリヤードのモチベーションにも繋がるのが魅力だと思います。また、いくつかの試合はYouTubeライブ配信もされているため、配信台で撞くとなると普段とは違った緊張感を持って試合をすることができるのもさらなる魅力だと感じます。

 

富樫:この大会の存在そのものが魅力だと思います。選手や応援に来ている方を含め、全国に真剣にビリヤードをプレーしている学生がいることを知れたことは自分にとって非常に嬉しく、やる気に繋がりました。そしてBilliards Daysさんの記事やYouTubeでの配信を通じてこの大会を知った同年代の方も同様に感じることと思います。また、4月から社会人になる出場者の方とお話しすることもあり、この時期に自身の学生ビリヤードを締めくくる場となる大会があるのはとても喜ばしいことで、全国のビリヤードをする学生の目標や動機づけになると思いますので今後も続いてほしいです。

 

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Q5:今後のビリヤードの目標は?

 

天野:自分自身の実力を高めていくことももちろんですが、アマチュアの大会に出場し、良い結果を収められればなと思います。来年の学校対抗も出場しようと考えているので、ぜひ連覇を目指して今後も練習に励んでいきたいです。

 

富樫:クラスをAに上げること、そしてAクラスで試合に勝てるようになること。まだまだ未熟な点ばかりなのでたくさん球を撞いて成長していきます。

 

(了)

 

天野選手、富樫選手、ありがとうございました!

 

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